フルリフォームのタイミングはいつ?最適なタイミングと費用相場を学ぼう
「家も古くなったしフルリフォームしたいな」
「フルリフォームっていくらぐらいかかるのだろう?」
中古物件を購入した場合や長い期間同じ家に住んでいるとフルリフォームを検討する人も
多いのではないでしょうか?
また築年数が古い家はいろいろなところが劣化してくるため事故を防ぐ意味として
フルリフォームが必要です。
この記事ではフルリフォームについての悩みを解消するために下記の情報を解説しています。
- フルリフォームを検討するタイミング
- フルリフォームの費用相場
- フルリフォームをする際の注意点
記事をしっかり読んでフルリフォームについての知識を身につけましょう。
フルリフォームを決断するタイミング
フルリフォームを決断する理由のほとんどは居住空間の劣化が原因です。
中古物件を購入したタイミングでも、劣化部分を修復しながら自分好みにフルリフォームします。
また持ち家やマンションを賃貸に出すタイミングでフルリフォームするケースもあります。
住居の劣化
居住空間が劣化した場合のフルリフォームはとても重要です。
5~10年たつと建物は少しずつ劣化が目立ち始めさらに年数がたつと水回りや配管などの目に
見えない部分が劣化してきます。
劣化が進むと思いがけない事故が起こるため、それを防ぐためにもフルリフォームが必要になるのです。
持ち家やマンションを賃貸に出す場合もきれいにして貸し出すというのが前提としてあります。
ですが、借りる側も見た目だけではなく安心できる家を探しているため設備の面で不安がない
状態にすることが大切です。
中古物件を購入してフルリフォーム
最近では中古物件を購入して自分好みの家にフルリフォームする人が増えています。
安く購入できるため新築よりも費用を抑えることができます。
しかし、建物の状態によってはリフォームが難しく予想よりも費用が高くなる場合があるため、
事前にリフォーム業者に相談しましょう。
フルリフォームの費用相場
フルリフォームをする場合に建物を骨組みの状態まで戻す「スケルトンリフォーム」という
方法があります。
木造の一戸建てであれば柱と梁の状態に戻し、
マンションであればコンクリート躯体まで戻す段階からリフォームをします。
以下ではスケルトンリフォームをベースに費用を解説していきます。
内部をフルリフォーム
スケルトンリフォームをベースにして2階建一軒家の内部をフルリフォームした場合の費用は
1,200万円ほどで、工事期間は約3~4カ月です。
基本的に外壁は解体せずに骨組みを残してリフォームするため、
間取りの変更などは自由度が高くなっています。
躯体を残しているため家全体の補強や床をはずしての基礎の強化も可能なことは、
内部リフォームのメリットです。
外壁を傷つけないことが前提であるため、サッシなどの変更の際には別途費用がかかる場合があります。
デメリットは内部と外部の見た目に大きな差が出てしまうことです。
費用を抑えて間取りや内装を変えたい人におすすめのフルリフォームです。
内外部のフルリフォーム
2階建て一軒家の内外部フルリフォームをした場合の費用は2,000万円程で工事期間は約4~5ヶ月です。
内外部のフルリフォームでは外壁もすべて解体するため、玄関の位置なども変えられることから
2世帯住宅へのリフォームに多く選ばれています。
完全な躯体になることで自由度が高くなり、
理想に近づけることができるのが内外部リフォームのメリットです。
しかし、解体作業が手作業であるために内部リフォームに比べて費用が高くなってしまう
デメリットもあります。
すべて解体して新築を建てたい人が、
いろいろな問題で実現できない場合におすすめのフルリフォームです。
フルリフォームする際の注意点
フルリフォームをする際には注意することがあります。
一戸建てとマンションに分けて注意するポイントを解説しますので参考にしてください。
一戸建てのフルリフォームの注意点
戸建ての場合は建物の骨組みが腐食していたり劣化していたりすると
新築を建てる以上の技術と期間が必要です。
安全を優先するため予定していたリフォームができないこともあります。
木造であれば骨組みの腐食やシロアリの被害、
鉄骨造であればサビとその原因をしっかり確認することが重要です。
マンションのフルリフォームの注意点
マンションリフォームの場合は戸建てよりも制限が多くなります。
下記の共有部分は個人の判断でリフォームすることが許されていません。
- ベランダ・バルコニー
- 住宅間の壁
- 窓・窓枠
- 玄関扉の外側
共有部分だけではなく専用部分でも管理会社の確認が必要な場合もあります。
まとめ:フルリフォームはリフォーム業者と相談しながら決めましょう
フルリフォームは大規模な工事になるためプロであるリフォーム業者に相談することが大切です。
今よりも快適な暮らしになることを前提としているため、安全で安心できる家であることがとても
重要になります。
フルリフォームは工事が長引く可能性があるため周りの住人に対する配慮も忘れてはいけません。
自分だけで悩まずに信頼できる業者を見つけて相談しましょう。