【宮崎県宮崎市】清武町池田台北にある58坪の住宅で足場を設置していきます
宮崎市の清武町池田台北にある58坪の住宅で塗装工事をおこないます。
おこなう工程は以下となります。
- 足場の設置
- 水養生
- 屋根と外壁の高圧洗浄
- シーリング補修
- 屋根の塗装
- 外壁の塗装
このうち、今回は足場と水養生、高圧洗浄を紹介していきます。
仮設足場を設置していきます!
※仮設足場を組んでいる様子です
塗装工事ではまず足場の設置をおこないます。
今回使用したのはビケ足場と呼ばれる一般的な種類です。
ビケ足場は人ひとりがやっと通れる程度しかない幅だと設置できないため、部位によっては単管足場と呼ばれる種類を使うこともあります。
足場がないと職人の安全性を確保できないため、塗装工事ができません。
また、足場を作らずに2メートル以上の高所で作業すると労働安全衛生法によって定められた「労働安全衛生規則」に違反してしまい、罰則を受けます。
外壁や屋根の塗装では足場は必須なのです。
仮設足場にメッシュシートで水養生をしていきます!
※シートで水養生をしている様子です
足場の設置後に水養生をおこないます。
水養生とは、足場の外側にシートをもうけて高圧洗浄時の水が飛ばないようにすることです。
また、塗料が隣家に飛びにくくする役割もあります。
今回の水養生はメッシュシートでおこなっています。
外壁の高圧洗浄をしていきます!
※外壁を高圧洗浄している様子です
次は高圧洗浄作業です。
高圧洗浄は、外壁や屋根に高圧力の水を噴射して、汚れやカビを落とす工程です。
汚れを落とさないで塗装をするとすぐに剥がれてしまいます。
このため、塗装前に高圧洗浄作業は欠かせません。
高圧洗浄ではバイオ洗浄と呼ばれる汚れやカビを落としやすい工法をおこなうこともあります。
自宅のカビや汚れが気になる方はぜひ検討してみてください。
【宮崎県宮崎市】清武町池田台北にある58坪の住宅で177平方メートルの外壁にシーリングを施工していきます
宮崎市の清武町池田台北にある58坪の住宅でシーリングを補修していきます。
シーリング交換の工程には以下があります。
- シーリングの劣化状況の確認
- 既存のシーリング剥がし
- マスキングテープで養生
- プライマー塗装
- シーリング充填
- おさえこみ
- マスキングテープを剥がして完成
以下では、一部の工程を写真で確認してみましょう。
シーリングの状態を確認していきます
※シーリング補修前の様子です
高圧洗浄が終わったら、まずはシーリングの劣化状況の確認をします。
ほとんど劣化がない場合は簡単な補修で済むこともありますが、外壁の場合は10年ごとに塗り替えすることが多いため、シーリングも劣化が進んでいます。
多くの場合、既存のシーリングを剥がしてから再注入する必要があるでしょう。
シーリングを剥がしてプライマーを塗装していきます
※シーリングを剥がしてプライマーを塗装している様子
シーリングを剥がしたら内部が見えます。
この状態で放置すると外壁内部に雨水が侵入してしまうため、天候が良い日に補修をおこないます。
シーリングを剥がした場所にすぐ新しい材料を注入すると剥がれやすくなります。
このため、剥がした場所はマスキングテープで養生したあと、プライマーと呼ばれる下塗り材を塗装します。
シーリング補修を完了しました!
※シーリングを充填してならし、補修完了した様子
プライマーを塗装したらシーリング材を注入します。
注入しただけだと凹凸があるため、ヘラでならしていきます。
ヘラでならしたら、シーリング材が乾燥する前にマスキングテープを剥がして完成です。
補修したシーリングは、塗装できるほど乾燥するまでに1〜3日はかかります。
乾燥する前にさわってしまうと塗装後に劣化しやすくなるため近づかないように注意しましょう。
【宮崎県宮崎市】清武町池田台北にある58坪の住宅で屋根にセミフロンルーフを塗装していきます
今回は、宮崎市の清武町池田台北にある58坪の住宅で屋根にセミフロンルーフを塗装していきます。
屋根の塗装工程には以下があります。
- 下地の補修・調整
- 下塗り
- 中塗り(仕上げ塗装1回目)
- 上塗り(仕上げ塗装2回目)
それぞれの工程を写真でチェックして、自宅の屋根塗装の参考にしてみてください。
屋根下地の補修・調整と下塗りをしていきます
※屋根の下塗りをしている様子です
外壁のシーリング作業を終えたら、シーリング材が乾くまでのあいだ屋根塗装をします。
屋根塗装では、最初に屋根の補修からしなくてはいけません。
キズやひび割れを放置したまま塗装をしても、雨漏りを防ぐことはできません。
劣化した部位を補修してから塗装をはじめます。
補修後は、下塗り作業から入ります。
下塗りは、次の仕上げ塗装を剥がれにくくするための接着剤の役割があります。
屋根の中塗り(仕上げ塗装1回目)をしていきます
※屋根の中塗りをしている様子です
下塗りが乾燥したら屋根を黒系の塗料で塗っていきます。
今回の屋根ではローラーが入らない隙間があったため、先にハケで塗装していきました。
画像の細かい縦線はハケで先に塗った場所です。
ハケで先に塗ったあとにローラーで全体を塗装することで塗りムラ防止にもなります。
屋根の上塗り(仕上げ塗装2回目)をしていきます
※屋根の上塗りをしている様子です
中塗りが乾燥したら最後は上塗りです。
中塗りと上塗りでは同じ塗料を使います。
1つの塗料を2回塗る理由は、耐久性を保つためです。
1度だけしか塗装しなかった場合、塗装の耐久性が不足して本来の耐用年数を発揮できなくなります。
屋根塗装をする際は、必ず仕上げ塗料は2回以上塗らなくてはいけません。
【宮崎県宮崎市】清武町池田台北にある58坪の住宅で外壁にエスケープレミアムシリコンを塗装していきます
宮崎市の清武町池田台北にある58坪の住宅で外壁にエスケープレミアムシリコンを塗装していきます。
足場を設置して高圧洗浄後、シーリング補修をしたら外壁の塗装で必要な残りの工程は以下の4つとなります。
- 下地処理
- 下塗り
- 上塗り1回目(中塗り)
- 上塗り2回目(上塗り)
工程ごとに画像つきで塗装の様子を解説していきます。
ご自宅の外壁の塗装をしたい場合に参考にしてみてください。
外壁の下地処理・下塗り作業をしていきます
※外壁を下塗りしている様子です
補修したシーリング材が乾燥したら外壁の塗装が可能となります。
まずは下塗り工程です。
下塗りでは、シーラーやサーフェーサーと呼ばれる材料を使います。
今回は透明で水のような質感のシーラーを使っていきました。
下塗り材には、このあと塗装する上塗り塗装を密着させる効果があります。
外壁の上塗り1回目(中塗り)の作業をしていきます
※外壁に上塗りの1回目を施工している様子です
下塗りが完了したら上塗りの1回目です。
中塗りとも呼ばれます。
上塗り1回目、2回目と言っているように、同じ塗料を2回塗る必要があります。
なぜなら、外壁塗装に使う塗料自体が2回塗りを前提として作られているからです。
1回で厚塗りをすればいいと考えるかもしれませんが、塗料には適切な塗装の厚みがあります。
2回塗りで2層の塗膜(塗装の膜)を作ることで耐久性を向上させているのです。
外壁の上塗り2回目(上塗り)の作業をしていきます
※外壁に上塗りの2回目を施工している様子です
最後は上塗りの2回目です。
外壁の上塗りが乾燥したら養生テープを剥がして細かい部位を清掃したら塗装が完了します。
ただ、屋根と外壁の塗装以外に、付帯部を塗装する場合はもうひと手順があります。
【宮崎県宮崎市】清武町池田台北にある58坪の住宅で付帯部を塗装していきます
宮崎市の清武町池田台北にある58坪の住宅で付帯部を塗装していきます。
付帯部とは、外壁と屋根を除く細部です。
劣化を放置すると腐食や錆によって住宅の耐久性が低下したり雨漏りしたりするでしょう。
付帯部の例には以下があります。
- 軒天
- 破風
- 雨樋
- 雨樋
今回は付帯部のうち軒天や雨樋の塗装風景を写真で解説していきます。
自宅の付帯部を塗装する際にチェックしてみましょう。
軒天を塗装していきます
※軒天を塗装している様子です
屋根の裏側にある天井のうち、外壁より外側にある軒の部分が軒天です。
軒天は外壁や屋根よりも劣化しやすいため、10年に1度は塗り替えをしましょう。
塗り替えをしないで放置するとカビが生えたり腐食したりして雨漏りの原因となります。
軒天は白で塗装するケースが多いです。
なぜなら、天井部分のため光が当たりにくく、暗い色を塗装してしまうと見栄えが悪くなるためです。
雨樋を塗装していきます
※雨樋を塗装している様子です
雨樋は、屋根の雨水を地上に誘導する器具です。
屋根の雨水が外壁を伝って地面まで流れると、外壁材や基礎が劣化しやすくなります。
外壁材や基礎が劣化しやすくなると汚れによって見栄えが悪くなりやすいだけではなく、雨漏りのリスクも高まるでしょう。
雨樋は屋根の色に合わせて黒系で塗装していきました。
複雑な形状をしている部位のため、ローラーで塗装できないことが多いです。
今回もハケを使って塗装しています。
以上が、付帯部の塗装風景です。
外壁や屋根塗装については、他にも宮崎市周辺でエスケーハウス株式会社がおこなっている事例があります。
詳しい工事風景を確認したい方は、ただいま施工中からご確認いただけます。
ご自宅の外壁や屋根塗装を検討している方はぜひご覧ください。