【宮崎県宮崎市】宮脇町にある大和ハウスの建築住宅で足場設置〜シーリング修繕までおこないます!
宮崎市の宮脇町にある大和ハウスの建築住宅で今回は以下の工事をおこないました。
- 足場設置〜シーリング修繕
- 106平方メートルの屋根を塗装
- 128平方メートルの外壁を塗装
- 雨樋や軒天、雨戸などの付帯部を塗装
このうち、足場設置〜シーリング修繕を紹介していきます。
足場を設置しています!
※住宅の周囲に足場を設置している様子
工事前の近所への挨拶が終わったら、足場の設置からおこないます。
住宅を囲むように設置して、高さは屋根より上にします。
足場が屋根より低いと、屋根塗装をするためには屋根にのぼれないためです。
勾配がきつい場合は屋根足場も設置して、屋根には直接のらずに作業をします。
養生シートを設置しています!
※住宅の足場のまわりをシートで囲っている様子
足場の設置が終わったらメッシュシートで養生をします。
汚れた洗浄水や塗料が飛散しないようにするためです。
足場とメッシュシートの設置でおおよそ1日がかかります。
目地のシーリング補修です!
※シーリング養生とプライマー塗装の様子
メッシュシートの設置作業が終わると次はシーリングの補修作業です。
まずはマスキングテープでシーリング補修する部位の周辺を養生します。
シーリングの充填作業をしています!
※シーリングの充填の様子
既存のシーリングを剥がしてからプライマーで下塗りをして、シーリングを充填していきます。
シーリングを平らにならしています!
※シーリングを平らに調節している様子
充填したシーリングはそのままだと山盛りになっているため、平らにならしていきます。
ならしたあとは、養生シートを剥がして1日以上はシーリングを乾燥させる必要があります。
シーリングが乾燥するまでのあいだ、屋根塗装作業に移ります。
【宮崎県宮崎市】宮脇町にある大和ハウスの建築住宅で106平方メートルの屋根を塗装します!
宮崎市の宮脇町にある大和ハウスの建築住宅で106平方メートルの屋根を塗装していきます。
今回塗装する屋根材は、一般住宅で人気の「スレート」です。
スレートはセメントなどの素材を板状にした屋根材で、低価格で高耐久なため日本の住宅で多く利用されています。
スレート屋根の塗装作業は3つの工程から成り立ちます。
- 下塗り作業
- 中塗り作業
- 上塗り作業
それぞれの工程を写真で解説していきましょう。
スレート屋根の下塗りをしています!
※スレート屋根の下塗りの様子
黒く見える部分が下塗り済みです。
劣化したスレート屋根は吸水性が高くなっており、そのまま仕上げ塗料を塗ると屋根材に吸い込まれて施工不良を引き起こします。
そのため吸水性を落とすために下塗り材を施工します。
また、下地と仕上げ塗料の密着性をたかめるための接着剤の役割もあります。
スレート屋根の中塗り〜上塗りをしています!
※スレート屋根の中塗りの様子
下塗りが完了したら中塗りと上塗りです。
中塗りと上塗りでは同じ仕上げ塗料を使います。
2回塗ることで厚みができ、高い耐久性を実現できるのです。
なお、スレート屋根では上塗り後に「縁切り」と呼ばれる工程があります。
塗装で埋めてしまった隙間を改めてあける作業です。
スレート屋根は接合部にわずかな隙間があります。
これにより、スレート屋根の内部に入り込んだ雨水を排出できるのです。
塗装をするとこの隙間がうまってしまうため、施工後に改めてあけなくてはいけません。
仕上げ塗装後に屋根にのって縁切りをおこなうため、どうしても足跡が残ってしまいます。
このため、最近ではタスペーサーと呼ばれる道具を下塗り段階で仕込んでおき、塗装をしても隙間が作れるよう工夫した工法があります。
【宮崎県宮崎市】宮脇町にある大和ハウスの建築住宅で128平方メートルの外壁塗装をしています!
宮脇町にある大和ハウスの建築住宅で128平方メートルの外壁を塗装していきます。
サイディング外壁の塗装も屋根同様に以下の3工程が基本です。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
詳しくチェックしてみましょう。
窯業系のサイディング外壁において「水性SDサーフエポ」で下塗りしています
※下塗りをしている様子。白い部分が下塗りです
最初は下塗りです。
今回使った塗料は「水性SDサーフエポ」という、エスケー化研株式会社が販売している塗料です。
傷を隠して厚塗りができ、塗りやすい塗料として人気があります。
窯業系のサイディング外壁において「エスケープレミアムシリコン」で中塗りしています
※中塗りをしている様子
下塗りが完了したら中塗りです。
中塗りと上塗りで使用する塗料はエスケー化研株式会社の「エスケープレミアムシリコン」です。
従来のシリコン塗料に比べて耐用年数が3年以上長いにもかかわらず、価格には大きな差がない画期的な塗料です。
近年の塗料としては耐用年数とのコストパフォーマンスが特に高いため、エスケーハウスの工事では多用しています。
窯業系のサイディング外壁において「エスケープレミアムシリコン」の上塗りをしています
※上塗りをしている様子
中塗り後は同じ塗料で上塗りをしていきます。
上塗りで重要なのは、丁寧に塗装することです。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使うため塗り残しがあっても気づきにくく、業者によっては、いい加減に塗ることがあります。
エスケーハウスでは中塗りも上塗りも懇切丁寧に塗装するため安心して任せられるでしょう。
以上が、宮脇町にある大和ハウスの建築住宅における外壁塗装の様子です。
ここまでで屋根と外壁の塗装を紹介しましたが、最後に付帯部の塗装が残っています。
【宮崎県宮崎市】宮脇町にある大和ハウスの建築住宅で雨樋や軒天、雨戸などの付帯部を塗装しています!
宮脇町にある大和ハウスの建築住宅で雨樋や軒天、雨戸などの付帯部を塗装していきます。
付帯部とは、外壁や屋根以外の部位をさします。
今回は、付帯部の塗装風景として「雨樋」と「軒天」、「雨戸」をチェックしていきましょう。
雨樋を塗装しています!
※雨樋の上塗りの様子
雨樋は、屋根の雨水を下水に流す部位です。
定期的に塗装をしないと錆びたり破損したりするため雨漏りを起こしやすくなります。
今回は雨樋を黒系の色で塗装しました。
一般的な住宅では黒、白、茶色のいずれかで塗装することが多いです。
軒天を塗装しています!
※軒天の上塗りの様子
軒天は、軒の出にある屋根の裏側をさします。
地上から見たら天井にあたる部分でもあります。
天井部分のため光が当たりにくく暗くなりがちです。
このため少しでも赤るく見せるために白系の塗装をするのが一般的です。
雨戸を塗装しています!
※雨戸の上塗りの様子
雨戸は、窓を風や雨などから守るために設置する防護板です。
台風が来た際には雨戸を占めて窓ガラスを保護します。
今回の塗装では雨戸を外して細かい部位まで徹底的に塗装しています。
雨戸の塗装方法は2種類あります。
- ハケで塗る
- 吹き付けで塗る
雨戸は狭い隙間が多いためローラーでは十分に塗れません。
このため、いちいちハケで塗るか、吹き付けで一気に塗装する必要があります。
今回のように雨戸を外せる場合は吹き付け塗装が向いています。
雨戸を外せない場合はハケで塗るか、周囲を完全に養生してから吹き付け塗装をするでしょう。
以上が、雨樋や軒天、雨戸などの付帯部塗装の様子です。
今回以外で宮崎市の工事状況を知りたい場合はただいま施工中から確認できます。
ぜひチェックしてみてください。