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2020.2.15

二重窓にする際の費用を種類ごとに紹介!安くする対策や注意点も解説

 

「暖房や冷房の効きが悪い」

「窓の結露がひどい」

 

二重窓を導入することで、そんな悩みを解決できるかもしれません。

 

二重窓は最近の工法なので、費用相場が分からない方も多いことでしょう。

この記事では、二重窓について以下の項目を紹介しています。

 

  • 二重窓の種類と費用相場
  • 二重窓の費用を安くする方法
  • 二重窓にする場合の注意点

 

それでは、みていきましょう。

 

二重窓の種類と費用相場

 

二重窓に使用するガラスは、主に以下の4種類です。

 

  • 遮熱高断熱複層ガラス
  • 高断熱複層ガラス
  • 複層(ペア)ガラス
  • 防音合わせガラス

 

二重窓にする工賃の費用相場は3~7万円ほどですが、使うガラスの種類によって価格が変動します。

それぞれのガラスについて、特徴と費用相場を詳しく解説していきます。

 

遮熱高断熱複層ガラス

遮熱高断熱複層ガラスの費用相場は、1平方メートルあたり2~5万円ほどです。

ガラスに金属膜のコーティングを施しており、紫外線と日差しをカットする性能を高めています。

このため西日が当たりやすい住宅では、高い効果を発揮します。

 

紫外線をカットすることにより、家具や建材の色あせを防ぐ効果もあります。

人と住宅を紫外線から保護してくれるのが、遮熱高断熱複層ガラスの特徴です。

 

高断熱複層ガラス

高断熱複層ガラスの費用相場は、1平方メートルあたり3~7万円ほどです。

複層ガラスの間にある空気層に、アルゴンガスが入っているのが特徴です。

 

アルゴンガスは、熱を伝えにくい性質を持っています。

外気の温度を室内に伝えにくいので、冷暖房の効果を高めてくれます。

 

複層(ペア)ガラス

複層(ペア)ガラスの費用相場は、1平方メートルあたり1~3万円ほどです。

複層ガラスの間に空気層を設けて断熱性を高めており、結露がしにくくなっています。

金属膜コーティングやアルゴンガスの充てんをしているガラスに比べると、価格を抑えられます。

 

防音合わせガラス

防音合わせガラスの費用相場は、1平方メートルあたり3~7万円ほどです。

複層ガラスの間にフィルム状の防音材を挟み込み、防音性を高めたガラスです。

 

防音したい音の周波数によって、どの防音ガラスを選ぶべきかが変わってきます。

どのような音に悩んでいるのかを明確にして、目的にあった防音ガラスを選びましょう。

 

二重窓の費用を安くする方法

 

二重窓の費用を安くするには、以下の方法があります。

 

  • 相見積もりをする
  • DIYで取り付ける
  • 次世代住宅ポイントを利用する

 

1つずつ解説していきます。

 

相見積もりをする

相見積もりをすることによって、二重窓の取り付け費用を安くできる可能性があります。

相見積もりとは、複数の業者に対して同じ条件で見積もりをしてもらうことです。

 

相見積もりをすれば、一番安く取り付けができる業者を見つけられます。

また、工事に慣れている業者を見分けられるので、質の高い提案や施工も期待できます。

 

DIYで取り付ける

簡易な二重窓をDIYで取り付けることで、費用を安く抑えられます。

ガラスの代わりにポリカーボネートを使用すると、高い断熱性能が期待できます。

 

作業手順は以下のとおりです。

 

  1. 窓枠の大きさを測る
  2. 窓枠のサイズにカットしたレールを窓枠の上下に両面テープで固定する
  3. 窓枠に取り付けたレールにカットしたポリカーボネートを取り付ける

 

費用は5,000円~1万円ほどなので、安く済ませたい方にはおすすめの方法です。

 

次世代住宅ポイントを利用する

次世代住宅ポイントは、国が実施している制度で、内窓を設置することでポイントが付与されます。

付与されたポイントと、家電や生活用品などの商品と交換ができます。

 

次世代住宅ポイント制度の事務局に登録された型番の製品だけが、ポイント付与の対象になります。

 

ポイントをもらうためには書類の作成と申請が必要です。

多くの業者は書類作成や申請に関するアドバイスをしてくれるので、見積もり段階で確認してみましょう。

 

二重窓にする場合の注意点

 

二重窓にする前に、以下の注意点を理解しておく必要があります。

 

  • 引き違いの窓しか二重窓にできない
  • 窓を1箇所だけ二重窓にしても効果は得られない

 

1つずつみていきましょう。

 

引き違いの窓しか二重窓にできない

引き違いの窓以外は、二重窓にはできません。

天窓や上げ下げ窓、内倒し窓などは、外側の窓が内側の窓に干渉するためです。

 

また、引き違い窓の場合でも窓枠に内窓を設置できるスペースがなければ、二重窓にはできません。

二重窓にできない窓は必ず事前に把握しておきましょう。

 

窓を1箇所だけ二重窓にしても効果は得られない

部屋に複数の窓がある場合は、すべての窓を二重窓にする必要があります。

1カ所でも二重窓ではない窓があれば、断熱や防音の効果は薄まってしまいます。

二重窓の効果を最大限にするためにも、部屋内の窓はすべて二重窓にしましょう。

 

まとめ:二重窓の費用を把握して安く工事をしよう

二重窓には様々な種類があり、特性や費用も種類によって変わってきます。

二重窓にしたい理由を確認して、目的に合ったものを選びましょう。

 

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