高齢者が無理なく済むことのできる家作り

最近よくあるお問い合わせは「段差をなくしてほしい」「手すりを付けたい」
などが増えつつあり、年を取ってからも過ごしやすい家づくりが見直されています。

本日はそんな、お年寄りが「安心して暮らせる家づくり」についてお話しします。

年を重ねるとどうしても、体に少し不自由な部分がでてきたり、
病でベッドにいる時間の多い方も増えてきます。

また、事故や障がいなどによって身体的に、今までの住宅では使い勝手が悪いこともあります。
こんなときは、バリアフリー(障壁のない)の家にリフォームすることで、
安全に暮らしやすい生活をおくることができます。

具体的には、その人の不自由な部分(足・腰・腕・握力など)にあわせて
負担を減らす住宅に修繕していきますが、
今回は、介護保険や自治体による「補助金」が出るリフォームについて紹介します。

補助金が支給されるリフォーム工事


40歳以上人が加入している「介護保険」では、
高齢者の症状にあわせて介護認定が行われ、
その認定結果によって必要な住宅修繕に補助金が出ます。
(詳しくは、ケアマネージャー[介護支援専門員]と確認しながら進めてください)

介護保険が適用になるリフォームには、次の5つのケースなので
「わが家には何が必要か」考えながら読んでください。

適用される5とは

1,手すりの取り付け……玄関・廊下・階段・トイレ・浴室・洗面所などに手すりを
付けます。玄関や勝手口(外への出入り口)から道路までなど、屋外の手す
りにも適用されます。

 足や腰に不安のある人は、転倒防止のために手すりがあると安心です。
 よく使う箇所に、順番に取り付けていくこともできるので、最初に工事をする人
が多いです。

 ふとした拍子に室内で転び、そのケガをきっかけに寝たきりになってしまうケー
スもあります。

 「転ばぬ先の杖」ではありませんが、元気なうちに手すりを設置して、
 室内や家の周りを安全に移動できるようしましょう。

2,床段差の解消……引き戸レールや敷居の段差をなくします。
  玄関や浴室、出入り口などの段差をスロープに変えたり、踏み台を作ったりし
    ます。

  年を重ねると誰でも、敷居のような何げない段差でつまずいたり、
  それまで足が上がっていた部分(湯船のふちや玄関の上がりかまち)に足がひ
っかかって
思わぬケガをすることがあります。
  「自分はまだ大丈夫」と思わずに、元気なうちに危険箇所をなくす方が賢明で
しょう。

3,滑りの防止及び移動の円滑化のための床材の変更……歩くときに滑らない
ように
床の素材を変えたり、車いすが室内でも使いやすいように整備します。

    廊下や風呂場などの床で滑って転ばないように滑り止めをほどこしたり、
    車いすで室内を移動しやすいように畳をフローリングに変えたりします。
    車いすを押す人も楽になります。

4,引き戸等への扉の取替え……ドアの開け閉めを操作しやすいように変えます。

    指先のこまかな動作がしにくい人や、握力が弱くなった人には
     ドアノブをレバー式に交換すると操作が楽になります。
    また、ドア自体を開けやすい、引き戸や折れ戸、アコーディオンカーテンなどに
    変えるのもいいでしょう。介護をする人も、ドア操作が楽になります。

5,洋式便器等への便器の取替え……和式便器よりも足腰への負担が少ない洋式
変えます。将来的に介護の可能性が出てきたとき、介護する人もされる人も
洋式の方が楽です。

※その他、この1~5の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修も認められます。

「まだ元気だし、どこも悪くないから工事はいらない」と思わず、
ある程度の年齢になったら元気なうちに、体の補助をしてくれる環境を整えましょう。
例えば、思いがけずちょっとバランスを崩したときなど
滑り止めの床で取っ手をつかんでいれば、ケガをすることなくそのまま元気に過ごせます。
安全なマイホームで、いつまでもお元気お過ごしください。

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