宮崎市の月見ヶ丘にある20坪の住宅で、57平方メートルの外壁を塗装していきました。
今回塗装したのはサイディング外壁です。
サイディング外壁の塗装では、下塗り、中塗り、上塗りの3回をおこなっていきます。
以下では工程ごとに写真付きで紹介していきましょう。
サイディング外壁を「ハイブリットシーラー」で下塗り
※下塗りの様子です
エスケー化研の「ハイブリットシーラー」で外壁の下塗り塗装をしていきます。
白い厚塗り塗料で、仕上げ材の付着性を高める機能があります。
下塗りをしないで塗装をすると付着性が不足して仕上げ塗料が剥がれてしまいます。
外壁塗装で欠かせない工程のひとつです。
サイディング外壁をラジカル塗料で中塗り
※中塗りの様子です
下塗りを終えたら中塗りの出番です。
中塗りではラジカル塗料の「エスケープレミアムシリコン」を使用しています。
ラジカル塗料は、劣化の因子である「ラジカル」を抑制する新型塗料です。
従来使っていたシリコン塗料に比べて耐久性が格段に向上しています。
中塗りと上塗りで使う塗料は同じものです。
同じ塗料を2回塗らなければ本来の耐久性が発揮されません。
サイディング外壁をラジカル塗料で上塗り
※上塗りの様子です。中塗りと同じ材料を使います
中塗りが完了したら上塗り作業です。
上塗り作業は最終的な見た目となるためムラや塗り忘れがないよう気をつけなくてはいけません。
仕上げ塗装をしている時に雨が降った場合は塗装のしなおしとなります。
このため、外壁塗装では天気を毎朝必ず確認してから工事をはじめます。
塗装予定の日が雨だった場合は原則として塗り作業はおこないません。
雨で流されてしまうと塗料が無駄になるだけではなく施工不良も起こしやすくなるためです。