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2019.11.14

中和室をリフォームして洋室個室へ?費用相場と注意点を解説

 

マンションを購入するなら中和室のある間取りを選びたい人も多いのではないでしょうか。

 

しかし、実際に住んでみると意外と使い道に悩んでしまうのが中和室です。

 

この記事では、中和室を個室にリフォームする際の費用相場と注意点を解説します。

具体的には以下の内容を解説します。

 

  • マンションにおける中和室の役割
  • 中和室のメリットとデメリット
  • 中和室を個室にリフォームする費用相場
  • 中和室をリフォームする際の注意点

 

中和室の役割や費用相場を知ることで、リフォームに失敗するリスクを低下させることができるでしょう。

 

なお、はじめて外壁や屋根の塗装を検討している方は「初めての外壁塗装・屋根塗装をご検討の方へ」もご覧ください。

 

マンションの中和室はなんのためにある?

 

なぜマンションの間取りに中和室があるかというと

部屋数を増やすため」と「和室の要望があるため」です。

 

建築基準法では、採光や換気など一定の基準を満たさないものを部屋(居室)と呼ぶことはできません。

 

しかし、開口部を引き戸にしたり、隣接する部屋から間接的に採光を取り入れたりすることで

新たに部屋と呼ぶことができるのです。

「2LDK+S」よりも「3LDK」の方がお得に見せられるという、売り手の戦略ともいえるでしょう。

 

また、マンションでも和室がほしいという人の要望に応えたケースもあります。

 

個室にリフォームせず中和室として使うメリットとデメリット

 

以下では、中和室のメリットとデメリットをご紹介します。

 

中和室のメリット

小さいお子さんがいるご家庭では、赤ちゃんを寝かせたり遊ばせたりと、中和室は何かと重宝します。

 

洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりする家事スペースとしても便利でしょう。

また、お客様が来たときの客間としても使用できます。

 

中和室のデメリット

デメリットは、そのままでは個室として使いづらいことです。

ふすまが仕切りとなっていますが、防音性の問題もあるでしょう。

 

寝室や子供部屋として使用したとしても、プライバシーを守ることは難しいでしょう。

 

また、ほとんどの場合、中和室には窓がありません。

ふすまを閉め切ってしまうと昼間でも部屋が暗くなってしまいます。

 

中和室を個室にリフォームする際の費用相場

中和室を個室にリフォームする際の費用相場は、50~100万円です。

和室から洋室へのリフォームをどの程度するかによって費用が変わります。

 

上記の金額で行う中和室の主なリフォーム箇所は、以下の通りです。

 

  • ふすまから引き戸へ変更
  • 壁紙の張り替え
  • 畳からフローリングへ変更
  • 押し入れをクローゼットに変更
  • 天井のクロスの張り替え

 

費用をおさえるために、押し入れをクローゼットに変更しないで扉だけを変える方法もあります。

 

部屋の雰囲気に合わせて照明を変える場合は、照明代もかかるでしょう。

 

中和室をリフォームする際の注意点

 

中和室をリフォームする際の注意点は以下の3つです。

 

  1. マンションの規約
  2. 採光
  3. 換気

 

上記を知らずに工事をすると無駄に費用や労力をかけることになるでしょう。

 

マンションの規約

リフォームに関するマンションの規約を確認しましょう。

 

たとえば、畳からフローリングに変更すると防音性が低くなるため、多くのマンションでは

使用するフローリングの遮音等級が決められています。

 

そのほか、施工できないリフォームや休日の工事が禁止されている場合があります。

管理組合に確認して、マンションの規約基準を満たすリフォームを計画しましょう

 

採光

中和室には窓がありませんので、個室へとリフォームをしても部屋の明るさは変えられません

 

少しでも部屋を明るくするためには、引き戸をスリットガラスが入ったタイプにしてみましょう。

リビングからの明かりが入り込んできて、部屋が明るくなります。

 

換気

換気は、24時間換気システムが導入されていれば問題はありません。

しかし、換気システムが入っていない場合は、

リフォーム後も空気が循環できずに湿気がこもりやすくなります

 

マンションの構造上、換気の問題がクリアできなければ、

湿気やカビに強い壁紙やフローリングを使う方法もあります。

 

また、エアコンを設置したい場合は、壁に穴を開ける必要があります。

取り付けが可能かどうかを業者に確認してみましょう。

 

まとめ:中和室のリフォームは実績のある業者にお願いしよう

お子さんが小さいときは目が届きやすくて重宝する中和室。

しかし、お子さんが大きくなるにつれて中和室の使い道は子供部屋などに変わってきます。

 

窓のない中和室のリフォームは、採光や換気の面での工夫が必要です。

マンションの規約基準を満たすためにも、リフォームは実績のある業者にお願いしましょう。

 

今回お伝えした費用相場や注意点を参考にしながら、中和室を快適な個室にリフォームしてください。

和室を洋室にリフォームする場合の費用相場は以下で詳しく解説しています。

和室を洋室にするリフォーム方法別の費用と安くするコツを解説

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