「壁紙・クロス」の機能について  リフォーム宮崎

こんにちは、成竹正光です。

まだ寒い日がありますが、2月になってから少しずつ日が長くなりましたね。
ロシアでは、この時季のことを「光の春」と言うそうです。
吹く風は冷たくても、太陽の陽射しに春の明るさを感じるのでしょう。

さて、日本では春になると、多くの人に生活の変化が訪れます。
子どもは入学や進学をしたり、大人は就職や昇進をしたり、
あるいは転職や転勤をする人もいるかもしれません。
そうでなくても、3月や4月を区切りに、生活をリフレッシュしたくなります。

そこで、あなたの家にも新鮮な装いを施してみませんか。
住宅リフォームの中で、あまり難しくなくて、大きくイメージチェンジできるのが
「壁紙やクロスの張り替え」です。

壁紙やクロスは部屋の中でも大きな面積を占める場所なので、ここをきれいにすると
汚れが一掃されて、家全体が明るくなったように感じます。

また、今どきの壁紙やクロスには、ただきれいに見せるだけでなく、
さまざまな機能をもった製品があります。
自分のライフスタイルにあった機能を備えたものを選べば、
生活そのものが向上します。例えば、次のような機能があります。

1,消臭機能
タバコを吸う家族がいたり、部屋の中でペットを飼っていたりすると、
自分では気づかなくても、住宅に独特の臭いが染みついています。
そんな家庭では、消臭機能のある壁紙・クロスを選ぶと良いでしょう。
また、タバコもペットも無縁の家でも、トイレやキッチンなど
臭いの強い場所では、消臭タイプの使用をおすすめします。

商品としては、「消臭剤」を配合したものと、
「酵素や触媒」を利用して臭いを分解するものがあります。
消臭剤配合タイプは、臭いを消す力は高いですが、有効期間が短めです。
酵素・触媒タイプは、消臭効果がやや低めですが、効果が長持ちします。

2,抗菌機能
トイレには、抗菌機能のある壁紙・クロスが最適です。
表面に特殊フィルムが施されていて、付いた細菌の増殖を制御してくれます。
抗菌性の高さについては、壁紙工業会など信頼のおけるものを選べば安心です。

3,防カビ機能
風呂場など湿度の多い場所では、防カビ機能の製品がおすすめです。
寝室など水を使わない場所でも、結露を起こす部屋では
気づかぬうちに、窓際の壁やクローゼットなどに、カビが発生することがあります。

カビは、見た目がきたないだけでなく、何よりも健康によくありません。
カビから舞い上がった胞子が、部屋の中をただよううちに
口や鼻から体内に取りこまれ、アレルギー症状を起こす原因になります。
カビが発生しにくい壁紙・クロスを使えば、その危険性を低く抑えられます。

4,シックハウス症候群対策
シックハウス症候群とは、新築やリフォームをしたときに建材から発生する
化学物質による室内空気汚染と、それによる健康被害のことです。
昔よりも住宅工事の期間が短いため、建材から揮発する化学物質が残ったままだったり、
建物自体の機密性が増したため、化学物質が外へ出ることなく室内にたまったりします。

一時期、シックハウス症候群を発症する人が増えて、社会的な問題にもなりました。
壁紙の場合は、素材や接着剤からホルムアルデヒドという化学物質が放散されて、
めまい・頭痛・湿疹・のどや目の痛み・呼吸器疾患などを起こすケースがあります。

現在は安全の基準が定まっていますが、お年寄りや子どものいる家庭では、
しっかり対策した壁紙・工法を選び、わずかでもリスクを減らしましょう。

今回は、機能面からどんな壁紙やクロスがあるか紹介しましたが
次回は、素材による違いをご紹介する予定です。

それぞれの特性を考えて、みなさんの家庭にふさわしい壁紙やクロスを選んでください。
そして、安全で健康的な家で、見た目も気分も、リフレッシュすることを願っています。

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