はじめてのリフォーム

どんなに気に入ったマイホームを建てても、
長年住んでいると「そろそろ我が家をリフォームしたい」と思うようになります。

それは、「傷み始めた場所の補修」や「古くなった設備の更新」、
あるいは「ライフスタイルの変化にあわせた変更」など、ご家庭によってさまざまです。

いずれにしても、大切なマイホームですから後悔のないリフォームをするために、工事完成までの手順や、知っておくと便利なことをご紹介いたします。

キッチンのリフォーム

 

1.リフォーム箇所と家族の希望を書き出します

まず、住まいの「どこ」を「どのように」リフォームしたいか、
家族みんなの意見を出します。工事するかどうかは後で考えることにして、家族がそれぞれ気になっていることをすべて書き出しましょう。

いま「困っていること」や「変えたいこと」を具体的に書きます。

親子でクッキング(例)風呂場が「寒い」「掃除を簡単にしたい」など
屋根や壁が「古くて傷んできた」「きれいにしたい」など
トイレが「暗い」「節水タイプにしたい」など

欲しい器機や、知りたい設備があれば、それも書きます。

(例)「ソーラーシステム」や「オール電化」はどうか?
「浴室暖房乾燥機」は便利そうか?
地震が来たときに安全か?(耐震性の確認)

子どもの誕生や独立、親の定年や介護など、家族にあわせた暮らしの変化を、抽象的でもいいので書いてみます。過去と将来の数年間の変化(家族構成の変化・生活の変化)を考えてみましょう。

(例)子どもの部屋があいたので、有効利用したい。
高齢の親が便利で安全に暮らせるように玄関・階段・台所設備を見直したい。

 

2.情報を集めて整理します

書き出した「希望」を実現(リフォーム工事)するかどうか検討するために、
具体的にどんな設備があるか調べます。

パンフレットやカタログを集めたり、ショールームで実物を見たり、リフォームした人に話を聞いたり、住宅雑誌などで価格帯を調べたりします。

集める情報は、それぞれの設備内容だけでなく、そのメリット(使いやすい・省エネなど)とデメリット(費用が高い・広い場所が必要など)を確認しましょう。

現在の自宅の各所(風呂場・トイレ・屋根の形・間取りなど「1」で書き出した場所)のサイズを測ります。

メジャー広く作り直すにしても、まずは現在の大きさを知っておくことは、リフォームを検討したり、業者に相談するときの手がかりになります。

 

3.資金について

リフォームの「希望」を書き出して、最新設備などの「情報」を集めていると、どんどん夢が広がっていきます。しかし、ここからはちょっと冷静になって、現実的な「資金」について考えましょう。

  • 自己資金(預貯金など)を確認します。
  • 資金援助(親など)してもらえそうなら、最初から具体的に金額を相談します。
  • ローンを組む(銀行など)ことも検討するなら、返済額や年数など確認します。
  • 自治体によっては公的融資を得られる場合があるので、関連窓口に確認します。
  • 耐震補修の場合には、自治体から補助金が得られる場合があります。
  • 高齢者のバリアフリー工事には、介護保険から補助金を受けられる場合があります。

電卓とノート資金を合計し予算の概略が出たら、そのうち10%~20%は予備費にしましょう。
諸経費なども必要になります。費用については、こちらもご覧ください。

 

4.見積もりをとる

リフォームにかける資金が明確になり、工事に使える金額が具体的になったところで、
「2」で集めた情報をもとにして、「1」のリフォーム希望内容から、家族で優先順位を話し合って決めます。
このとき、「絶対に必要な工事」と「予算があえば行いたい工事」を家族で確認しておくと良いでしょう。

そして、複数の業者に、リフォームの見積もりを依頼します。
このとき予算を伝えるだけでなく、家族内で決めた「必要な工事」と「できればやりたい工事」の内容を具体的に相談しましょう。
依頼業者を決めるときは、工事費用の安さを比べるだけでなく、「あなたの希望をどう叶えてくれるか」を聞いて検討しましょう。

見積もりのイメージ写真プロとして新たなアイデアを出してくれたり、今までの経験から工事内容についてアドバイス(やらない方が良いこと、一緒に工事した方が良いこと)などを言ってくれる会社は、あなたの家について親身になって考えていると判断できます。

 

5.依頼先とプランを決定し契約する

依頼業者を決めたら、さらに具体的な工事プランや費用についてつめます。
決まったら、「契約書」「契約約款」「設計図書」「見積もり明細書」を交わします。

決定したプランの内容(図面に間違いがないか、商品が自分の希望するものか、材料やグレードはどうかなど)を細部まで確認しましょう。

契約書に捺印

工期や工程表について説明を聞き、スケジュールを確認します。
想定外の工事(土台の補修など)が必要になった場合、どうするか確認しておきましょう(勝手に進めては困ること、電話連絡でいいこと、業者の判断に任せること)。
疑問点が出てきたら、細かいことでもすぐに担当者に確認しましょう。

工事中の費用についてはこちらも参考にしてください。

 

6.工事について

工事が始まる前に、内容や期間によっては、近所に挨拶しておきます。
基本的には業者が行いますが、あなたと家族が気持ちよく地域で暮らすために、工事中の騒音や車の往来などトラブルに発展しないよう心配りしておきましょう。

プランを相談した担当者だけでなく、職人さんとも挨拶などコミュニケーションをはかると、工事の進み具合がよくわかるでしょう。

職人さんの作業内容に疑問がわいた場合は、プラン担当者に確認します。
工事の途中で変更が発生した場合や、希望を追加した場合は、口約束でなく紙やメールなど記録が残るようにしましょう。このとき、金額や工事期間が変更するのかも確認します。

 

7.リフォームの完成

リフォームが完成したキッチン工事が終了したら、プランどおりにできているか確認します。
新しい設備は、電源を入れて動作確認をします。

リフォーム工事をしていない場所についても、汚れたり傷ついたりしていないか見ておきましょう。

不具合があれば直してもらい、問題がなければ保証書やアフターサービスの書面を受け取ります。支払いをして完成です。

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