今回はガルバリウム鋼板屋根の塗装を行いました。
ガルバリウム鋼板とは、金属屋根の一種です。
金属屋根の中では錆びに強く、耐用年数も長いことから住宅の屋根材として人気があります。
ガルバリウム鋼板屋根の塗装は3つの工程で進めていきます。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
各工程の様子をチェックしてみましょう。
ガルバリウム鋼板屋根を下塗り
※白い部分が下塗りした場所です
まずはガルバリウム鋼板を下塗りしていきます。
今回は白い下塗り材を使っているため、塗った部分が見分けやすくなっています。
下塗り作業をしないと屋根に塗装した塗料は短期間で剥がれてしまいます。
塗料の付着性を高めて長持ちさせるためには重要な手順なのです。
ガルバリウム鋼板屋根を中塗り
※濃い色の部分が中塗りした場所です
下塗り作業が終わったら次は中塗りです。
仕上げ塗装1回目とも呼ばれます。
中塗りと上塗りでは同じ仕上げ塗料を使います。
仕上げ塗料は1回しか塗らないと厚みが足りず、耐久性や美観性が本来の品質に届きません。
かといって1度に厚塗りをしようとすればピンホール(穴があく)やひび割れといった施工不良が起こるでしょう。
2回に分けて塗ることで塗装が2層になるためより強固な塗膜となるのです。
ガルバリウム鋼板屋根を上塗り
※上塗り完了後の様子です
中塗りが完了後、完全に乾燥してから上塗りをおこないました。
仕上げ塗装2回目とも呼ばれます。
下塗りから中塗り、上塗りまでの工程は天候が良ければ1週間もかかりません。
夏場なら2〜3日程度で完了することもあるでしょう。
今回の工事によって、屋根の塗装を10年程度はする必要がなくなるでしょう。
以上がガルバリウム鋼板屋根の塗装の様子でした。
次は外壁の塗装を行っていきます。