【宮崎県宮崎市】大塚町にある58坪の住宅で窯業系サイディング外壁とセメント瓦屋根を塗装していきます
宮崎市の大塚町にある住宅で塗装工事を実施していきます。
今回紹介する工程は以下です。
- 足場の設置
- 外壁と屋根の高圧洗浄
- 外壁のシーリング
- 窯業系サイディング外壁の塗装
- 軒天の塗装
特に窯業系サイディングの外壁とセメント瓦がある住宅に適した内容です。
各工程を確認して、ご自宅の塗装をする際の参考にしてみましょう。
塗装をするための足場と養生シートを設置していきます
塗装工事をする前に住宅を足場と養生シートで囲っていきます。
足場がなければ職人が効率的な塗装をできないため工事に日数がかかってしまうでしょう。
日数がかかると人件費が高くなり、最終的に足場を設置しない場合よりも工事費が増えるおそれがあります。
また、安全性の面からも足場は欠かせません。
足場の設置後は洗浄水や塗料が飛散しないように養生シートを張り巡らせます。
セメント瓦屋根と窯業系サイディング外壁を高圧洗浄していきます
足場と養生シートを設置したら外壁と屋根の高圧洗浄作業です。
高圧力の水で洗うことで汚れを落とし、塗料が密着しやすくなります。
一般的に、屋根と外壁の両方を洗浄する場合は作業範囲が広いため2時間以上かかります。
また、乾燥するまでは次の作業ができないため数時間〜1日程度は待つこととなるでしょう。
なお、屋根や外壁にカビやコケがこびりついている場合は水道水だけでは落としきれないことがあります。
その場合は、費用がやや高くなりますが洗浄剤を使った「バイオ洗浄」によって洗い落とします。
窯業系サイディング外壁にシーリングを施工していきます
外壁と屋根の高圧洗浄が完了したらシーリング補修です。
シーリングとは、外壁の目地を埋めている白や黒のゴム状の物質です。
衝撃を和らげたり隙間の防水したりする効果があります。
シーリングは、既存のシーリング材を剥がして新しい補修材を充填していきました。
施工方法には、既存のシーリングを剥がさずに新しい材料を重ねて施工する「増し打ち」もあります。費用が安いメリットがありますが、耐用年数が短くなるデメリットもあるでしょう。
新しいシーリング材が乾燥するまでに1〜3日ほどかかるため、そのあいだは外壁の塗装作業はできません。先に屋根の塗装をしていくことが多いでしょう。
131平方メートルある窯業系サイディングの外壁を塗装していきます
窯業系サイディング外壁の塗装をしていきます。
写真は下塗りの段階です。
今回はエスケー化研株式会社が販売する「ハイブリッドシーラー」と呼ばれる透明なシーラーを塗装していきました。
外壁の中塗りと上塗り作業です。
中塗りと上塗りは、エスケー化研株式会社の「エスケープレミアムシリコン」で塗装していきました。
エスケープレミアムシリコンは近年登場したばかりのラジカル塗料で、従来の塗料よりもコストパフォーマンスに優れています。
軒天を塗装していきます
軒天とは、屋根の裏側にある天井部分のうち、外壁より外側にある部位です。
今回は白系の色で塗装していきました。
軒天は天井部分のため光が当たりにくく、暗く見えがちです。
そのため少しでも見栄えを良くする目的で白系を塗装するケースが多いです。
なお、今回は紹介していませんが138平方メートルあるセメント瓦屋根も同時に塗装しています。
屋根の塗装では下塗りに「KFマイルドシーラー2」を、中塗りと上塗りには「セミフロンルーフ(スカイブルーカラー)」を利用しました。
以上が、宮崎県の宮崎市大塚町にある58坪の住宅で窯業系サイディング外壁とセメント瓦屋根などを塗装した様子です。
宮崎市の周辺では他にも多数の工事を行っています。具体例を知りたい場合はただいま施工中でぜひご確認ください。