【宮崎県宮崎市】花山手にある41坪の住宅で足場の設置と高圧洗浄、シーリング補修を行いました!
宮崎市の花山手にある41坪の住宅で今回は以下の工事をおこないました。
- 足場の設置と外壁・屋根の洗浄、シーリングの打ち替え
- スレート屋根の塗装
- 窯業系サイディングの塗装
- 雨樋と軒天の塗装
今回は、足場の設置のほか、外壁や屋根の洗浄とシーリングの打ち替えなどをおこなっていきます。
足場と養生シートを設置!
※足場を設置してシートで養生した様子
住宅塗装に欠かせない足場とシートの設置をしていきます。
足場は、作業の効率性を高めて工期を短くし、人件費を抑えるメリットがあります。
また、シート養生は塗料が隣家の車や壁に飛散して賠償問題とならないよう防止するために役立つでしょう。
外壁と屋根を高圧で洗浄!
※屋根の高圧洗浄をしている様子
屋根と外壁を高圧洗浄機で洗っていきます。
汚れがついたまま塗装をすると塗膜がすぐに剥がれてしまうためです。
外壁のシーリング撤去から充填まで!
※古いシーリングを剥がした様子
サイディングの目地にあるシーリング部を剥がしていきます。
シーリングが劣化すると内部に雨が侵入して腐食していくためです。
※シーリングを充填するための養生作業の様子
シーリングを剥がしたらマスキングテープで周囲を養生してからプライマーを塗装します。
プライマーとは、シーリング材が剥がれないよう付着力を強化する下塗り材です。
※シーリング材を充填した様子
準備が整ったらシーリングを充填します。
※ヘラでシーリングを平らにしている様子
シーリングは充填直後は凹凸が激しいため平らにして見栄えを良くします。
※シーリング作業完了の様子
平らにしたらマスキングテープを剥がして1〜3日ほど乾燥させたら完成です。
このままだと目立つため、塗装をするのが基本です。
次は屋根塗装の作業を紹介します。
【宮崎県宮崎市】花山手にある41坪の住宅でスレート屋根の塗装を行いました!
今回はスレート屋根を塗装する様子を紹介していきます。
スレート屋根とは、セメントや岩盤で作る板状の薄い屋根材です。
安価で施工しやすく、日本の住宅では特に人気が高いです。
コロニアル屋根の塗装では3つの作業が必要です。
- 下塗り作業
- 中塗り作業
- 上塗り作業
写真と一緒に、それぞれの工程を確認してみましょう。
スレート屋根の下塗りです!
※ぬれて黒く見える部分が下塗り
いきなり仕上げ塗料を塗ってしまうと屋根の塗装は数年で剥がれてしまいます。
そのため、透明な「シーラー」と呼ばれる材料で下塗りをしていきました。
今回は「KFマイルドシーラー」と呼ばれる、KFケミカル株式会社の製品を使いました。
スレート屋根の中塗りをしました!
※スレート屋根の中塗り後の様子
下塗りをしたらいよいよ仕上げ塗料の出番です。
仕上げ塗料は中塗りと上塗りの2回塗りが必要です。
1回だけしか塗らないと塗膜が十分な耐久性を確保できずに剥がれやすくなるでしょう。
中塗りは上塗りと同じ塗料を使います。
今回は「セミフロンルーフ」と呼ばれるKFケミカル株式会社の製品を利用しました。
天気が良くて気温が高ければ中塗りは1日以内に乾きます。
人手があれば、午前で中塗りをして、午後に上塗りをすることも可能でしょう。
また、屋根用塗料には遮熱塗料と呼ばれる種類があります。
光による熱の発生を抑制する機能があり、夏場の冷房費用を節約できるメリットがあります。
スレート屋根の上塗りの様子です!
※スレート屋根の上塗り作業の様子
最後は上塗りをしていきます。
上塗り後は屋根にあがると足跡が残ってしまうため、仕上がり後の場所はできるだけ踏まないようにします。
しかし、スレート屋根の場合は雨漏り防止用の隙間を作らなくてはいけないため、塗装後に屋根にあがって隙間を作る「縁切り」という作業を行います。
タスペーサーと呼ばれる道具を使えば仕上がり後の足跡を防止できるため、きれいに仕上げたい場合はご相談ください。
【宮崎県宮崎市】花山手にある41坪の住宅で窯業系サイディングをスーパーセラタイトFで塗装しました!
次は窯業系サイディングを塗装した様子を紹介していきます。
屋根と同じく、サイディングの工程も下塗り、中塗り、上塗りの3つがあります。
サイディング外壁の塗装状況をぜひチェックしてみてください。
窯業系サイディング外壁を「水性SDサーフエポ」で下塗り!
※白い部分が下塗りをした場所
窓や雨樋といった塗装したくない場所を養生してから、下塗り材を塗装していきます。
今回利用したのは「水性SDサーフエポ」と呼ばれる、エスケー化研株式会社が販売する塗料です。
厚塗りができるため細かい傷を隠せて、中塗りとの密着性も高めてくれる製品です。
先日剥がして打ち直したシーリング部も一緒に塗装していきます。
窯業系のサイディング外壁を「スーパーセラタイトF」で中塗り!
※窯業系サイディングを中塗りしている様子(茶色部分)
下塗り後は中塗りを進めていきます。
今回利用したのは、エスケー化研株式会社の「スーパーセラタイトF」です。
耐用年数(次回の塗装までの目安期間)が18〜22年もある、高耐久な水性フッ素塗料です。
一般的な住宅で使うシリコン塗料やラジカル塗料よりも耐用年数が長いため劣化しにくく、メンテナンスの手間が省けるメリットがあります。
窯業系のサイディング外壁を「スーパーセラタイトF」で上塗り!
※窯業系サイディングを上塗りした後の様子
上塗りも「スーパーセラタイトF」です。
同じ塗料を2回塗ることで剥がれにくい塗膜を作れるようになります。
中塗りと上塗りは、それぞれ「仕上げ1回目」「仕上げ2回目」と呼ぶこともあります。
住宅の外壁が窯業系サイディングの場合は、今回利用した「水性SDサーフエポ」と「スーパーセラタイトF」が役立つでしょう。
以上が外壁部の塗装です。
最後は付帯部塗装をおこなっていきます。
【宮崎県宮崎市】花山手にある41坪の住宅で雨樋と軒天などの付帯部を塗装しました!
宮崎市の花山手にある41坪の住宅で今回は付帯部の塗装を行いました。
付帯部とは、屋根の側面にある「破風」や「雨樋(あまどい)」、屋根の裏側の天井である「軒天」といった外壁と屋根以外の場所を指します。
今回は、付帯部のなかでも「雨樋」と「軒天」の塗装を写真で紹介していきます。
雨樋の塗装です!
※上塗り後の様子。黒い部分の一部が雨樋
屋根と同化してわかりにくいですが、光沢がある黒い屋根の一部に雨樋があります。
雨樋は、屋根の水を地上に流すための受け皿やパイプのことです。
劣化や破損がしやすく、定期的な塗装をしなければいけませんが、外壁塗装の際に忘れがちになる部分でもあります。
雨樋はローラーで塗るのが難しい部位もあるためハケが活躍します。
軒天を塗装しました!
※軒天の上塗りの様子
軒天は天井部分のため影で暗くなりがちです。
そのため、白に近い色で塗装して、少しでも明るく見せるのが一般的です。
今回も白系の色で塗装しています。
以上で塗装作業は完了です。
あとは、塗りムラがないかをチェックして養生をすべて剥がし、足場を解体していきます。
軒天の塗装は外壁塗装よりも前におこなうこともあります。
基本的に塗装は塗料の飛散を考慮して上から順におこなうため、外壁よりも軒天、軒天よりも屋根を先に塗装するケースが多いでしょう。
足場の設置から塗装、解体までの工程にかかる日数は2〜3週間程度です。
雨の日が長く続く場合は1ヶ月かかることもあるでしょう。
工事前に梅雨や台風が予測できている場合は、工期が延びることを先に伝えることがあります。
もし今回のような屋根・外壁塗装をしたい場合はぜひエスケーハウスにご連絡ください。
このほかの宮崎市の工事現場はただいま施工中から確認が可能です。