在来工法で浴室をリフォームするメリット・デメリットと費用相場を解説
「お風呂を新しくしたい」
「デザインにこだわったお風呂をつくりたい」
お風呂が古くなると、新しい浴室へのリフォームを検討する人もいるのではないでしょうか。
こだわりのお風呂をデザインして、くつろぎのバスタイムを過ごしたいと考えている人も多いはず。
この記事では、在来工法による浴室リフォームについての悩みを解消するために
下記の情報を解説しています。
- 浴室の在来工法とは?
- 在来工法の浴室のメリット・デメリット
- 在来工法で浴室をリフォームする際の費用相場
- 在来工法で浴室リフォームする際の注意点
在来工法で浴室リフォームを考えている人は、ぜひ参考にしてください。
浴室の在来工法とは?
浴室の在来工法とは、現場で1からお風呂を作り上げる工法です。
ユニットバスの場合は、工場でつくられたパーツを組み立てる形式となります。
在来工法では、浴室の周りに防水処理を行い、
床や壁をモルタルやコンクリートでつくります。
その後、タイルを貼って仕上げます。
ひと昔前は、ほとんどの住宅のお風呂が在来工法でした。
現在は、費用や工期が抑えられるユニットバスが主流になり、
在来工法のお風呂は減少しています。
しかし、好きな浴槽やタイルなどを自由に選べる在来工法のお風呂は、
自分だけのオリジナルの浴室をつくりたい人に高い人気があるのです。
在来工法の浴室のメリット・デメリット
在来工法は、自分だけのオリジナルの浴室がつくれることで人気が高い工法ですが、
どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
メリットは自由に設計ができること
在来工法のメリットは、浴室の大きさや室内のデザインを自由に設計できることです。
浴槽やタイル、シャワー、蛇口などを自由に選択できます。
また、建物の形状が原因でユニットバスが入れられない場所であっても、
浴室をつくることができるでしょう。
デメリットは工期が長く費用が高いこと
在来工法の浴室のデメリットは、ユニットバスを設置するよりも工期や費用がかかることです。
ユニットバスを設置する場合、およそ7~10日でリフォームが完了します。
しかし、在来工法の浴室は2~3週間ほどかかるでしょう。
在来工法は、施工する職人の腕に左右される部分が多く、
せっかく選んだ素材の性質を十分にいかせない可能性があります。
在来工法で浴室をリフォームする際の費用相場
在来工法で浴室をリフォームする際の費用相場は、以下のとおりです。
- 新しい浴槽の製品代:10万円~
- 施工費用(解体工事含む):100万円~
施工費用は、浴槽の材質や施工内容によって異なります。
業者に依頼して現場調査を行い、見積りを出してもらいましょう。
見積りをとる際は、適正な価格を知るために複数の業者に依頼することをおすすめします。
在来工法で浴室リフォームする際の注意点
在来工法の浴室はユニットバスに比べて防水性が劣ります。
水もれを防ぐために防水処理は徹底的に行いましょう。
既存の浴室を解体した際、浴室の劣化状態によっては壁や床の補修・補強工事が必要になります。
壁や床に断熱材を入れるなどして、冬の寒さ対策も忘れずに行いましょう。
まとめ:在来工法の浴室リフォームは、実績のある業者に依頼しよう
在来工法の浴室は、工場でつくられたパーツを組み立てるユニットバスとは違い、
現場で1からお風呂をつくります。
ユニットバスのように規格サイズが決められていないため、
浴室の大きさやデザインなどを自由に設計できます。
しかし、タイルの仕上げなど、施工する職人の腕によって浴室の仕上がりに
大きな差が出てしまう可能性もあるでしょう。
在来工法の浴室リフォームは、実績のある業者に依頼しましょう。
浴室リフォームの詳しい費用相場は以下でもチェックできます。