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2020.1.1

急な階段をリフォームするポイントと費用相場をチェック!

 

「階段のリフォームって、なんだか大掛かりで費用も高そうなイメージがありませんか?」

 

築年数が古い住宅では急な勾配の階段が多く、日常生活を危険にさらす可能性があります。

 

いざ、階段のリフォームをしようと決意をしても、予備知識がなければ

「相場よりもかなりの費用がかかってしまった」「イメージしていた仕上がりとは全然違った」と

いったことになりかねません。

この記事では急な階段をリフォームする際の、費用や注意するべき点について解説していきます。

 

急な階段をリフォームする5つのポイント

急な階段を放置していると、日常生活で大怪我につながる可能性があります。

リフォームのポイントは5つあります。

 

  • 間取り変更が必要な場合がある
  • 工事中は階段が使えない
  • 業者は相見積もりで選ぶ
  • 足元にライト設置を検討
  • 建築基準法に配慮する

 

5つのポイントをおさえて、急な階段のリフォームに関する疑問や悩みを解消していきましょう。

 

間取り変更が必要な場合がある

急な階段をリフォームする場合は、間取りの変更が必要な場合があります。

階段の勾配を緩やかにするには、段数や踏み面の奥行きを増やさなければなりません。

追加スペースが既存の間取りに影響を与える場合は、間取りの変更も考慮する必要が出てきます。

 

工事中は階段が使えない

工事中は階段が使えなくなります。

階段のかけかえのような大規模な工事だと、工期が1ヶ月以上にも及ぶことがあります。

 

工事が始まるまでに1階だけでの生活をイメージしておき、

必要なものをリストアップしておきましょう。

 

業者は相見積もりで選ぶ

相見積もりとは、複数の業者に対して同じ条件で見積もりをしてもらうことです。

リフォーム業者の中には相場とかけ離れた金額を提示する会社もあります。

 

相見積もりをすると工事の相場がわかるので、

悪徳業者を見分けられるというメリットがあります。

2〜5社に対して相見積もりであることを伝えた上で見積もりを出してもらいましょう。

 

ただし、業者に他社の見積書を見せることは、

マナー違反になりますので注意してください。

 

足元にライト設置を検討

足元を照らす「フットライト」の設置も、階段の安全性を高めてくれます。

たとえば、夜中に目が覚めてトイレに行きたくなったときに、

天井のライトのまぶしさを感じずに安全に階段を使えます。

 

間接照明としてのデザイン性もあるので、家の雰囲気をかえたいといった方にもおすすめです。

人感センサーがついたものもあるので、省エネ性にも優れているでしょう。

 

建築基準法に配慮する

階段の寸法は建築基準法によって定められています。

蹴上(けあげ)高さは23cm以下、踏み面は15cm以上、

階段および踊り場の幅は75cm以上の寸法としなければなりません。

 

もし建築基準法に適合しない寸法の階段を作ってしまうと、

違法建築物となってしまうので注意しましょう。

 

急な階段をリフォームする方法

 

急な階段をリフォームする方法は2つあります。

以下では、急な階段をリフォームするための具体的な内容を紹介します。

 

段違いにする

1つ目は、階段の踏み面を段違いにする方法です。

この方法では、既存の階段に踏み面を1段ずつ左右交互に配置していきます。

 

既存の階段の踏み面を拡張するように取り付けたり、

階段を覆うようにカバーを張り付けたりする工法があります。

段違いの階段は日常で使う機会はほとんどないので、慣れるまでは注意が必要です。

 

かけかえをする

2つ目は、階段のかけかえをする方法です。

既存の階段を解体して、新たな階段を取り付けます。

新たな階段を取り付けるので、デザインの自由性が高くなります。

 

材料も新しいものに取り替えるので、強度面でも安全性の高い階段にできます。

階段のかけかえには天井や壁の解体や取り付けが必要なケースもあり、

間取りの変更を伴う大掛かりな工事になります。

 

間取りの変更を含めた全面リフォームを検討している場合は、

かけかえをすることも考えておくといいでしょう。

 

急な階段をリフォームする費用の目安

 

段違いにする場合とかけかえをする場合の具体的な工事費用をみていきましょう。

一般的な住宅における階段の段数である、14段の階段を想定して費用を算出しています。

 

段違いにするリフォーム

段違いにするリフォームは、20〜40万円程度の費用がかかります。

内訳としては取り付け工賃が5万円程度、材料費が15〜35万円程度になります。

 

階段のかけかえリフォーム

かけかえのリフォームでは、60〜120万円程度の費用がかかります。

材料費や撤去の規模により大きく変動するため内訳の一例をチェックしてみましょう。

 

  • 既存階段の撤去 約15万円
  • 新設階段の材料費 約50万円
  • 取り付け工賃 約30万円

 

上記の金額を目安にしてみましょう。

 

まとめ:急な階段のリフォームは今すぐやろう!

 

急な階段を放置すると転倒して大怪我をする危険があります。

特に高齢者がいるのなら、階段だけではなくバリアフリーリフォームも検討しましょう。

 

バリアフリーリフォームについては、

バリアフリーリフォームの必要性と成功させるためのコツ・費用相場を紹介!

で詳しく解説しています。

興味がある人はチェックしてみてください。

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