屋根と外壁の塗装が完了したら「付帯部」の工事があります。
付帯部とは、屋根や外壁の広い面以外の部位をさします。
付帯部の例には以下があります。
- 雨樋
- 雨戸
- 軒天
- 破風
今回は雨戸と雨樋、軒天、さらにはバルコニーの塗装を行っていきました。
雨樋の塗装
※縦に通っている黒いパイプが、上塗りをした雨樋です
雨樋とは、屋根から落ちてくる水を地面に誘導するためのパイプや受け皿のことです。
雨樋が劣化すると破損しやすくなり、雨漏りの原因となるでしょう。
今回は雨樋を黒系の色で塗装しています。
軒天の塗装
※軒天の上塗り後の様子です
軒天とは、屋根の裏側の天井や、2階バルコニー床の裏にある1階部分の天井などのことです。
屋根の裏側の軒天は白で塗装する場合が多いです。
理由は、軒天が暗い色に見えやすいためです。
天井なので太陽光が当たりにくく、地上から見たときに色がくすんでみえてしまいます。
このため、軒天は光沢がある塗料を白色で塗装するケースが多いのです。
雨戸の塗装
※窓の上部についているのが雨戸です
雨戸とは、風や飛来物から守るために窓を守るために設置する防護板です。
木製や金属製などがあります。
バルコニーの塗装
※バルコニーを塗装している様子
この住宅ではバルコニーの床塗装もおこないました。
バルコニーの床は防水塗装と呼ばれる特殊な工事が必要です。
雨を防ぐための防護膜(防水層)を作ってから、その防水層を守るために表面を塗装(トップコート)します。
防水層やトップコートが不十分だと床の塗装が剥がれてしまい、雨水がひび割れ部などに浸透して雨漏りを引き起こすおそれがあるでしょう。
以上が、清武町における住宅塗装の様子です。
他にも宮崎市の現場を知りたい場合はただいま施工中のページで紹介しています。