宮崎市の平和が丘東町にある45坪の住宅で135平方メートルの屋根を塗装していきます。
今回塗装する屋根の工程は以下の4つです
- 屋根下地の補修作業
- 下塗り作業
- 中塗り作業(仕上げ塗装1回目)
- 上塗り作業(仕上げ塗装2回目)
工程ごとに写真つきで解説していきます。
屋根下地の補修・調整と下塗り作業です
※屋根の下塗りをしている様子です
最初におこなうのは屋根の補修です。
ひび割れや破損した部分を補修材で埋めていきます。
破損部位を放置すると塗装をしても内部に雨が入って雨漏りする危険があります。
補修が完了したら下塗り作業です。
下塗りは下地の吸水性を緩和すると同時に、中塗りの塗料との付着性を高めます。
下地はある程度の吸水性があるため、中塗り塗料を直接塗ってしまうと屋根材に吸い込まれて耐久性が低下します。
期待する耐用年数を得るためには下塗りが欠かせないのです。
屋根の中塗り(仕上げ塗装1回目)です
※屋根の中塗りをしている様子です
下塗り完了後は中塗り作業です。
中塗りに使う塗料は上塗りと同じです。
同一の塗料を2回塗って2層にすることで塗装の耐久性を高めています。
悪徳業者だと2回必要な塗装を1回にしてしまうケースがあると聞きますが、そのようなことをすれば本来は10年もつ塗装の寿命が5年以下になるおそれがあります。
屋根の上塗り(仕上げ塗装2回目)です
※屋根の上塗りをしている様子です
中塗りが完了したら上塗りです。
上塗りは最後の仕上げのため塗りムラがないよう慎重に塗装していきます。
上塗り後は一部をのぞいて屋根の上で作業はしません。作業をすると足跡が残ってしまうためです。
ただし、スレート屋根のように雨漏り対策が必要な場合は縁切りと呼ばれる工程をおこないます。