全面改修工事を検討する際にどのように検討していくか

長年住み慣れた家というのは愛着があり、家族との思い出もたくさんあります。

しかし、築30年を過ぎたころから、だんだん壁や屋根の傷みが激しくなり、
さらに40年、50年と長く経つと、住宅全体の老朽化が心配です。

古い家の場合は、やはり基礎からしっかり建て直した方がいいですが、ときには
「生まれ育った家だから、できれば残す部分もほしい」という方もいます。

場合によっては、現在の基準で新築をすると道路との関係で住宅面積が狭くなる、
というケースがあります。

このようにさまざまな理由により、新築よりも「全面リフォーム」を選ぶ方も
大勢います。

全面リフォームの場合、次の点を考えながら進めるとよいでしょう。

まずは、なんといっても[耐震性]です。
古い家の場合、耐震基準がととのう前に建てられた住宅もあります。

必要な強度を満たすために、柱や壁を増やすケースがほとんどです。

このとき、せっかく柱や壁を作るのだから、[間取り]について検討するチャンスです。

例えば、

「親が高齢になったので、両親の部屋を1階のトイレの近くにする」とか
「広い部屋を区切って個室を増やす」「玄関を広くして使いやすくする」など。

さらに、家全体の床の段差をなくしたり、手すりを取りつけたりと、
バリアフリーにすると将来も安心です。

また、キッチン・リビング・トイレ・風呂場など、家族みんなが使う場所で
「動線が悪くて移動しにくい」とか「狭い」とか、気になっていた所も見直しましょう。

しかし、逆に[動かしたくない場所]もあると思います。

「昔から家族が集まって過ごした居間は、同じところの方が落ちつく」とか、

「子どものころから使った自分の部屋は、そのままにしたい」とか。
それらは、大切な思い出とともに残しましょう。

最近は、エネルギー問題とあわせて、夏涼しく冬暖かく過ごす家づくりも大切です。

壁の[断熱性]を高め、窓の[機密性]を見直しましょう。

もしも、[太陽光発電]をとりいれるなら、
この機会に行えば屋根の修繕とあわせて一回ですみます。

そして、全面リフォームするほとんどの人が、
キッチンや風呂場などの[最新設備]をとりいれます。

毎日使う水回りは、新しい設備にすることで、
使いやすくお手入れもしやすくなります。

リフォームは、基本的に「使えるもの、残したいもの」を再利用し、
「傷んだ場所、汚れたもの」を安全できれいなものにとりかえます。

まるで、年を重ねた自分の体をいたわるように、
その家の歴史伝統を大切にして、長く安全に暮らせるようにします。

健康診断をして、病気があれば早期治療をして、長生きを心がけるように、
家も点検をして、老朽化した箇所があれば直して、
これから先、子どもや孫が安心して暮らせるようにしましょう。

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