外壁まで塗装したら最後は付帯部工事です。
付帯部とは、破風や雨戸といった外装の細部を指します。
今回は付帯部工事のうち軒天と破風の塗装を写真で紹介していきましょう。
アパートの軒天塗装の様子
軒天とは、屋根の裏側やバルコニー床の裏にある天井を指します。
基本的に軒天は白色で塗装します。
これは、軒天は日陰になるため暗い場所であり、明るい色を使わないと見栄えが悪くなるためです。
今回も白色で塗装していきました。
アパートの破風塗装の様子
破風とは、屋根の側面のうち雨樋が取り付けられていない面です。
木製だったり金属製だったりするため下地を調べてから素材に適した塗料を選びます。
破風の色は住宅によって異なりますが、白やグレー、ブラウン系などが人気です。
付帯部には他にも、屋根の雨を地上に誘導する「雨樋」や、窓が風や雨で破損しないようにする「雨戸」、「車庫のシャッター」などがあります。
破風や軒天は劣化が激しい場合は塗装で対処できません。
素材自体を交換してから塗装作業をするため費用はやや高くなるでしょう。
付帯部の塗装の耐用年数は10年程度です。
10年が経過したら付帯部をチェックしてみて劣化がひどい場合はメンテナンスを行いましょう。
メンテナンスをしないで放置すると、破風や軒天が腐食して雨漏りを引き起こす恐れもあります。
付帯部の塗装は全部で1〜3日程度の工程です。
屋根や外壁を塗装する際は付帯部も一緒に工事することで足場費用を節約できるようになるでしょう。
付帯部だけを塗装するのにいちいち足場を設置していたらメンテナンス費用が高額となってしまいます。
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