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2020.3.27

フローリングのリペア(補修)にかかる料金と、費用を安くする対策

 

「フローリングのリペアをしたいけれど料金が気になる」

「フローリングのリペアにかかる費用をできるだけ安く抑えたい」

 

フローリングが剥がれてしまったりキズがあったりしてリペアを検討中の方も多いでしょう。

 

生活に支障はないけれど、やはりフローリングのキズは気になるものです。

しかし、自分で直すのは難しいので業者に依頼したい。だけどリペアにかかる料金は高いのではないかと心配にもなります。

 

この記事では、フローリングのリペアにかかる料金について以下のような情報を解説します。

 

 

  • フローリングのリペアにかかる料金相場
  • フローリングのリペア費用はどのように決まるのか
  • フローリングのリペアにかかる料金を安く抑える方法
  • フローリングリペアをDIYする方法

 

 

記事を読んでいただければ、フローリングのリペアにかかる料金について詳しく知ることができ、無駄な出費を避けられるでしょう。

 

フローリングのリペア(補修)に必要な料金を一覧表でチェック!

リペア工事費用

 

フローリングのリペアに必要な料金の相場を以下で具体的にチェックしてみましょう。

 

〈ヘコミなどの小さなキズの場合〉

補修工事

 

〈剥がれなどの大きなキズの場合〉

補修工事

 

一覧表の料金は一般的な相場であり、施工する業者やキズの状態によってかかる料金は異なります。

参考程度にお考えください。

 

ヘコミ・キズのリペア

フローリングに物を落とすなどしてつけてしまったコミやキズのリペア費用は、1~3万円ほどです。

 

フローリングのヘコミやキズは、パテという粘土状の補修剤を使ってキズを埋め、周囲と溶け込むよう色付けしてリペアします。

 

ヘコミやキズの場合はフローリングの張り替えや塗装は必要ないため、費用は比較的安く抑えられます。

 

例えば、1円玉サイズの小さなキズが1~3個程度であればリペア費用は1万円ほどで済みます。

 

しかし、小さなキズが10~30箇所もあれば、リペア費用は3万円以上かかることもあるでしょう。

 

キズの深さや程度によっては作業時間がかかるため、費用や材料費が上乗せされる場合もあります。

 

汚れ・焦げ・剥がれのリペア

フローリングにできた汚れや焦げ、剥がれによるリペアは、破損箇所の張り替えや塗装が必要となるので費用は高くなります

 

例えば、一辺が50センチメートルずつのフローリング部分にできたシミをリペアし、塗り替えた場合の費用は15,000円ほどです。

 

9坪の部屋のフローリングの色褪せをリペアするために全面的に塗装した場合は5万円以上の費用がかかります。

 

剥がれの場合は破損箇所を一度剥がして補修し、塗装しなければいけません。

そのためリペア部分が小さくても費用は高くなる傾向にあります。

 

出張費

フローリングのリペアを業者に依頼した場合、作業費とは別に出張費がかかる場合があります。

 

例えば、会社がある県内や都内への出張は無料とし、県外への出張は有料とするなどです。

 

県内・都内であろうが会社から出張場所までの距離によって出張費を加算する業者もあります。

 

出張費の相場は、業者や距離によって異なりますが3,000~5,000円ほどです。

県外や離島への出張となると、15,000円ほどかかることもあります。

 

業者によっては見積もりの際に出張費を含めていないことがあります。

見積もりを出してもらった時には、出張費が別でかからないかを確認しましょう。

 

フローリングのリペア(補修)料金を決める要素とは

費用

 

フローリングリペアの料金を決める要素には、以下の3つのポイントがあります。

 

 

  • 面積
  • 破損状況
  • 業者の移動距離

 

 

ポイントをそれぞれ詳しく解説していきましょう。

 

面積

フローリングのリペアする部分の面積が大きいほど、費用は増えます。

面積が小さい場合、その部分のみを補修して色付けすればキズも目立たなくなり、作業時間も使う道具も最小限で済むでしょう。

 

しかしリペア部分の面積が大きい場合、破損箇所を剥がしてサンドペーパーなどでならし、塗装しなければなりません。

そうなると作業時間や使う材料も増え、費用は高くなってしまいます

 

業者が見積もりを出す際、リペアする部分の面積をチェックし、作業時間も考慮して料金を算出します。

 

そのため、リペアしたい面積が大きければその分費用が高くなることを覚えておきましょう。

 

破損状況

破損箇所の劣化が激しかったり、キズが深かったりする場合は費用が増えてしまいます。

もしもキズが浅く小さければ、短時間でリペアすることができます。

 

破損状況が悪い場合、その箇所を補修し、フローリングの張り替えや塗装が必要となるでしょう。

そうなると修復に時間がかかりますし、作業の手間も増えます。

 

フローリングのリペアの料金は作業時間や材料費も加味されるので、破損状況が悪いほど費用は高くなると覚えておきましょう。

 

業者が見積もりを出した後でも、いざ作業を開始してみたら破損状況が思った以上に悪く、追加費用を請求される場合もあります。

 

費用の見積もりを出してもらう際には、作業開始後に追加費用がかかるのかも確認しておきましょう。

 

業者の移動距離

業者の移動距離が多いほど出張費がかかるため、フローリングのリペア料金が高くなります。

 

業者の出張費には、ガソリン代のほかに、作業に向かうスタッフの手間賃も含まれるでしょう。

 

移動距離が多いほど時間もかかるので、スタッフを長時間拘束することになります。

そのため、移動距離が多くなるごとに出張費を高く設定している業者もあります。

 

また業者の車を駐車するスペースが自宅にない場合、出張費とは別に有料駐車場の料金を請求されることもあります。

 

自宅に余分な駐車スペースがない場合には、周辺のコインパーキングをチェックしておき、業者に場所を伝えましょう。

 

フローリングのリペア(補修)料金を安くする5つの対策

はけ

 

リペアにかかる料金を安くする対策についてご紹介しましょう。

フローリングのリペア料金を安くする対策は、以下の5つです。

 

 

  • 出張費が無料の業者を選ぶ
  • 相見積もりをする
  • 自社工事をする業者を選ぶ
  • 追加費用を請求しない業者を選ぶ
  • 作業内容をきちんと決めておく

 

 

5つの対策について、詳しくチェックしていきましょう。

 

出張費が無料の業者を選ぶ

業者選びの際には、出張費が無料の業者を選びましょう。

出張費は作業費とは別に数千円請求されることがあります。

 

できるだけフローリングのリペア料金を抑えたい場合には、まずは出張費がかからない業者を探しましょう。

 

相見積もりで業者を選ぶ

相見積もりすることで、フローリングのリペア料金が一番安い業者を知ることができます

 

相見積もりとは、複数の業者に同じ条件で見積もりを出してもらうことです。

相見積もりする際は、少なくとも3社に依頼しましょう。

 

数社と比較することで、費用や施工期間、また業者の営業担当の対応を知ることができます。

 

業者の営業担当の対応が丁寧で親身であれば、その会社のスタッフ教育が行き届いているため、施工する職人の腕も良いと言えます。

 

相見積もりの際は、費用だけを比較するのではなく、会社のスタッフの雰囲気などもチェックしましょう。

 

自社で工事をする業者を選ぶ

仮設足場工事

 

フローリングのリペアは、自社で工事をする業者に依頼すれば仲介費がかからず料金を安く抑えられます。

下請けを使う業者に依頼すると、どうしても仲介費などのマージンが必要です。

 

下請けを使う業者には、以下のような会社があります。

 

  • ゼネコン
  • ホームセンター
  • ハウスメーカー

 

リペア料金をできるだけ抑えたいのであれば、上記のような会社への依頼は避けましょう。

 

工事が始まったら追加で依頼をしない

フローリングのリペアの工事開始後、追加で別の箇所の補修依頼した場合はさらに費用がかかるので注意しましょう。

 

工事開始後に追加依頼すると業者の施工スケジュールが崩れますし、作業時間も増えて追加費用を請求されます。

 

そのため、見積もりを依頼する際には補修したいすべての箇所をきちんと伝えておくようにしましょう。

 

作業内容は細かく決めておく

業者に見積もりを依頼する際、どのような作業内容で行うかを確認し、補修漏れがないようにしましょう。

 

例えば、リビングのフローリングのキズ3箇所をリペアしたいと業者に依頼して工事をしてもらったら、1箇所しか補修されていないということがあります。

 

見積もりの際に業者と作業内容をきちんと確認せず、1箇所の補修として契約してしまった場合に起こるトラブルです。

 

このほか、作業内容が曖昧なまま契約して、工事が終了した時に「ここも補修して欲しかった」「こう補修して欲しかった」とあなたが感じることがあります。

 

この場合、補修依頼を再度することになって追加で費用が必要でしょう。

見積もりの際には、業者がどこを補修するのか、あなたがどのように補修してほしいのかをきちんと業者に伝えることが大切です。

 

リフォームの際にまとめてリペアもやってしまう

1年以内に住宅のリフォームを予定している場合は、リフォームの際にリペアもまとめて行うと将来的にかかる費用を安く抑えられます。

 

リペアだけで依頼すれば、業者の作業費や出張費などがその分必要です。

しかし、リフォームの際にリペアも依頼すれば、業者の施工スケジュールの中で作業でき、何度も業者に依頼する手間が省けます。

 

「ちょっと気になる」程度のフローリングのキズであれば、少しの期間を我慢して、リフォームの際に一気に補修することもおすすめです。

 

保証の有無も確認する

業者に依頼する際、施工後の保証の有無も確認しておくと安心です。

施工後、塗装が剥がれたりキズがきちんと補修されていなかったりした場合、保証があれば無償で対応してもらえるでしょう。

 

保証の有無や、どのような場合に保証が効くのか、保証期間はどれくらいかをあらかじめ確認しておきましょう。

 

フローリングのリペア(補修)をDIYする場合の料金は?

工事費用

 

フローリングのリペアはDIYですることもできます。

その際に、どれくらい料金がかかるのか気になるでしょう。

 

以下では、フローリングのリペアをDIYする際にかかる料金を詳しくご紹介します。

 

キズの場合

フローリングにキズがついた場合、パテ剤で埋めてサンドペーパーでならし、色付けします。

DIYに必要な材料費の内訳は、以下のようになります。

 

補修工事

 

剥がれの場合

剥がれの場合、破損状況によってリペア方法が異なります。

めくれのような剥がれであれば木工用接着剤を使ってリペアし、ささくれであればその部分を剥がしてパテ剤で埋めて塗装しましょう。

 

ほかに、キズ隠しテープで破損箇所を保護することも可能です。

 

それぞれの材料の費用は以下のようになります。

補修工事

 

ヘコミの場合

ヘコミをDIYでリペアする場合、応急処置としてアイロンを使います。

 

フローリングが木材であれば、ヘコミのある箇所を濡らし、タオルを当ててその上からアイロンをかけてください。

 

自宅にあるアイロンでリペアした場合、DIYに必要なお金は0円です。

 

しかし、ヘコミが大きければ市販されている補修キットが必要となるでしょう。

補修キットは2,000~3,000円で手に入れることができます。

 

注意したい点は、DIYを失敗した場合にリペアでは対応できず、リフォームが必要となることです。

 

例えば、フローリングのキズの補修をDIYで行い、間違って下地にまで届く深いキズをつけてしまうとリペアでは直すことができません。

 

そうなるとリフォームでの補修となりますが、リペアよりも料金は高くなりますので、DIYする際は注意しておきましょう。

 

きれいにリペアしたい場合や、DIYに自信がない方は、確実にきれいに仕上げてくれる業者に依頼することをおすすめします。

 

まとめ:フローリングのリペア(補修)料金は、面積と破損状況、業者の移動距離が重要

田舎

 

フローリングのリペアに必要な料金は、破損箇所の面積や破損状況、また業者の出張費によって大きく左右されます。

 

破損箇所の面積や破損状況はどうしようもありませんが、料金を抑えるためには出張費がかからない業者や保証がある業者を選ぶようにしましょう。

 

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