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2020.3.30

リペア(補修)業者を探す6つの方法と、詐欺を回避する7つの対策

塗料

 

「良いリペア業者はどう探せばいいのだろう」

「リペア業者に騙されないための対策が知りたい」

 

住宅のリペアを業者に依頼する時、このようなお悩みを抱える方も多いことでしょう。

 

しかし、素人ではリペアの相場費用や適正な工事内容がよく分からないため、詐欺業者に騙されないか心配です。

 

この記事では、リペア業者の探し方と詐欺に遭わない方法について、以下の情報を解説します。

 

 

  • リペア業者を探す6つの方法
  • リペアの詐欺業者から回避するための7つの対策

 

 

この記事を読んでいただけたら、リペア業者の探し方と詐欺業者の回避方法を知ることができ、業者選びの失敗を避けられるでしょう。

 

リペア(補修)業者を探す6つの方法

塗料道具刷毛

 

リペア業者を探すためには、以下の6つの方法がおすすめです。

 

 

  • インターネットで探す
  • 知人に訪ねる
  • 広告チラシで探す
  • 電話帳で探す
  • 建築業者に相談する
  • マンションの管理会社や大家に相談する

 

 

6つの方法を詳しく解説するとともに、それぞれのメリットやデメリットについてもご紹介します。

 

インターネットで探す

インターネット

 

一番手っ取り早くリペア業者を探す方法は、インターネットを使うことです。

以下では、インターネットでリペア業者を探すことのメリットやデメリットをご紹介しましょう。

 

メリット

  • 自宅で簡単にリペア業者を探せる
  • 自宅のエリア内のリペア業者を見つけられる
  • ネット上で見積もり依頼できる
  • 多数のリペア業者を比べられる
  • 口コミ評価をチェックできる

 

インターネットを使えば、自宅にいながら手軽にリペア業者を探すことができます。

また「〇〇市(自宅のエリア) リペア業者」とGoogleで検索すると、近辺のリペア業者を一発で探すことができ、大変便利です。

 

ネット上で口コミのチェックや多数のリペア業者を比較できるのも、大きなメリットと言えます。

 

インターネットでリペア業者を探すことは、手間がかからず時短につながります。

このため、特に忙しい方におすすめの方法です。

 

デメリット

  • 手数料がかかる場合がある
  • 業者の素性がはっきりと分からない
  • 手抜き工事をする業者に当たる可能性がある

 

インターネットでリペア業者を探す際のデメリットとしては、サイトによって紹介手数料がかかることです。

 

リペア業者の紹介サイトから依頼した場合、仲介手数料などがかかり料金が割高になることがあります。

 

またネット上だけの情報では、リペア業者の素性をはっきりと知ることが難しいです。

 

ネット上では費用が安い業者が人気を集めやすいですが、その分手抜き工事しないかよく確認する必要があります。

 

インターネットでリペア業者探しを失敗しないためには、サイトの情報をよく確認し、手抜き工事しない業者を見極められることが大切なポイントです。

 

知人に尋ねる

業者

 

2つ目のおすすめの方法は、リペアやリフォームを利用したことがある知人や友人に、良いリペア業者がいないか尋ねることです。

 

以下では、知人に良いリペア業者がいないかを尋ねることのメリットやデメリットをご紹介しましょう。

 

メリット

  • 実際に業者を利用した人からの口コミが聞ける
  • 知人が利用した業者なら安心して依頼できる
  • 割引を受けられる可能性がある

 

リペアやリフォームを利用したことがある知人に、良いリペア業者はいないかと尋ねることで、実際に業者を利用した人からの話を聞けます。

 

業者の良い点や悪い点について生の声を聞けるので、業者に関する確かな情報が手に入るのもメリットの一つです。

 

知人が利用しておすすめしてくれる業者であれば、安心して依頼することもできます。

 

業者によっては知人からの紹介であれば費用を割引するサービスもあり、お得に依頼できることもあります。

 

デメリット

  • 断れないことがある
  • クレームが言いにくい

 

知人にリペア業者を尋ねた場合、ほかの業者に依頼しにくくなることがあります。

また、知人に紹介されたリペア業者に依頼して工事を進めた際、トラブルがあってもクレームが言いにくいこともあります。

 

そのため、業者を紹介してもらっても断れる、またはきちんと自分の意見が言える間柄の知人にのみ尋ねるようにしましょう

 

広告チラシで探す

新聞広告

 

3つ目のおすすめの方法は、広告チラシでリペア業者を探すことです。

リペア業者はチラシで広告を出しているケースが多いため、普段から新聞のチラシをよくチェックしておきましょう。

 

以下では広告チラシでリペア業者を探すことのメリットやデメリットをご紹介します。

 

メリット

  • 定期的にリペア業者の情報が手に入る
  • 自宅のエリア内にあるリペア業者を探しやすい
  • リペア業者の魅力が分かる

 

ポストに配布される広告チラシを毎日チェックしておけば、リペア業者の情報を保持することができます。

 

また広告チラシはリペア業者が担当しているエリア内に配布されるため、近隣の業者がどこにあるのか分かって便利です。

 

広告チラシは限られた紙面サイズの中に業者の魅力を詰め込むので、どのようなリペアが得意かなどの必要な情報が一発で確認できるのもメリットです。

 

デメリット

  • 費用が割高の可能性がある
  • 広告チラシが配布されないことがある

 

ポスティング広告の場合、業者が負担する広告費が高いため工事費用が割高となる可能性があります。

 

また、リペア業者の広告チラシが不定期に配布されている場合、いざ業者探しをする際にチラシが手に入らないこともあります。

 

このように、広告チラシは自分が受け身になってしまうため、必要な時に情報がすぐ手に入らないというデメリットがあることを覚えておきましょう。

 

電話帳で探す

電話帳

 

4つ目のおすすめの方法は、電話帳でリペア業者を探すことです。

以下では、電話帳でリペア業者を探すことのメリットやデメリットをご紹介しましょう。

 

メリット

  • 自宅にいながらリペア業者を探せる
  • 豊富な数の業者から探すことができる
  • 固定電話がある業者か分かる

 

電話帳で探す場合、自宅でゆっくりとリペア業者をチェックできます。

さらに電話帳にはリペア業者の電話番号が多数掲載されているので、選択肢が広がるでしょう。

 

最近は個人の携帯電話だけで営業を行っている業者もあります。

携帯電話だけで営業している業者の場合、所在地が曖昧なため何かトラブルがあっても抗議できない恐れがあります。

 

電話帳で事前に確認すれば、固定電話がある業者かどうかをチェックできるため安心です。

 

デメリット

  • 数が多過ぎる
  • 電話をかけ続けなければいけない
  • 電話代がかかる
  • どのような業者か分からない

 

電話帳でリペア業者を探す際のデメリットとしては、掲載されている業者が多過ぎて電話をかけ続けなければいけないということです。

時間と手間がかかり、電話代も高くつきます。

 

また電話帳の情報だけではどのような業者か分からないため、契約前によく確認しなければなりません

 

家を建てた業者に相談する

計画

5つ目のおすすめの方法は、家を建てた業者に相談することです。

家を建てた業者であれば、リペアもそのまま依頼できたり、リペア業者と提携していたりすることもあります。

 

以下では、家を建てた業者に相談することのメリットやデメリットをご紹介します。

 

メリット

  • 相談しやすい
  • 家のことをよく知る業者に任せられるので安心

 

家を建てた業者であれば、家の間取りや使用した資材を把握しているので、破損状況の相談がしやすいでしょう。

信頼性が高いため安心してリペアを任せられます。

 

デメリット

  • 費用が割高になることがある
  • 施工時期が遅いこともある

 

家を建てた業者が大手ハウスメーカーの場合、仲介手数料が必要なため、自社で工事するリペア業者よりも費用が割高になることがあります。

 

大手メーカーはリペアを下請け業者に依頼するため、施工時期が希望よりも遅くなることもあります。

 

このように、家を建てた業者に相談する場合、家のことをよく知っている一方で、費用が高くなる可能性があることを覚えておきましょう

 

マンションの管理会社や大家に相談する

鹿児島市屋根リフォーム

 

お住まいがマンションや賃貸の場合には、リペア業者はマンションの管理会社や大家に相談することをおすすめします。

 

管理会社や大家が提携しているリペア業者がいることもあるため、住宅をリペアしたい場合にはまず管理者に相談しましょう

 

管理会社や大家に相談せず勝手にリペア業者に依頼すると、トラブルが起きた際に揉める可能性があります。

 

例えば、リペアで済ませたいところをリフォームが必要となり、そのまま工事を進めてしまって以前の内装と変わると問題となります。

 

管理会社や大家によっては、不要なリフォームだったと判断して借り主のあなたに「原状回復費」を請求することがあります。

 

法律により、賃貸物件の借り主は勝手なリフォームや破損等で内装を変更させた場合には以前のような部屋に戻して退去しなければなりません。

 

賃貸物件をリペアする際は管理会社などに相談し、業者を紹介してもらったりリペア部分を確認してもらったりすることをおすすめします。

 

リペア(補修)で詐欺業者を回避する7つの対策

費用

 

リペアで詐欺業者を回避するための7つの対策には、以下のようなものがあります。

 

 

  • 相見積もりをする
  • 保証内容を確認しておく
  • 追加工事について確認しておく
  • 工事内容を細かく確認しておく
  • 工事実績や資格の有無を確認しておく
  • 営業担当が親切か確認しておく
  • 訪問営業の業者には依頼しない

 

 

7つの対策方法と、対策しなければどんな問題が起こるのかについて、それぞれ詳しく解説していきましょう。

 

相見積もりをする

詐欺業者を避けるためには、まず相見積もりをしましょう。

相見積もりとは、複数の業者に同じ条件で見積もりを出してもらうことです。

 

1社だけに見積もりを依頼すると工事費用の相場が分からず、詐欺に遭う可能性があります。

 

そのため、相見積もりをして他社と比較するようにしましょう。

相見積もりは少なくとも3社に依頼することをおすすめします。

また、すべての業者に相見積もりをする旨を伝えておきましょう。

 

相見積もりでチェックするべきポイントは、以下の3つです。

 

  • 費用の明細
  • 工事内容
  • 施工日

 

費用の明細では、作業費のほかに出張費や手数料が含まれているのかをチェックします。

追加費用がかからないかも確認しておきましょう。

 

工事内容では、依頼したリペア内容か、無駄な工程は含まれていないかをチェックしてください。

 

施工日では希望の日程に合わせてくれているか、合わない場合は希望の日程を考慮してくれているかをチェックしましょう。

 

このように、相見積もりをして3つのポイントをチェックすることで、詐欺業者を避けることができます

 

工事後の保証内容を確認する

計画

 

工事後に不具合が見つかった時のためにも、保証内容を確認しておくと安心です。

保証内容を確認しないまま工事が終わり、引き渡しのサインをしたらその後の不具合は保証しないという業者もいます。

 

しかし、業者の施工不良による破損箇所の悪化や不具合があれば、無償で補修してもらうべきです。

 

そのため、契約前には必ず工事後の「保証期間」や「保証条件」を確認しておきましょう。

 

追加工事の有無や発生条件を確認する

見積もりの段階で、追加工事の有無やどのような時に追加工事が発生するのかを確認しておきましょう。

 

見積もりでは現状の破損状況に合わせて工事内容や費用を提示されます。

もし追加工事が必要となった場合、施工期間が延長されるだけでなく追加費用も発生することがあります。

 

そのため、どのようなトラブルが発生したら追加工事が必要となるのかを確認しておくことで、もしもの時に備えられます。

 

また金銭的トラブルを避けるためにも、追加工事の際にはどれくらいの費用がかかるのかも確認しておくと安心です。

 

工事内容を具体的に決める

工事が始まる前に、必ず工事内容を具体的に決めておきましょう。

工事内容が曖昧なまま工事を開始すると、こちらは「ここも工事するはず」と思っていても、業者が「契約範囲外だ」と言うとトラブルに発展します。

 

見積もりを依頼する段階で、きちんと「どこの補修を何箇所」して、「どのように工事して欲しい」と伝えるようにしましょう。

 

工事実績や資格があるか確認する

 

リペアを依頼する前に、業者の工事実績や資格があるかも確認しましょう。

実はリフォーム業者は資格や免許がなくても開業できるため、ごく稀に悪徳業者や詐欺業者に当たることがあります。

 

リペア業者を探す際には、その業者の工事実績や資格の有無を必ず確認してください。

リペアを安心して任せられる資格には、以下のようなものがあります。

 

 

  • 1級塗装技能士
  • 1級建築士
  • 建築仕上診断技術者
  • 木造建築士
  • ハウスリペアマイスター
  • 外壁診断士
  • 外壁劣化診断士
  • 住宅メンテナンス診断士

 

 

上記の資格を保有しているか、業者に確認しましょう。

 

営業担当が親切に対応してくれるか確認する

リペアの相談をする際、業者の営業担当が親切に対応してくれるかも確認しましょう。

 

営業担当の対応が不親切な場合、その会社の社員教育が行き届いていないと言えます。

 

社員教育が行き届いていないと、そこで働く職人の質も高低く、手抜き工事をされる恐れがあります。

 

見積もりの際などに営業担当が親身になって相談にのってくれるのかなど、社員の対応も確認しておいてください。

 

訪問営業をしてきた業者には依頼しない

訪問営業してくる業者は詐欺業者の可能性が高いため、依頼しないようにしましょう。

特に、以下のようなセリフを使う訪問営業には注意してください。

 

 

  • 住宅の○○部分が破損していて危ないですよ
  • 今ならキャンペーンでお安いですよ
  • 特別価格なので誰にも言わないでください

 

 

このように、急いで契約させようとしたり、他人に相談させる時間を与えなかったりする訪問営業だと、詐欺の可能性が高いです。

 

訪問してくる詐欺業者と契約すると、割高な費用を請求されたり、トラブルが発生しても対応されなかったりします。

訪問営業の業者には依頼しないよう注意しておきましょう。

 

リペア(補修)を依頼できる業者の種類と特徴

 

 

リペアを依頼できる業者には、以下の3つがあります。

 

 

  • 他業種の会社の1部門
  • 地域密着型の施工店
  • 個人事業主

 

 

それぞれの業者の種類や特徴について、詳しく解説していきます。

業者をお探しの際はぜひ参考にしてみてください。

 

他業種の会社の1部門

「他業種の会社の1部門」とは、大手リフォーム会社の中にあるリペア部門などのことです。

ハウスメーカーやホームセンターなども他業種の会社に当てはまります。

 

メリット

  • 大手メーカーだと全国的にも知名度が高く安心
  • 全国どこでも対応が可能
  • マニュアルが整っており工期が短い

 

デメリット

  • マージン費がかかり価格が高くなる
  • 下請け会社にすべて丸投げすることもある

 

どんな人に向いているか

  • 価格が高くても、業者探しが簡単な方がいい人
  • 知名度が高い業者に依頼したい人

 

地域密着の施工店

地域密着の施工店は、小規模で運営しているリペアの専門業者です。

 

メリット

  • 自社で工事するため価格が安い
  • 専門業者なので品質が高い
  • 地域の天候や特性に合った工事をしてくれる
  • 小さなことでも相談しやすい

 

デメリット

  • インターネットなどで探しにくい
  • 地域ごとに業者を探す必要がある(特定の地域でしか営業していない業者もあるため)

 

どんな人に向いているか

高品質な工事を低価格で受けたい人

 

地域密着の施工店は専門業者でありつつ価格も安いため、3つの業者の中で1番おすすめです。

 

個人事業主(一人親方)

個人事業主は一人親方とも呼ばれ、職人が自ら見積もりを出して施工します。

 

メリット

  • 価格が安い
  • 職人と直接相談できるので安心

 

デメリット

  • 詐欺に遭う可能性がある
  • 品質が安定しない
  • 職人探しが大変

 

どんな人に向いているか

友人や知人に個人事業主のリペア職人がいる人

 

まとめ:リペア業者は地域に密着した施工店を選ぶようにしよう

田舎

 

大切な住宅のリペア工事だからこそ、安心して任せられる業者を選びたいものです。

そのためには、地域に密着した施工店を選ぶことをおすすめします。

 

地域密着型の施工店は、安い価格で高品質な工事を行ってくれます。

口コミなどをチェックし、信頼できる業者を選びましょう。

  • 【宮崎本社】
    〒885-0005 宮崎県都城市神之山町1990-1
    [TEL]0986-45-9311 [FAX]0986-45-9317
  • 【鹿児島本社】
    〒892-0841 鹿児島県鹿児島市照国町11-20 4F
    [TEL]099-210-7275 [FAX]099-210-7276
  • 【宮崎営業所】
    〒880-0934 宮崎県宮崎市大坪町倉ノ町4412-2
    [TEL]0985-34-9831 [FAX]0985-34-9832
  • 【日置営業所】
    〒899-2504 鹿児島県日置市伊集院町郡9-1
    [TEL]099-272-7755 [FAX]099-272-7758
  • 【鹿屋出張所】
    〒893-0037 鹿児島県鹿屋市田崎町1169-1
    [TEL]0994-43-3515
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