【宮崎県宮崎市】源藤町堤下にある35坪の住宅でシーリング補修をしていきます
宮崎市の源藤町堤下にある35坪の住宅でシーリング補修をしていきます。
今回紹介するシーリングの工程は以下となります。
- 既存のシーリング撤去作業
- マスキングテープで養生
- プライマー塗装
- シーリング充填
- おさえこみ
- マスキングテープを剥がして完成
それぞれの工程をチェックして、ご自宅のシーリング・外壁補修作業を依頼する際の参考にしてみてください。
既設のシーリングを撤去していきます
※シーリングを剥がしてマスキングテープを貼った様子です
最初にシーリングの劣化状況を確認して、どのように補修するかを決めます。
前回のメンテナンスから7年を超えるような場合は基本的にシーリングの撤去作業から始めます。
既設シーリングの上から補修する増し打ちという手法もありますが、既設シーリングにひび割れや破損がある場合に剥がれやすくなるデメリットがあるため推奨していません。
既設シーリングをカッターで剥がしたら両端をマスキングで養生します。
撤去したシーリング部にプライマーを塗布していきます
※撤去したシーリング部にプライマーを塗布する様子
マスキングで養生したあとはプライマーと呼ばれる下塗り材を塗布してシーリング材の付着性を高めます。
プライマー塗布後はシーリング材を注入し、ヘラでならしたらマスキングテープを剥がします。
シーリングの充填とおさえこみ作業をしました!
※シーリングを充填後、おさえこみをして仕上がった様子
注入したシーリング材をヘラでならしてマスキングテープを剥がした様子が上記の写真です。
乾燥する前に塗装をするとへこんだり傷がついたりして施工不良となるため、1〜3日は放置して、塗装できるくらいに乾燥するのを待ちます。
今回は、シーリングが乾燥するまでのあいだに屋根塗装を進めていきましょう。
【宮崎県宮崎市】源藤町堤下にある35坪の住宅で屋根塗装をしていきます
宮崎市の源藤町堤下にある35坪の住宅で屋根塗装をしていきます。
今回おこなう屋根の塗装工程には以下の4つがあります。
- 下地の補修・調整工程
- 下塗り工程
- 中塗り工程(仕上げ塗装1回目)
- 上塗り工程(仕上げ塗装2回目)
それぞれの工程を写真でチェックして、自宅の屋根塗装の参考にしてみましょう。
スレート屋根の下塗りをしていきます
※スレート屋根の下塗りをしている様子です
下塗りは透明なシーラーを使います。
シーラーは下地材の吸水性を抑えて施工不良を防ぐのと同時に、中塗りの付着性も高める役割があります。
シーラーを塗装しないで中塗りを始めてしまうと短期間で塗装が剥がれてしまうでしょう。
スレート屋根の中塗りをしていきます
※スレート屋根の中塗りをしている様子です
半日〜1日程度で下塗りが乾燥したら、中塗り塗料を塗ります。
今回は黒系の色で塗装しました。
屋根は基本的に暗い色で塗装したほうが見栄えが良くなるため、黒やグレーに近い色が人気です。
中塗りで使った塗料は上塗りでも使用します。
同じ塗料を2回塗装することで屋根用仕上げ塗料は本来の性能を発揮するのです。
1回しか塗らないと耐久性や遮熱性が低下するでしょう。
スレート屋根の上塗りをしていきます
※スレート屋根の上塗りをしている様子です
最後に上塗り工程をおこなったら塗装作業は完了です。
ただし、スレート屋根の場合は上塗り後に縁切り作業があります。
縁切りとは、スレート屋根に欠かせない小さな隙間を作り直す作業です。
縁切りをしないとスレート内部に入りこんだ水滴が内部に溜まってしまうため屋根の下地が腐食するおそれがあります。
また、結露が発生しやすくなるでしょう。
縁切り作業は、下塗りの段階でタスペーサーという道具を使うことで不要となります。
【宮崎県宮崎市】源藤町堤下にある35坪の住宅で外壁を塗装していきます
宮崎市の源藤町堤下にある35坪の住宅で外壁を塗装していきます。
先日補修したシーリングが乾燥したらいよいよ外壁の塗装作業です。
外壁の塗装には以下の4工程があります。
- 下地処理工程
- 下塗り工程
- 上塗り1回目(中塗り工程)
- 上塗り2回目(上塗り工程)
工程ごとに写真で塗装の様子を解説していきます。
ご自宅の外壁を塗装したい場合はぜひ参考にしてみてください。
サイディング外壁の下塗りをしていきます
※サイディング外壁の下塗りをしている様子です
サイディングの外壁に使用する下塗り材はサーフェーサーが多いです。
サーフェーサーとは、厚みのある白い塗料で、小さな傷や凹凸も問題なく塗りつぶしてくれます。
窯業系サイディングは凹凸が多いためサーフェーサーが適しているのです。
サイディング外壁の中塗りをしていきます
※サイディング外壁の中塗りをしている様子です
半日〜1日程度で下塗り材が乾燥したら、中塗りをおこないます。
屋根と同様に、中塗りと上塗りでは同じ塗料を使います。
今回はローラー塗装をしていますが、外壁材の種類や施工方法によっては吹き付けやコテ塗りがあります。
その場合は、塗装回数が増えることもあるでしょう。
一般的な塗装であれば下塗り1回、中塗り1回、上塗り1回が基本です。
サイディング外壁の上塗りをしていきます
※サイディング外壁の上塗りをしている様子です
中塗りの塗装が乾燥したら上塗り工程です。
上塗りが終了したら乾燥させ、他に塗装する部位がなければ養生を剥がして最終チェックをおこない、足場を解体します。
今回の工事では屋根と外壁以外に付帯部も塗装しています。
次回は軒天や雨樋と呼ばれる付帯部における塗装の様子を紹介していきます。
【宮崎県宮崎市】源藤町堤下にある35坪の住宅で付帯部を塗装していきます
宮崎市の源藤町堤下にある35坪の住宅で付帯部を塗装していきます。
付帯部とは、外壁と屋根以外の部位のことです。
細かい部分の総称のため、対象部位は非常に多いです。
付帯部の例には以下があります。
- 軒天
- 破風
- 雨樋
- 雨戸
- 戸袋
- 窓サッシ
- 鼻隠し
今回は付帯部のなかでも塗装することが多い軒天と雨樋、雨戸の3箇所を写真付きで解説していきます。
ご自宅の付帯部を塗装したい場合に参考にしてみましょう。
なお、付帯部は今回の工事の最後にまとめて紹介していますが、外壁より先に塗装しているものもあります。
サイディング外壁の住宅で軒天を塗装していきます
※軒天を塗装している様子です
軒天とは屋根の裏側にある天井です。
塗装の際に塗料の飛沫が外壁に付着するおそれがあるため、外壁よりも先に仕上げています。
軒天は白で塗装することで光を反射しやすくなって見栄えが良くなります。
逆に黒で塗装をすると光が吸収されて暗い印象を与えてしまうでしょう。
サイディング外壁の住宅で雨樋を塗装していきます
※雨樋を塗装している様子です
屋根の雨水を地上まで誘導するのが雨樋です。
今回は黒系で塗装しています。
雨樋はローラーでの塗装が難しいためハケで細かく塗っていきます。
サイディング外壁の住宅で雨戸を塗装していきます
※雨戸を塗装している様子です
窓ガラスを保護する板が雨戸です。
シャッター状になっていてハケやローラーでの塗装は時間がかかるため、周囲を養生して吹き付け塗装をしました。
以上で、宮崎市の源藤町堤下にある35坪の住宅における塗装工事は完了です。
エスケーハウス株式会社が宮崎市周辺でおこなっている他の工事を見たいならただいま施工中から確認ができますのでぜひご覧ください。