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2020.10.8

【玄関吹き抜け】おしゃれだけどデメリットも多い!設計時の注意点は?

明るく開放的な玄関の吹き抜けに、憧れを抱いている方も多いかと思います。

 

しかし、玄関の吹き抜けには難点があることをご存知ですか?

 

この記事では、玄関を吹き抜けにするメリット・デメリットを紹介します。

 

設計時の注意点もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

 

玄関を吹き抜けにするメリットは?

以下では、玄関を吹き抜けにするメリットを3つ紹介します。

 

明るく開放感のある玄関になる

1つめのメリットは、明るく開放感のある玄関になることです。

 

高い位置に窓を設置することで、太陽光が取り込みやすくなり玄関全体が明るくなります。

 

また、天井が高いので開放感も得られます。

 

広々とした空間をつくり出せる

2つめのメリットは、広々とした空間をつくり出せることです。

 

縦のスペースが広がるため、玄関を広く見せることができます。階段や廊下の配置を工夫すれば、家全体を広く見せることも可能です。

 

デザイン性が高まる

3つめのメリットは、デザイン性が高まることです。

 

吹き抜けの一部にアクセントクロスを用いる、照明のデザインや取り付ける位置にこだわることで、おしゃれな内観に仕上がります。

 

さらに連窓にすることで、外観のデザイン性も高くなります。

 

玄関を吹き抜けにするデメリットは?

玄関の様子

この章では、玄関を吹き抜けにするデメリットを3つ紹介します。

 

通常の玄関よりも断熱性が低くなる

1つめのデメリットは、通常の玄関よりも断熱性が低くなることです。

 

玄関はもともと寒くなりやすい場所ですが、吹き抜けがある場合はさらに室温が低下します。

 

温かい空気は上へと流れていく性質を持っているため、暖房をつけても床面はなかなか温度が上がりません。

 

冷たい空気が家全体に流れ込み、室温も上がりにくくなります。さらに夏場は2階に熱がこもるため、部屋が冷えにくいこともデメリットです。

 

高い位置のお手入れが大変

2つめのデメリットは、高い位置のお手入れが大変になることです。

 

吹き抜けの玄関は窓や照明が高い位置にあるため、掃除や電球の交換などのお手入れに手間がかかります。

 

自分で届かない場合は業者に依頼しなければいけないため、余計なコストがかかってしまいます。

 

吹き抜けのある玄関のお手入れは、手間やコストがかかると覚えておきましょう。

 

設計によっては生活しづらい家になる

3つめのデメリットは、設計によっては生活しづらい家になることです。

 

階段や2階の廊下を見渡せる設計だと、1階の物音が2階まで響きやすくなります。

 

吹き抜けをつくることで2階の住居スペースが減り、生活しづらいと感じることもあるでしょう。

 

玄関に吹き抜けをつくるときの注意点

全面リフォーム 玄関

以下では、玄関に吹き抜けをつくるときの注意点を3つ紹介します。

 

断熱性が高い家にする

1つめの注意点は、断熱性が高い家にすることです。

 

玄関だけではなく、家全体の断熱性を高めるとより効果的になります。

 

壁に断熱材を入れる、玄関と部屋を壁で区切るなどして、家全体の断熱性を高めましょう。

 

お手入れしやすい照明器具を選ぶ

2つめの注意点は、お手入れしやすい照明器具を選ぶことです。

 

ブラケットライトやペンダントライトなら、自分でお手入れすることができます。また、電球をLEDにすると、交換の頻度をおさえられるでしょう。

 

シャンデリアは掃除がしにくいうえに溜まったホコリが落ちてきやすいので、吹き抜けのある玄関には向いていません。

 

生活に支障が出ない設計にする

3つめの注意点は、生活に支障が出ない設計にすることです。

 

設計時は、以下のポイントをチェックしましょう。

 

  • 2階の住居スペースは十分に確保できているか
  • 玄関から2階の部屋が丸見えになっていないか
  • 暑さ・寒さ対策として、各部屋に隣接していないか

 

どれだけおしゃれな玄関でも、生活に支障をきたしては意味がありません。快適に暮らせるよう、設計士とよく相談して決めるようにしましょう。

 

しっかり検討してから玄関に吹き抜けをつくろう

玄関の様子

吹き抜けのある玄関は、開放的で広々とした空間が大きな魅力です。

 

しかし、デザイン性だけのために玄関の吹き抜けをつくることはおすすめできません。快適な室温にならない、住居スペースが狭いなど、生活に支障をきたす恐れがあります。

 

本当に住みやすい家になるかをしっかり検討したうえで、玄関の吹き抜けをつくりましょう。

 

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