キッチンのパネルとタイルの特徴とは?費用相場と選び方も紹介!
キッチンの壁をパネルかタイルのどちらにしようか迷っていませんか?
この記事では、キッチンのパネルとタイルについて以下の項目を解説しています。
- キッチンパネルとタイルのメリットとデメリット
- キッチンパネルとタイルの費用相場
何を基準に選ぶのかによって、パネルとタイルのどちらが適しているかが分かります。
キッチンパネルとタイルのメリットとデメリット
以下では、キッチンパネルとタイルのメリットとデメリットについて、詳しく解説していきます。
パネルのメリット
キッチンパネルとは、コンロ周辺の壁を化粧するパネルです。
アルミやホーロー、ステンレス、メラミン化粧板などのパネルがよく使われています。
キッチンパネルのメリットは以下のとおりです。
- コストが安く機能性が高い
- 目地がないので掃除がしやすい
1つずつ解説していきます。
コストが安く機能性が高い
キッチンパネルはタイルに比べると、材料費と工事費を安く抑えられます。
取り付け方法がシンプルで、短い工事期間での取り付けが可能です。
また、建築基準法の耐火基準をクリアしたパネルのみ、コンロまわりの壁材として使用できます。
防水性にも優れており、キッチンパネルは高い機能性を持っています。
目地がないので掃除がしやすい
キッチンパネルには、タイルのような目地がありません。
洗剤をつけて拭くだけなので、掃除に手間がかかりません。
また、目地に汚れが沈着することがないので劣化がしにくく、耐久性に優れています。
パネルのデメリット
メリットが多いキッチンパネルですが、以下のデメリットもあります。
- シンプルでデザインが少ない
- 金属製のパネルは傷がつきやすい
1つずつ解説していきます。
シンプルでデザインが少ない
タイルに比べるとデザインが少なく、一面が同じ模様になります。
タイルのような立体感もないので、キッチンの雰囲気が単調になりやすいデメリットがあるでしょう。
金属製のパネルは傷がつきやすい
ステンレスやアルミといった金属製パネルは傷がつきやすいです。
傷が増えることによって、清潔感や高級感のある光沢が失われていきます。
金属製のキッチンパネルを検討する際は、傷つきやすいという特性を理解しておきましょう。
タイルのメリット
キッチンのタイルには、以下のメリットがあります。
- 耐火性・耐水性・耐久性が高い
- 色やデザインが豊富
1つずつ解説していきます。
耐火性・耐水性・耐久性が高い
タイルは耐火性・耐水性・耐久性に優れている材料です。
キッチンや風呂などの材料が劣化しやすい環境にも適しています。
色やデザインが豊富
タイルは色やデザインが豊富です。
タイルの大きさや色の組み合わせによって、キッチンの雰囲気を自由に変更できます。
立体感もあるので、単調な雰囲気のキッチンになる心配がありません。
タイルのデメリット
キッチンのタイルには、以下のデメリットがあります。
- 目地が汚れやすく掃除が大変
- 衝撃に弱くひび割れしやすい
1つずつ解説していきます。
目地が汚れやすく掃除が大変
タイルの間にある目地は汚れが染み込みやすい材料です。
油汚れが多いキッチンでタイル壁を清潔に保つには、こまめに清掃しなければなりません。
工事費が高い
タイルの壁は、パネルよりも工事費が高くなります。
タイルの施工には、技術と手間が必要だからです。
工事の期間も、パネルに比べると長くなります。
キッチンのパネルとタイルの費用相場
以下では、キッチンパネルとタイルの費用相場を紹介していきます。
費用相場はリフォーム時の材料費と施工費込みの価格です。
パネルの費用相場
キッチンパネルの費用相場は、1平方メートルあたり1~2万円ほどです。
キッチンパネルには規格があり、壁に合わせてサイズを調整して施工します。
アルミとメラミン化粧板のパネルは低価格なものが多く、ホーローのパネルは高額になる傾向があります。
タイルの費用相場
キッチンの壁にタイルを施工する際の費用相場は、
1平方メートルあたり1万5,000円~3万円ほどです。
材料費より施工費用の方が高くなることもあります。
業者によって施工費用は大きく変わるので、相見積もりで比較しましょう。
まとめ:選ぶときはキッチンパネルとタイルの特徴を理解しよう
パネルとタイルにはそれぞれ特徴があります。
「掃除の手間を少なくしたい」「費用をなるべく安く抑えたい」
といった方にはキッチンパネルがおすすめです。
費用が高くてもお洒落なキッチンにしたい方は、タイルの壁を検討してみるとよいでしょう。
キッチンのリフォームにかかる費用を知りたい場合は以下をご覧ください。