【宮崎県宮崎市】本郷北方にある34坪の住宅で窯業系サイディングを塗装するために足場を設置します
宮崎市の本郷北方にある34坪の住宅で窯業系サイディングを塗装するために足場を設置します。
工事全体でおこなう工程は以下となります。
- 足場の設置作業
- 足場の養生作業
- 屋根・外壁の洗浄作業
- シーリングの修繕作業
- 屋根の塗装作業
- 外壁の塗装作業
今回は足場の設置作業と養生作業、屋根・外壁の洗浄作業を紹介していきます。
ご自宅の外壁・屋根塗装をする際の参考にしてみてください。
仮設足場を設置していきます!
※仮設足場を組んでいる様子です
住宅の周囲に仮設足場を設置する作業です。
足場がないと安全性や作業の効率性が確保できないため工期が延び、人件費が増えるために工事費が増加するでしょう。
仮設足場にメッシュシート養生をしていきます!
※メッシュシートで養生をしている様子です
住宅にかけた足場全体をメッシュシートで養生していきます。
メッシュシート養生によって洗浄時の水滴が近隣の住宅や車に飛散するのを防止する効果があります。
また、近隣に車がある場合は個別に養生シートを取り付けることもあります。
メッシュシートには隙間があるため、細かい水滴を完全に遮断はできないためです。
屋根・外壁の高圧洗浄をしていきます!
※屋根を高圧洗浄している様子です
メッシュシートでの養生後は高圧洗浄による洗浄作業です。
高圧力で水を噴射して屋根や外壁を洗います。
なお、落ちにくい汚れやカビ、コケがあるばあいは洗浄剤を使ったバイオ洗浄によって除去することもあります。
バイオ洗浄は水道水よりも汚れが落ちやすいですが費用が1平方メートルあたり100〜300円ほど高くなるでしょう。
しかし、汚れやカビなどが付着したまま塗装をすると塗料が剥がれるため、必要な処理でもあります。
【宮崎県宮崎市】本郷北方にある34坪の住宅で155平方メートルの窯業系サイディングのシーリングをしていきます
宮崎市の本郷北方にある34坪の住宅で155平方メートルの窯業系サイディングのシーリングをしていきます。
シーリングの修繕作業には以下の工程があります。
- シーリングの劣化状況を確認
- 既存のシーリングを剥がす
- マスキングテープで養生する
- プライマーで塗装する
- シーリングを注入する
- おさえこみ作業をする
- マスキングテープを剥がして仕上げる
今回は、上記の工程を説明しながら一部の作業風景を写真でチェックしていきましょう。
シーリングをカッターで剥がしていきます
※シーリングをカッターで剥がしている様子です
最初はシーリングのひび割れや劣化状況の確認です。
写真のシーリングはひび割れていてこのままでは雨水が内部に侵入するおそれがあります。
このためカッターで剥がしてから新しいシーリング材を注入します。
剥がしたシーリング部にテープを張って充填していきます
※テープを張ってシーリング材を充填している様子
カッターでシーリングを剥がしたあと、両端にマスキングテープを貼ってから下塗り材であるプライマーを塗装します。
シーリングが付着しやすいようにプライマーを塗装したら、上記写真のようにシーリング材を注入します。
シーリングをヘラでならしていきます
※シーリングを充填してならし、補修完了した様子
シーリング材は注入しただけだと隙間だらけのため、見栄えを整えるためにもヘラで平らにしていきます。
シーリングの補修を完了しました
※シーリングの補修を完了した様子
おさえこみ作業を終えたらマスキングテープを剥がして1〜3日ほど乾燥させたらシーリングの完成です。
乾燥する前に塗装をするとへこみや傷がつくため性能が低下してしまうでしょう。
最低でも1日は乾燥させる必要があります。
【宮崎県宮崎市】本郷北方にある34坪の住宅で77平方メートルの屋根塗装をしていきます
宮崎市の本郷北方にある34坪の住宅で77平方メートルの屋根塗装をしていきます。
屋根の塗装工程には以下があります。
- 下地の補修・調整工程
- 下塗り工程
- 中塗り工程(仕上げ塗装1回目)
- 上塗り工程(仕上げ塗装2回目)
各工程を写真でチェックして、ご自宅の屋根塗装の参考にしてみましょう。
屋根下地の補修や調整・下塗りをしていきます
※屋根の下塗りをしている様子です
最初は下地の補修工程です。
下地の補修とは、屋根のキズや破損をパテやコーキングなどで補修する作業です。
錆が発生している部位はケレンで落とす必要があります。
錆を放置したまま塗装をすると、内部から錆びたり塗装が剥がれやすくなったりします。
下地補修の次は下塗り工程です。
屋根材自体に吸水性があるため、そのまま中塗りをしてしまうと吸い込まれて性能が低下してしまいます。
そのために、先に透明な下塗り塗料を塗って吸水性を低下させるのです。
下塗り塗料には、下地と中塗り塗料の付着性を高める接着剤のような役割もあります。
屋根の中塗り(仕上げ塗装1回目)をしていきます
※屋根の中塗りをしている様子です
次は中塗り工程です。
着色と同時に耐久性の要となる仕上げ塗料を塗装していきます。
屋根の上塗り(仕上げ塗装2回目)をしていきます
※屋根の上塗りをしている様子です
最後は上塗り工程です。
中塗りと同じ塗料で塗装していきます。
同じ塗料を中塗り・上塗りと2回塗ることで2層構造となり、塗装の耐久性が高まるためです。
屋根用塗料は2回塗り以上を想定して作られているため、1回塗りにすると耐久性や遮熱性といった性能が低下してしまうでしょう。
今回はグレー系の色で屋根を塗装していますが、黒にするケースも多いです。
【宮崎県宮崎市】本郷北方にある34坪の住宅で155平方メートルの窯業系サイディングを塗装していきます
宮崎市の本郷北方にある34坪の住宅で155平方メートルの窯業系サイディングを塗装していきます。
窯業系サイディングの外壁塗装の工程は大きく分けて4つあります。
- 下地処理工程
- 下塗り工程
- 上塗り1回目工程(中塗り)
- 上塗り2回目工程(上塗り)
下地処理から下塗り、上塗り1回目・2回目までにかかる日数は順調にいけば2〜4日程度です。
雨が降るといった問題で工事が中断されれば期間は延びるでしょう。
写真付きで工程を紹介しますので、ご自宅の外壁塗装をしたい場合は参考にしてみてください。
外壁の下地処理や下塗り作業をしていきます
※外壁を下塗りしている様子です
最初に、外壁のひび割れや破損部位を補修していきます。
補修が終わったら下塗り工程です。
下塗りはサーフェーサーと呼ばれる厚みがある白い塗料を使います。
厚みがあって小さな傷や凹凸が隠せるため、窯業系サイディングに適した塗料です。
今回の塗料で下塗りをした外壁は一時的に白くなります。
外壁の上塗り1回目(中塗り)の作業をしていきます
※外壁に上塗りの1回目を施工している様子です
下塗りをした場所を仕上げ塗料で塗っていきます。
上塗り1回目・2回目と呼ぶように、上塗りは2回塗装します。
また、使う塗料も同じ商品です。
外壁用塗料は2回塗りを前提に作られており、2回塗ることで耐久性を高める効果があります。
外壁の上塗り2回目(上塗り)の作業をしていきます
※外壁に上塗りの2回目を施工している様子です
最後に上塗り2回目をおこなって作業完了です。
塗料の乾燥時間は最短で3〜5時間ほどです。
天候や気温に恵まれていれば1日で2回塗装が可能です。
ただし、高圧洗浄の直後は乾燥時間が必要なため半日は塗装作業ができません。
【宮崎県宮崎市】本郷北方にある34坪の住宅で付帯部塗装をしていきます
宮崎市の本郷北方にある34坪の住宅で付帯部塗装をしていきます。
付帯部とは、外壁と屋根を除く細部です。
劣化を放置すると破損したり錆びたりして雨漏りするおそれがあるでしょう。
住宅における主な付帯部には以下の例があります。
- 軒天
- 破風
- 雨樋
- 雨戸
- 戸袋
- シャッター
今回は上記のうち軒天・雨樋・雨戸の3箇所を塗装風景をチェックしながら解説していきます。
軒天を塗装していきます
※軒天を塗装している様子です
写真は壁に見えますが、天井です。
軒天とは、屋根の裏側にある天井部分のうち、外壁より外側に出ている部位をさします。
基本的に見栄えを良くするために白で塗装しますが、施主様のご希望によって黒や茶色で塗ることもあります。
腐食が激しい場合は塗装だけでは対処ができないため素材を交換します。
雨樋を塗装していきます
※雨樋を塗装している様子です
雨樋は、屋根の雨水を地上まで誘導する受け皿・パイプのことです。
今回の住宅では黒系に塗装しています。
他の住宅では白に塗装する場合もあります。
雨戸を塗装していきます
※雨戸を塗装している様子です
雨戸とは、窓のガラスを保護するための板です。
強風や大雨から窓を守る役割があります。
今回の住宅では雨戸は収納できるようなシャッタータイプだったため、構造が複雑になっています。
隙間が多くてハケやローラーでは塗装が困難なため、周囲を養生して吹き付け塗装をしました。
雨戸が外せる場合は外してひらけた場所で塗装することもあります。
そうすることで周囲を養生する時間や手間が省けます。
今回紹介した以外にも、宮崎市の周辺でエスケーハウス株式会社がおこなっている工事が多数あります。
工事現場の様子を知りたい人はただいま施工中をぜひ確認してみましょう。