外壁タイルは本当にメンテナンスフリー?

 

「外壁タイルって本当にメンテナンスフリーなの?」

「新築の時より汚れが目立ってきたなぁ…」

「タイルにヒビが入っている!!」と思われている方々、

新築時に『メンテナンスフリーですよ』といわれたものの、本当にメンテナンスが必要ないのか心配という方も多いのではないでしょうか。

 

まずはじめに、みなさんにお伝えします

外壁がタイルであっても10~15年に一度はメンテナンスをしましょう

 

それではなぜ外壁タイルがメンテナンスフリーといわれているのか?

このブログ記事では、タイルの特徴、そしてメンテナンス方法までご紹介いたします.

 

 

 

― 外壁タイルの特徴 ―                                              

 

外壁タイルメンテナンス

まず、タイルとはどんな素材なのか?ということからご紹介いたします。

 

私たちの身の回りには、紫外線で劣化する有機質紫外線での劣化がほぼない無機質があります。

タイルはこの無機質に分類されます。

例えば、石や砂、ガラスなどの自然界に存在するものです。

タイルの原材料は土や石、砂といった自然素材になります。屋根瓦の陶器瓦や粘土瓦も同じですね。

 

それを高温で焼き固めて作られるタイルやガラス、陶器・粘土瓦なら、太陽の強い日差しや雨風の影響を受けても変色や劣化が起こりにくい素材なのです。

 

また、みなさんのお住いでよく使用されている窯業・金属サイディングやモルタルといった外壁の素材は、

長期間にわたり紫外線を浴びることや熱をもつこと、吸水・乾燥を繰り返すことで伸び縮みが発生することなどにより、劣化につながっていきます。

そのため外壁材に水を吸わせないよう定期的に外壁塗装を行い塗膜によって防水性を維持させなくてはならないのです。

 

一方でタイル自体はほぼ水を吸いこむことはないため、タイルが吸水することによる雨漏りのリスクがないこと、そして冬場、外壁材が吸い込んだ水分によって凍害を引き起こすといったことも考えられないのです。

 

ほかの外壁素材と比較すると、タイルは素材自体が強くこうした耐久性から一部では、

外壁タイルはメンテナンスフリーと言われているのです。

 

 

 

 

 

 

それではなぜメンテナンスが必要なのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

― 外壁タイルのメンテナンスが必要な理由 ―

 

素材自体は頑丈な外壁タイルになぜメンテナンスが必要になるのでしょうか?

それはずばり、タイル部分以外のところが劣化をし始めるのです。

以下の三つにまとめました。

 

 

1. モルタルの目地や下地が劣化するため

2. 目地のコーキングが劣化するため

3. タイルの浮きや剥がれ、ひび割れ

 

 

それぞれ解説していきましょう

1.モルタルの目地や下地が劣化するため

 

下記写真では目地のモルタル(灰色部分)にヒビ割れが発生しています。

モルタルは硬化することで伸縮への追従性がなくなり目地に隙間ができたり、ひびや割れを発生させやすいという点があります。
長年の間放置をされ続けると、タイルの浮きや剥がれへとつながったり、建物自体を脅かす雨漏りへと直結していきます。

 

 

次に、

2. 目地のコーキングが劣化するため

 

 

 

タイル壁には、タイル同士の隙間部分や窓のサッシ廻りにコーキングが施工されています。
このコーキングは、雨などをお住いの中に侵入させない防水の役目や地震などの揺れを吸収する役目を果たしているのです。

 

そのためコーキングは、外壁の動きに追従するよう弾力を持たせています。

この弾性を保持するための可塑剤(かそざい)が、年数が経つとなくなってしまい、硬くなることによってひび割れや剥がれといった症状が発生してしまいます。

 

劣化の速度は、紫外線や雨風・温度差等により短いと3年~7年程度で傷みだし、劣化が進行してしまいます。

 

このコーリング材が割れたりなくなることによって、揺れによる衝撃をうまく吸収できず、外壁タイル自体が割れたり、あるいは外壁内部に雨水が浸入を許してしまう状態になります。

この状態を防ぐために、必ず10年程度でお住まい全体のコーキングの打ち替えや増し打ちが必要になるのです。

 

 

3. タイルの浮きや剥がれ、ひび割れ

 

耐候性や耐傷性が高いタイルですが、やはり自然環境の影響は受けてしまいます。

特に昼と夜の寒暖差や、雨風が大きな原因ですが、熱による膨張、雨水を吸水した目地などが乾燥し膨張・収縮を繰り返します。そうすると、次第に躯体とタイルの密着力が低下し続け、タイル自体の浮きや剥がれが発生します。

また、外部からの強い衝撃によってタイルにひびが入ってしまったり、欠けや割れが起こってしまうこともあります。
損傷がひどいとひびや割れた部分から水分が浸入することで、タイルの剥がれにもつながってしまいます。

ひび割れに気づいた時点で早急に専門業者に補修を依頼しましょう。

 

 

 

―メンテナンス方法―

上記で、タイル壁のメンテナンスが必要な理由を述べてきました。

耐久性が高いタイル壁でも劣化はしてしまうものです。

では劣化が進行した時、実際にどのような補修をしていくのでしょうか。

下記にまとめました。

 

 

・高圧洗浄(ひび割れや浮きがない場合)

もっとも簡単な洗浄方法としては高圧洗浄です。

洗浄で排気ガスの汚れやサビ汚れ、雨だれの汚れなどを落とすことができます。

またカビやコケも表面に出ている部分をクリーニングすることができます。

 

・目地・窓枠廻りのコーキングの打ち換え・増し打ち

ひび割れやはがれてなくなってしまった目地部分に新しいコーキングを打ち直しを行います。

既存のコーキングはすべて剥ぎ取り、窓廻りには増し打ち工法をいたします。

 

・モルタル目地や下地の補修

軽いひび割れであれば、エポキシ樹脂でひびを塞ぎ、モルタルを増し打ちすることで対処できます。

タイルが浮いているような場合はピンニング工法*にて、タイル自体の剥がれに繋がらないよう補修を行う必要があります。

 

・タイル交換

タイル自体が欠けてしまった、割れてしまった、剥がれ落ちてしまったという場合は被害箇所部分に新しいタイルを張りつけます。

ただし必ずしも新築時と同じタイルが手に入るとは限りません。そういった場合は近似のタイルを使用します。

 

・保護塗装

近年タイル壁用のクリア塗料材がメーカーから販売されており、上記のような補修を行ったのち、保護塗装をされる方もいらっしゃいます。

艶出しといった美観向上を目的としたものです。

 

*ピンニング工法…外壁の仕上げモルタルに浮きが生じた部分の滑落を防止する工法です。エポキシ樹脂系注入材とステンレスピンを併用して、躯体と仕上げモルタルの接着を行います。

 

 

 

 

 

―まとめ―

 

外壁素材の窯業・金属サイディングやモルタル壁と違い定期的な塗装工事自体が必要のない外壁タイルですが、

決してメンテナンスフリーではないということがご理解いただけたでしょうか。

 

「タイル壁=メンテナンスフリー」という異なった知識や先入観が、

皆様の大切なお住まいの劣化の発見を遅らせ、タイルの剥がれや雨漏りなどの深刻な事態を引き起こしてしまった事例を私たちはたくさん見てきました。

 

10年~15年に一度定期的なメンテナンスを行うことで、あなたのお住いの寿命を延ばすことができるでしょう。

 

 

 

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