ベランダ・バルコニーリフォームの費用相場、注意するポイントを紹介

「バルコニーに屋根をつけたい」
「今からでもベランダをつけることはできるだろうか?」
ベランダやバルコニーをリフォームしたい理由は、ご家庭によってさまざまです。
使っているベランダやバルコニーをリフォームしたい人もいれば、新しく
取り付けたい人もいるでしょう。
ベランダとバルコニーの違いは、屋根がついているかどうかです。
一般的に、屋根がついたものが「ベランダ」、屋根がついていないものが「バルコニー」とよばれています。
この記事ではベランダやバルコニーのリフォームに関するお悩みを解決するために、以下の情報を解説しています。
- ベランダやバルコニーリフォームの費用相場
 
- ベランダやバルコニーリフォームで注意するポイント
 
ベランダやバルコニーに関する情報を知り、快適なリフォームを計画しましょう。
ベランダ・バルコニーリフォームの費用相場

ベランダやバルコニーのリフォーム例には以下があります。
- 目隠し
 
- 防水工事
 
- 屋根の取り付け
 
- ベランダやバルコニーの増築、拡張、取り換え
 
- ベランダやバルコニーを部屋にする
 
以下では、それぞれのリフォームでかかる費用を工事別にご紹介します。
目隠し
ベランダの中が見えないように目隠しをする費用は以下になります。
- DIY(目隠しシート、すだれ):数千円~
 
- 業者(フェンス、パネル):7万円~
 
DIYでできる目隠しは、非常に簡単に取り付けができます。
しかし、安全性と耐久性を考えると、業者に依頼した方が良いでしょう。
防水工事
防水工事にかかる費用は、10~20万円ほどです。
ベランダの防水工事は、主に3つの工法で施工されています。
- ウレタン防水
 
- FRP防水
 
- シート防水
 
ベランダの防水工事は、どんな床にも加工を施せるウレタン防水がおすすめです。
屋根の取り付け
バルコニーに屋根を取り付けてベランダにする作業です。
屋根を取り付ける工事は、15~25万円です。
ベランダやバルコニーの増築、拡張、取り換え
ベランダ・バルコニーの増築、取り換えにかかる費用は、50万円以上です。
新たにベランダを増築する場合は、建築基準法に違反しないかどうか、業者と相談する必要があります。
既存のベランダ・バルコニーを拡張する場合は、つなぎ目から雨漏りしないように十分に気をつけて施工してもらいましょう。
また、既存のベランダ・バルコニーが既製品の場合、拡張することができないため、新しいものと取り換えることになります。
ベランダやバルコニーを部屋にする
ベランダやバルコニーを下記の部屋にリフォームする場合は、50万円以上かかります。
- 寝室
 
- 子供部屋
 
- 書斎
 
- サンルーム
 
ベランダやバルコニーは、お好みの部屋にレイアウト可能です。
ベランダやバルコニーのリフォームで注意するポイント

ベランダ・バルコニーのリフォームで注意するポイントを2つご紹介します。
失敗しないようチェックしておきましょう。
リフォームのタイミング
ひとつは、リフォームのタイミングです。
ベランダやバルコニーは目立たない部分のため、リフォームやメンテナンスが後回しになってしまいがち。
しかし、防水工事は定期的に行わないと、雨漏りの原因になります。
建物の中に水が入ると、建物自体が傷んでしまうでしょう。
ベランダやバルコニーが以下のような状態になったときは、リフォームのタイミングです。
早めに業者に見てもらいましょう。
- 汚れ、黒ずみ、カビが落ちないとき
 
- きしみ、手すりのぐらつき
 
- 雨が降ると水たまりができる
 
汚れや黒ずみ、カビなどは、なかなか気づきにくい部分です。
しかし、普段の掃除で取りきれないときは雨漏りしている可能性があります。
防犯面と安全性
もうひとつは、防犯面と安全性です。
万が一、家に不審者が侵入した場合、ベランダやバルコニーが隠れ場所になる可能性があります。
不審者に隠れ場所を提供しないために、フェンスの網目は細かすぎない方が良いでしょう。
また、安全面では、雨上がりにベランダやバルコニーの床が滑りやすいと非常に危険です。
転倒を防ぐために、床は滑りにくい材質にしましょう。
まとめ:ベランダやバルコニーリフォームで快適な住まいに

ベランダやバルコニーのリフォームは、目的に合わせてさまざまな種類があります。
防水工事は、ベランダ・バルコニーを雨漏りから守るために大切な工事です。
忘れずに定期的に行いましょう。
増築や拡張工事は、建ぺい率や容積率など、建築基準法に関わる部分がありますので、信頼できる業者と相談しながらすすめましょう。
今回ご紹介した情報を参考にして、快適なベランダ・バルコニーにリフォームしてください。
