2020.2.15

吹き付け断熱のメリットと選び方!古くなった自宅を手軽に快適住宅へ!

 

「両親から一戸建てを受け継いだのだけど、木造建築で古く、夏場の暑さがしんどい」

「冬場、自宅が寒すぎるのでリフォームしたい。どうしたらいいのだろう」

 

あなたは夏の暑さや冬の寒さに困っていませんか。

「吹き付け断熱」でリフォームを施せば、上記の問題が解決できるのです。

 

この記事では、吹き付け断熱について紹介します。

具体的には以下の内容です。

 

  • 吹き付け断熱の特徴
  • 吹き付け断熱のメリットとデメリット
  • おすすめの吹き付け断熱の商品

 

記事を読めば、吹き付け断熱を検討しやすくなるでしょう。

ぜひご一読下さい。

 

吹き付け断熱の特徴

吹き付け断熱は、断熱用の素材を住宅の壁や天井、床に吹き付け、

住宅の熱を遮る効果を高める方法です。以下の特徴が存在します。

 

  1. 環境に優しい
  2. 現場で施工が直接できる
  3. 公共施設に採用されるほど信頼性が高い

 

具体的に確認してみましょう。

 

環境に優しい

フロンガスを使用せず水を使って発砲させる断熱材があり、湿気の侵入を抑えられます。

環境に優しく、住宅を長く使用できるようになる特徴があるのです。

 

現場で吹き付けが直接できる

住宅の各部位に断熱材を吹き付ける工事が現場で可能です。

現場の壁の形状に合わせられるので、隙間がなく気密性を保った作業が行えます

 

公共施設に採用されるほど信頼性が高い

断熱材は以下の例で使用されており、信頼を得ています。

 

  • 「東京ビッグサイト」(東京都江東区)の展示ホール内の壁や天井
  • 「新宿区立漱石山房記念館」(東京都新宿区)の壁や天井
  • 「吹田スタジアム」(大阪府吹田市)の壁や床

 

公共施設に使用され、施設内の快適性を保つ役割を断熱材が果たしているのです。

 

吹き付け断熱のメリット

 

吹き付け断熱の施工をするメリットは3つあります。

 

  1. 断熱性を維持できる
  2. 健康への悪影響が少ない
  3. 外的要因で剥がれ落ちにくい

 

施工によって自宅の状態や、生活環境に与える良い影響を把握しましょう。

 

断熱性を維持できる

断熱材を住宅の各部位に隙間なく吹き付けることで気密性を高め、断熱性を維持できます。

 

特に発泡ウレタン素材の断熱材を使用すれば、隙間ができにくい施工が可能です。

細かい気泡構造により、夏の暑さと冬の冷たい外気を防げます。

エアコンに負担がかかりにくく、光熱費を抑えられるのです。

 

健康への悪影響が少ない

結露の発生を防ぎ、カビやダニの発生を抑えます

アレルギーにつながる「ホルムアルデヒド」が生じず、健康への悪影響がほとんどありません。

 

また、住宅内の温度差を少なくして、冬場の「ヒートショック」による事故を防げます。

血圧が高い人や高齢者の安全を守れるのです。

 

外的要因で剥がれ落ちにくい

接着力が高く、壁に吹き付けた後もズレが生じにくいので断熱性を保てます。

断熱材によって柔軟性が異なり、地震で住宅が動いても剥がれ落ちる不安がありません。

湿気を防ぎ、結露を抑えられるので、建物自体の耐久性を維持します。

 

吹き付け断熱のデメリット

 

吹き付け断熱の施工をするデメリット配下の3つです。

 

  1. シロアリ対策をしなければいけない
  2. 湿気対策を行わなければならない
  3. 値段が高い

 

施工によって自宅の状態や、生活環境に与える悪影響も把握しておきましょう。

 

シロアリ対策をしなければいけない

ガスを入れて発泡させた断熱材は、シロアリに弱い難点があります。

外断熱を施した住宅の断熱材を破って侵入し、ダメージを与えた例があるからです。

よって、防アリ対策を施している断熱材を選択する必要があります。

 

湿気対策を行わなければならない

「内断熱」「外断熱」問わず、湿気の対策をしなければなりません。

内断熱とは、壁の内側に断熱材を施工する方法です。

外断熱は、壁の外側に断熱材を施工します。

 

隙間が少しでも生じていると、水が溜まって結露してしまいます。

カビが発生し、住宅の寿命に影響を及ぼすので注意が必要です。

 

値段が高い

断熱材は値段が高いデメリットが存在します。

発泡ウレタンの場合、安価なボード式断熱材であるグラスウールとは価格が3倍も違います。

 

吹き付け断熱に対応している商品を紹介!

 

吹き付け断熱の施工で使われる断熱材を2つ紹介します。

 

アクアフォーム

施工現場で使用される発泡断熱材ではシェアNo.1を誇る商品です。

シックハウス症候群を予防するほか、施工が簡単です。

フロンガス不使用で、二酸化炭素の削減にも貢献する素材です。

 

アイシネン

カナダで開発された現場吹き付け断熱材です。

低い密度のウレタンで水を吸わないので、柔軟性や形状安定に優れています。

結露やカビの発生を抑えて、高い断熱性と耐久性を実現できる素材です。

 

まとめ:吹き付け断熱は光熱費を抑えたい人に適している

 

吹き付け断熱は、光熱費を抑えたい人に適した工事方法です。

 

現場で吹き付けする発泡式の断熱材は、ボードを貼り付ける工法よりも気密性が高く、

断熱性に優れています。

 

断熱性が高まると、エアコンやストーブ、扇風機等の電器器具の負担が減るのです。

よって、電気代や灯油代などの光熱費が抑えられ、節約につながります。

 

古い木造住宅で寒さや暑さに困っているあなた。

吹き付け断熱で快適な生活を手に入れましょう。

 

他の断熱方法の費用相場を知りたい場合は以下の記事をチェックしてみてください。

知ったら得する断熱リフォームの費用を抑える要素と費用相場

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