2018/11

さまざまなタイプの洗面台をご紹介いたします。

歯磨きをしたり身だしなみを整えるために
洗面台を使用する方も多いいのではないでしょうか。

ひとくちに「洗面台」と言っても、どんどん進化していて
便利なものがいろいろあります。

節水に役立つ「自動水栓式の洗面台」

石けんで手を洗うときなど、つい水が出しっぱなしになっていませんか。
こんなとき、手を近づけると水が出て、手を離せば自動で水が止まる
「タッチレス水栓」が便利です。
使うときだけ水が出るので、ムダな流水を抑えることができて
水が不足しがちな地域ではとても有効です。

 

キレイが保てる「お掃除簡単な洗面台」

子どもが何人もいると、入れ代わり立ち代わり洗面台を使い、
あちこち汚れが飛んだり
掃除をしてもなかなか汚れが落ちなかったりしますよね。
新素材の撥水性(はっすいせい)に優れた洗面台を使えば、
汚れの原因である水垢がとれやすくなります。
また、洗面ボウルとカウンターの隙間をなくしたタイプにすれば
サッと簡単にふき掃除ができて、お手入れが楽になります。

 

狭い場所でも大丈夫「スリムタイプの洗面台」

間取りの都合などで、どうしても洗面所に使える面積が限られてしまう場合は
スリムタイプの洗面台を選ぶといいでしょう。
洗面所では、手や顔を洗ったり、うがいをしたり、小物の洗濯をしたり
私たちはけっこう複雑な動きをしています。
スリムタイプの洗面台を選べば、空間が広く使えるようになりますよ。

のびのび使える「ワイドタイプの洗面台」

洗面所が広くとれるようなら、せっかくですから
ワイドタイプの洗面台でゆとりある生活をしませんか。
ホテルなどでカウンターの広い洗面台を利用したことがあると思いますが、
とてもリッチな気持ちで毎日を過ごすことができます。
ゆっくり座ってメイクをしたり、親子で並んで歯磨きをしたり。
入浴後もお肌やお顔のお手入れなど、あれこれ並べてホームエステがゆったりできます。

使えばわかる「多機能な洗面台」

サイドミラーを引き出せたり、引き出しがたくさんあったり、
あちこちから電源がとれたり、とにかく多機能な洗面台は
一度使ったら気に入ることまちがいなし!
ゴチャゴチャしがちな小物も、細かくしまえるから
便利に使って、片付けも楽チンです。

いかがですか。「わが家なら、このタイプの洗面台がいいな」と
イメージのわくものはありましたか?
洗面所は毎日使う場所ですから、それぞれの住宅事情とライフスタイルに
ピッタリ合うものが探せることを願っています。

子供部屋の使い方にはどのような方法があるのでしょうか。

 

みなさんの家に、子供部屋はありますか。
ひと口に「子供」といっても、年齢や人数、性別(男の子か女の子か)によってどんな
子供部屋が必要か、かなりちがってきます。

しかし、どんな子供部屋にとっても、大切なことは”広さ”ではなく”暮らし方”です。

暮らし方とは、家族がどんな生活をするか……ということです。
昔のように「家族の数が多くて、子供が落ちついて勉強をする場所がない」という
場合は、小さな部屋でもいいから居間や食堂から離れた静かな部屋を、子供部屋
にしたいですね。

しかし、核家族で「親(とくに父親)と子供がゆっくり話しをする時間が少ない」という
場合は、部屋の大きさを重視するよりも子供のプライバシーを守りつつ、親子の
コミュニケーションがとりやすい部屋づくり(間取り)を考えたいです。

玄関から子供部屋へ直接行ける(家族の誰とも会わずに、外と部屋を行き来できる)
間取りの場合は、子供が家族から孤立しやすくなってしまいます。

リビングやキッチンを通って子供部屋へ行くような間取り、あるいは
リビングの一部を子供部屋にしているような開放的なデザインなら理想的ですが、
一般的には、廊下に並んだ部屋の一つを子供部屋にするという家が多いでしょう。

そんなときは、せめてリビングやキッチンに近い場所を子供部屋にして一声かけて
から部屋に入るなど、お互いの気配が感じられるようにしましょう。
(ドアの開け閉めの音がわかる、など)

また、子供部屋のドアに磨りガラスを付けたり、廊下側の壁に室内窓を作る方法
もあります。

ただ、リビングのテレビの音や家族の騒ぐ声などが、子供部屋に響く場合は
勉強に集中できるよう遮音性の高い壁にしてあげましょう。

また、兄弟姉妹が子供部屋を分けて使うなど、一人一人のスペースが狭い場合は
室内の色数を減らすことをおすすめします。カーテン・布団・タンス・本棚などを
同じ色(似たカラートーン)にすると圧迫感が減らせます。

そして、夜ぐっすり眠れて、朝しっかり起きて、部屋の空気の入れ替えができる
適切な窓と遮光できるもの(レースのカーテンやブラインドなど)を整えて、
規則正しい生活が送れるような部屋づくりをしてあげましょう。

また、子供は成長にあわせて、部屋の役割がどんどん変わります。
子供が幼くて学校に上がる前なら、遊ぶこと(おもちゃを広げたりしまったりする)と、
生活を身につけること(寝起きや着替えなど)が主な部屋での過ごし方になります。

このころは、床や壁を汚しても掃除が簡単にすんで、
おもちゃによるキズがつきにくい材質を選ぶとよいでしょう。
もちろん、子供が部屋で転んでケガをしないような心配りも大切です。

小学生になると、遊ぶことからだんだん勉強することが中心になっていきます。
机はもちろんですが、カバンを置いたり服を掛けたりする場所も必要になります。
いずれも、子供が使いやすいように、高さが変えられたり、組み合わせを
変えられたりすると便利ですね。

このころまでは、兄弟姉妹が同じ部屋で、一つの空間を使ってもいいです。
ケンカしたり仲直りしたりと、一緒に育つことが良い経験にもなるでしょう。

中学生の思春期になると、子供はプライバシーを保ち、
自分だけの時間を作るために個室で過ごしたいと思うようになります。

もちろん、男の子と女の子の場合は、部屋を2つに分けるなど、
別々の空間が必要になります。しかしここで、必ずしも
「広い部屋を壁で小さく分断しなくてはいけない」わけではありません。

将来(子供たちが巣立った後)のことを考えて、後から取り外せたり
片側に寄せてしまえる、可動間仕切り(パーティション)を使う方法もあります。

兄弟や姉妹のように同性の場合は、本棚やクローゼットなどを真ん中に寄せて
空間を2つに分ける方法もあります。これなら、兄や姉が先に巣立った場合、
残った子供が自由に広く部屋を使うことができます。

さらにすべての子供たちが自立した後、空いた部屋を親が使うことがあります。
老後を過ごす親が、夫と妻それぞれの時間を過ごすために
寝室と元子供部屋を使って、一人ずつで過ごすケースもあります。
(実際、老後は別々の部屋に寝ている夫婦が増えています)

このように、子供部屋は家の中でも使い方の変化が激しい場所です。
しっかり固定した部屋づくりをしてしまうより、
子供の成長や個性にあわせて、フレキシブルに変化できるよう
余裕のある作りを考えてみましょう。

全面改修工事を検討する際にどのように検討していくか

長年住み慣れた家というのは愛着があり、家族との思い出もたくさんあります。

しかし、築30年を過ぎたころから、だんだん壁や屋根の傷みが激しくなり、
さらに40年、50年と長く経つと、住宅全体の老朽化が心配です。

古い家の場合は、やはり基礎からしっかり建て直した方がいいですが、ときには
「生まれ育った家だから、できれば残す部分もほしい」という方もいます。

場合によっては、現在の基準で新築をすると道路との関係で住宅面積が狭くなる、
というケースがあります。

このようにさまざまな理由により、新築よりも「全面リフォーム」を選ぶ方も
大勢います。

全面リフォームの場合、次の点を考えながら進めるとよいでしょう。

まずは、なんといっても[耐震性]です。
古い家の場合、耐震基準がととのう前に建てられた住宅もあります。

必要な強度を満たすために、柱や壁を増やすケースがほとんどです。

このとき、せっかく柱や壁を作るのだから、[間取り]について検討するチャンスです。

例えば、

「親が高齢になったので、両親の部屋を1階のトイレの近くにする」とか
「広い部屋を区切って個室を増やす」「玄関を広くして使いやすくする」など。

さらに、家全体の床の段差をなくしたり、手すりを取りつけたりと、
バリアフリーにすると将来も安心です。

また、キッチン・リビング・トイレ・風呂場など、家族みんなが使う場所で
「動線が悪くて移動しにくい」とか「狭い」とか、気になっていた所も見直しましょう。

しかし、逆に[動かしたくない場所]もあると思います。

「昔から家族が集まって過ごした居間は、同じところの方が落ちつく」とか、

「子どものころから使った自分の部屋は、そのままにしたい」とか。
それらは、大切な思い出とともに残しましょう。

最近は、エネルギー問題とあわせて、夏涼しく冬暖かく過ごす家づくりも大切です。

壁の[断熱性]を高め、窓の[機密性]を見直しましょう。

もしも、[太陽光発電]をとりいれるなら、
この機会に行えば屋根の修繕とあわせて一回ですみます。

そして、全面リフォームするほとんどの人が、
キッチンや風呂場などの[最新設備]をとりいれます。

毎日使う水回りは、新しい設備にすることで、
使いやすくお手入れもしやすくなります。

リフォームは、基本的に「使えるもの、残したいもの」を再利用し、
「傷んだ場所、汚れたもの」を安全できれいなものにとりかえます。

まるで、年を重ねた自分の体をいたわるように、
その家の歴史伝統を大切にして、長く安全に暮らせるようにします。

健康診断をして、病気があれば早期治療をして、長生きを心がけるように、
家も点検をして、老朽化した箇所があれば直して、
これから先、子どもや孫が安心して暮らせるようにしましょう。

屋根の形はどんな種類があるの?代表的な形状をピックアップしご紹介します

前回は屋根の素材についてご紹介しましたが、

今回は屋根の形状について紹介します。

屋根のリフォームで形状まで変えることは少ないと思いますが、
使いたい素材によっては、不向きな形状もあります。
例えば、瓦を使う場合は、つなぎ目の少ない形状が望ましいです。

では、具体的に代表的な屋根の形状を紹介していきます。

切妻(きりづま)

切妻屋根
本を開いて伏せたような形で、屋根の形は四角形が2つ。
単純な形状で、雨じまいがしやすく、合理的でコスト面も有利。
和風・洋風どちらにもなり、多くの住宅で採用されている。

半切妻

半切妻
切妻の上部を少しカットして、傾斜を持たせた形。
道路斜線や日影規制など、法的な制約によって使われることが多い。

越屋根(こしやね)

越屋根
切妻の中央の一部を、持ち上げたような形。
立ち上がり部分を利用して、換気をしたり、採光をとったりできる。
昔は、囲炉裏の煙を逃すために使われ、和風のイメージがある。
最近は、夏の熱気を逃して冷房の効率を良くする使われ方もある。

寄棟(よせむね)

屋根の形状 寄棟
てっぺんにある陸棟(ろくむね)の両端から、四方に下がる形。
屋根の形は、三角形が2つと、台形が2つ。
とても頑丈なのが特徴で、台風などの風圧に対してもっとも強いといわれる。
和風・洋風どちらにもなり、多くの住宅で採用されている。

方形(ほうぎょう)

屋根の形状
寄棟の一種。正方形の住宅で寄棟を採用すると、この形になる。
1つの頂点から四方に向かって、同じ角度で傾斜し、ピラミッド型になる。
屋根の形は、三角形が4つ。社寺建築に用いられることが多い。

入母屋(いりもや)

屋根の形状入母屋
上部が切妻で、下部が寄棟になっている形。
威風堂々としたおもむきで、純和風の住宅に仕上がる。

ほかにも、大きな一面の四角い屋根に傾斜をつけた「片流れ(かたながれ)」とか、
傾斜のない平らな「陸屋根(りくやね、ろくやね)」などがある。

住宅の寿命を長くするのは、雨水がたまりにくい形状です。
切妻のような単純な形なら、
屋根材のつなぎ目が少なく、破損の原因も少ないでしょう。

最近は、屋根に太陽光発電システムを設置する住宅が増えています。
屋根の形状とその向きによって、とても効率の良いケースや
逆に、特殊な土台が必要になるケースがあります。
いずれも、システムの説明を受けるときに、
自宅の屋根の形にあわせて相談するとよいでしょう。

 

2世帯住宅の同居スタイルは様々です。

 

「暮らし方」の一つに、親世帯と子供世帯がともに暮らすこと(同居)もあります。

「同居」と言ってすぐに思い浮かぶのは、子供の結婚でしょう。
しかし最近は、高齢の親といっしょに暮らすために、
同居住宅にリフォームするケースも増えています。

また、夫の親といっしょに暮らす場合と、妻の親といっしょに暮らす場合があります。

いずれにしても、さまざまな「同居スタイル」があるので、
メリットやデメリットなど特徴をみていきましょう。

【完全同居型】

いわゆる、昔ながらの同居スタイルで、各自の部屋以外をすべて共有する住宅です。

すでに建っている住宅を少しリフォームするだけで
二世帯住宅になるので、安くすみます。

工事は、新たに暮らす家族
(お嫁さん、お婿さん、あるいは、妻の親、夫の親)の部屋を
増築するのが一般的です。

また、親が新たに加わる場合は、
共有部分(キッチン・風呂場・トイレ・洗面所・玄関・廊下など)
の仕様を、高齢者が使いやすいよう(バリアフリー)に
考えて改築すると理想的です。

完全同居型のメリット

メリットは、広い土地でなくても二世帯住宅になり、
一世帯の生活費負担が減ることです。

お互いに家事や子育てを協力分担でき、
家族の様子(孫の成長や親の健康状態)がわかり、
みんなで”家族らしい”暮らしができるでしょう。

完全同居型のデメリット

デメリットは、共有部分を使う家族が増えることで、
散らかったり収納量が増えること。

これは、やはり必要に応じた収納スペースを
確保(作る)ことが必要です。

食器棚、下駄箱、洗面所の小物やタオル置き場など、
各所に収納場所を増やせば、
家族みんなが気持ちよく使えて、
きれにしまえるようになります。

完全同居型の成功のポイント

そして、完全同居を成功させるポイントは、
なんといっても生活観や価値観による
精神的なストレスをかかえないことです。

加わった世代(子供・親)が遠慮せずに暮らせるよう、
寝室の増築だけでなく専用のミニリビング
(テレビを見たり、くつろいだりする場所)を作るとよいでしょう。

気兼ねせずに、趣味の道具を広げたり、お茶をしたり、
友人を招いたりと、自由に使えて
一人(あるいは世帯夫婦だけ)になれる、
大切な時間を過ごすための空間です。

【完全分離型】

玄関から家の中まで、すべて分けた住宅です。
共有スペースをまったく作らず、隣接する”お隣さん同士”のような暮らしで、
生活リズムのちがう世帯同士でも、快適に暮らせるでしょう。

今ある住宅を完全分離型にする場合、1階と2階に分けて住むプラン(上下分離)と、
外国の「テラスハウス」や日本の「長屋」のように、境界壁を共有する
2軒の家を並べるプラン(左右分離)があります。

上下分離の場合は、2階の音が響いたり、1階の生活臭が2階へ流れることもあるので、防音対策や防臭対策をしっかり行いましょう。

左右分離の場合、充分な床面積がなければ、
3階建てや4階建てを検討する必要があります。

工事費用も生活費もそれなりに必要ですが、
お互いすぐ近くにいて安心しながら、
それぞれの世帯のプライバシーを充分保てるので、
精神的ストレスがなく暮らせます。

【部分同居型あるいは混合型】

基本的には、二世帯がいっしょに暮らすスタイルですが、
部分的に別々のスペースを使う住宅です。

例えば、食事のタイミングやメニューがちがうので、
台所と食堂だけ別とか、プライバシーを保つために、

風呂場・脱衣所・洗濯場(洗濯機)を別にする、など。
家族の構成や生活の仕方によって、何を分けるか相談して決めていきます。

メリットは、広い敷地がなくても建てる(増改築する)ことができ、
リフォーム費用をおさえられることです。

それでいて、それぞれの世帯のライフスタイルをキープすることができるので、
同居による精神的ストレスがあまり増えずに暮らせるでしょう。

部分同居型あるいは混合型のデメリット

ただ、このとき気をつけたい(デメリットとも言える)のが、

新しく加わる立場の人(とくに、家事に携わる女性であるお嫁さんやお姑さん)が
リフォーム打ち合わせのときに遠慮して、希望が言えずに後悔することです。

例えば、

「郵便物や宅配物を見られたくないのでポストやインターホンを分けたい」とか、

「洗濯機は共有でかまわないけれど、洗濯物を干す場所は別々にしたい」とか。

ささいなことでも、毎日のことですから、
気になると同居に不快感が生まれてしまいます。

打ち合わせのとき「細かいことを言って角が立つといけないから」と
遠慮してしまうなら、業者の担当者と個別に相談して
提案してもらう形で希望を叶えるのも一つの方法です。

同居は、ことなる世帯(世代)が協力して、経済的や精神的により充実した生活を
送ることが魅力です。

家族それぞれが、助け合ったり、融通し合ったりして、“心の絆”を大切に、
支え合う素晴らしさを感じる暮らしをしてください。

そのお手伝いができれば、私たちも幸せです。

リフォームは「まとめ工事」で行ったほうがメリットが多いいです!

 

リフォーム工事の中でも、いくつかの工事をまとめて行った方が、
有利なことがあります。その理由は、次の3点です。

まとめて行ったほうがいい理由3点

1.費用を落とすことができる

1つ目は、バラバラに何回も工事をするよりも、費用が安くすむことです。
例えば水回りについて、今年はトイレと洗面所、しばらくしてから風呂場、
その後でキッチン……というように何年かにわけてリフォームすると、請負会社は
その都度、打ち合わせ・材料の調達・人手の確保・事務作業などが必要になります。
しかし、一度に工事すれば、効率よく仕事ができるためコストカットしやすくなります。
ひいては、施工費用を安くご提供できるので、
お客様にとって大きなメリットがあります。

2.打合せの期間を短縮

2つ目は、工事の打ち合わせから完成までの期間を、短くできることです。
先ほどお話しした費用と同じく、打ち合わせの回数や、工事の準備・片付けなどが
効率よくできるため、バラバラにやるよりもトータルで時間が短縮できます。
お客様にとっては、工事期間中の騒音や職人への気遣いなど、
心身の負担が軽くすみます。

とくに、シニアの方にとっては、工事期間中のストレスがあんがい大きいようです。
ですから、何度かにわけてリフォーム工事をするよりもいっぺんにすませてしまった方が、その後ずっと安心して快適に、工事の気兼ねなく暮らし続けられます。

 

3.躯体への負担を軽減

3つ目は、住宅にとっての負担を減らせることです。
リフォームは、住まいを修繕・改良して不備を直し、
そこに住む人たちが長く安全に、快適に暮らせるために行うことですが、
何度も何度も工事をすると、どうしてもツギハギのような箇所ができてしまいます。
ですから、床や壁をはいだりするのは、一度ですませた方がいいでしょう。

 

まとめ工事のおススメセット

具体的には、次の場所について、まとめ工事をおすすめします。
○トイレ・洗面所・風呂場・キッチン
○間取り変更・耐震・断熱
○内装・床・階段・バリアフリー
○外壁・屋根
これらの場所は、工事の関連性がとくに大きいので、
まとめてリフォームすると効率よく行えて、
バラバラにやったときよりも、かなりコストも期間も抑えることができます。

もしも、いまリフォームをしたいと気になっている場所があるのなら、
関連箇所は大丈夫かチェックしましょう。
もちろん、無理やり工事する必要はありませんが、
「壊れてからでいいや」とほうっておいて、行き当たりばったりで工事するよりも、
「今のままで大丈夫か」と確認するだけでも、よい機会になると思います。

あなたの体も家も、すっかり悪く(ケガや病気・破損や故障)なってしまう前に、
今後どう過ごすか(趣味活動や体調管理・修理や改築)について
余裕があるうちに考えておきましょう。

仕事や子育てなどで忙しかった時期を終えて、第二の人生を快適に暮らすために、
あなたの体も家も大切にしてください。

家族みんなが使いやすいトイレをリフォームする方法

今回はリフォームのなかでも注文の多い、トイレについてお話しします。

トイレやキッチンなどの水回りは、年月が経つと汚れが目立ち、
機能も古くなってしまい、使い勝手が悪くなりますね。
トイレもここ10年ほどで、汚れが付きにくいものや節水タイプ、オート便座など
さまざまな種類が作られています。
それぞれの家庭にあったトイレを設置して、気持ちよく使いたいですね。

トイレの使い勝手は、便器の機能以外にもさまざまなポイントがあります。
例えば高齢者がいれば、トイレ室内に入りやすく、移動しやすいことが大切です。
とくに男性の場合は、大と小では体の向きを変える必要があります。
便器のサイズばかりに気を取られず、トイレ室内のスペースについても
必要に応じて拡張する検討をしましょう。

また、トイレ室内のスペースと便器のサイズのバランスが悪いと
掃除をするのも大変になります。
奥の床や壁に手を伸ばしにくく、しっかり汚れを落とせない
(ふきとれない)おそれもあります。
逆に、トイレ室内が広すぎてトイレットペーパーの収納場所が遠い場合は、
交換したいとき便座に座ったままでは手が届かない、なんてことも。

さらに、足元の段差(敷居)もない方が安全です。
足元が危うい高齢者はもちろん、子どもや若者でも
夜や朝など体がしっかり起きていないときや酔ったときなどに
段差でバランスを崩したり、つまずいて転ぶ原因になります。

トイレの安全を考えると、手すりも用意できると安心です。
ただ、広くないトイレの場合は、手すりがかえって邪魔になってしまうので
上げ下げして折りたためたるタイプ(跳ね上げ式)などを利用するとよいです。

そして、案外見落としがちなのが、トイレのドア前のスペースです。
ここが狭いと、若いうちは体の位置を変えながら出入りできても、
年を重ねて体の機能が衰えたとき出入りが難しくなります。
理想的なのは、車いすでも利用できる広さを確保することです。

ほかにも、最近は温水洗浄便座用の電源はもちろん
トイレ内の暖房用などにも電源が必要です。
複数個のコンセントを用意しましょう。

今回は、家族が使いやすいトイレリフォームのポイントを紹介しましたが
次回は、来客が気持ちよく使えるトイレについて考えてみます。

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