屋根と外壁の塗装が完了したので続いては付帯部を塗装していきます。
付帯部とは、外壁や屋根の大きな面を除く「軒天」や「雨樋」など外壁や屋根の細かい部分のことです。
今回のお家では雨樋の作業風景を紹介していきます。
雨樋をハケで塗装
雨樋を濃いブラウン系で塗装しています。
雨樋は接合部といった細かい部分がローラーでは塗れないので、最初はハケで丁寧に塗装していきました。
雨樋とは、屋根の水を地面に誘導するための受け皿やパイプのことです。
雨樋がないと屋根の水はそのまま外壁に流れてしまい、外壁材が劣化したり雨漏りしやすくなったりします。
短期的な問題はなくても、長期的に雨が流れ続けることでメンテナンスが増えて無駄な工事費用がかかるおそれもあるでしょう。
また、雨樋がないと屋根の雨が直接地面に落ちてしまいます。
2階建てなら5メートル以上の高さがある屋根から大量の水が落ち続ければ庭先の土がへこんで歩きにくくもなるでしょう。
雨樋をローラーで塗装
全体をローラー塗装で仕上げていきます。
上塗りまで完了したら光沢がある濃いブラウンカラーの雨樋が完成しました。
雨樋のような複雑な形状の構造物だと半端な職人が塗装した場合に塗りムラが発生します。
エスケーハウスでは、教育を受けた職人が、ローラーに付ける塗料の量などを調整して適切な塗り方で施工しています。
付帯部は見えにくい位置にあるため放置してもいいと考える人もたまにいます。
しかし、放置すると雨樋から雨漏りが起こるケースも多いため、外壁や屋根工事と一緒に塗装することをおすすめします。
エスケーハウスが鹿児島県で行った住宅塗装の事例はただいま施工中で確認できます。
ぜひチェックしてみてください。