2013/07

寝室について リフォーム宮崎

こんにちは、成竹です。

みなさん、夏バテしていませんか。
夏の暑さによる疲労回復には、夜の睡眠が大切です。
今回は、快適に過ごせる「寝室」についてお話しします。

24時間のうち8時間を睡眠とした場合、人生の約1/3を過ごすのが寝室になります。
布団に入ってすぐに眠れて、睡眠中も快適に過ごせ、朝スッキリ目覚めるためには、
寝室の天井・壁・窓・床など、気をつけたいポイントがいろいろあります。

まず、天井から。
よくリビングの天井には、空間を広く見せる明るい白系が選ばれますが、
寝室の場合は少し暗めの色、例えば濃いベージュ色や淡い茶色を使うと
優しい雰囲気で落ちついたムードになります。
また、子ども部屋の天井に元気な柄ものを使うことがありますが、
寝室では寝るときに天井に目が行くので、柄が気になって眠れなくならないように
無地を選んだ方が無難です。

天井に設置する照明ですが、ゆっくり落ちついて睡眠に入れるよう
暖色系でやわらかく光が広がるタイプを選びましょう。
そして、横になったとき光原が直接目に入らない位置に取り付けます。
壁を照らして明るくする間接照明は、寝室のムードを演出します。
これらの照明は、できれば体を起こさず横になったまま操作できるよう
手元に操作盤やリモコンがあるといいですね。
また、足元だけを照らすフットライトを設置すると、夜中にトイレに起きたとき
部屋全体を照らすことなく、安全に移動できて便利です。

壁やカーテンは、彩度の低い同系色でまとめます。
もしも「地味すぎてつまらない」と感じたら、クッションなど小物に
彩度の高いアクセントカラーを使うと、部屋がひきしまって個性も出せます。

窓には、夏の熱気や冬の冷気が入ってこないように、雨戸やシャッターを付けて
さらに厚手のカーテンで保護します。
ときどき「寝室を東向きにしたら、夏の朝早くから明るくなるし、
気温も上がって目が覚めてしまう」という人がいます。
逆に、西に面した寝室では「西日の熱気が、寝るときまで残っていて暑い」といいます。
これらを改善するには、紫外線をカットするフィルムの貼られたガラスや
二重サッシなど断熱性の高いタイプに変えます。
また、寝室はプライバシーを重要視する場所なので、外からの視界をさえぎる
磨りガラスやガラスブロックを使う方法があります。
遮音性や断熱性に優れたものを選ぶとベストでしょう。

ところで、「寝室を暗くして熱や音をさえぎるなら、最初から窓がなくてもいいのでは」
と思うかもしれません。たしかに、夜に寝るときはそれで問題ないかもしれませんが、
寝室にとってもう一つ大切なことは、気持ちよく目覚めることです。
体内時計をしっかりコントロールするためにも、起きたときに明るい光を見ることが
重要です。そこで、朝はカーテンを開けて、窓を開き、雨戸やシャッターを移動して
自分の目や皮膚で、外の光や空気に触れることが健康な暮らしに欠かせません。
寝室の換気のためにも出入り口以外に、小さくても1か所は窓を作りましょう。

最後に、床についてです。
多くの洋室はフローリングの床が多いですが、寝室の場合は裸足で歩くことがあるので、
冬になったとき足が冷たくならないように、暖かみのあるコルク材を選んだり
カーペットを敷いたりしましょう。
暗いときや寝ぼけているときにつまずいたりしないよう、床は平にして段差をつけず
コードなどに足を引っかけないように、配線に注意します。
壁も凹凸を減らして、タンスの角にぶつかったりしないよう
一面のクローゼットにしてフラットにするのも良いでしょう。

さて、以外に忘れがちなのがコンセントです。
ドレッサーでドライヤーを使ったり、昼間に掃除機をかけたりする以外に
空気清浄機や加湿器、冬の電気毛布や暖房機などで、想像以上にあちこちで
コンセントが必要になります。枕元と足元など、複数個所に設置しましょう。

どうぞ快適な寝室で、質の良い眠りを得て、暑い夏を乗りきりましょう。
暑いときは夜でも、温度と時間を適切にセットしたエアコンを使い、
熱中症に気をつけてください。とくに高齢者になると、
寝ている間に熱中症になってしまうケースがあるそうです。
くれぐも用心しましょう。みなさんのご健康をお祈り申し上げます。

夏を涼しくする遮熱・断熱リフォーム 宮崎

こんにちは、成竹正光です。

毎日、暑い日が続いています。みなさん、熱中症に気をつけてください。
熱中症は、炎天下にいるときだけでなく、室内でも起きることをご存じですよね。
気温や湿度が高い部屋の中で水分をとらずにいると、
気づかないうちに(あるいは、気づいたときにはすでに)発症してしまい
子どもや高齢者の場合には、命にかかわるようなこともあります。

多くのみなさんは、適切にエアコンや扇風機などを使って室温をセーブし、
水分や塩分をしっかりとるようにしていると思いますが、
そもそも、室内の暑さをやわらげるように考えることも大切です。
今回は”夏を涼しくするリフォーム”について考えます。

室内の暑さには、いろいろな原因があります。
まずは、そもそも外気温が高いことです。
外の暑い熱気が、「天井」「窓」「壁」「床下」などから室内に伝わり、
室内の温度を高くします。
ですから、それぞれから熱気が伝わらないように”断熱”することが大切です。

とくに天井は、屋根に当たった日差しにより超高温になり、
屋根裏などに暑い空気がたまったままになります。
これでは、いくら室内を冷やしても、住宅内に温室をかかえているようなもので
エアコンをフル稼働させてもなかなか冷えません。
快適な生活のためにも、節電のためにも、まず熱源となる屋根裏の対策をしましょう。

「断熱工事」というと大がかりになると思うかもしれませんが、
現在は材料も施工方も進化しています。新築でなくても、細部まで
すきまなく断熱材を吹き付ける方法などもあります。
また、屋根の「素材」や「塗料」に断熱効果の高いものを使うと、
熱の伝導を抑えることができます。
さらに、屋根そのものをリフォームするときに
「換気棟」という、屋根の頂点から熱気を抜く部材を取り付けたり、
「屋根裏換気扇」を設置するのもいいでしょう。

次は、窓の断熱リフォームについてです。窓サッシのガラスを
「エコガラス」とか「断熱ガラス」と呼ばれるものにする方法があります。
構造により、真空ガラス・複層ガラス・熱吸収ガラス・熱反射ガラスなどありますが
いずれも外気温を伝えにくくする窓ガラスです。

さて、断熱の次は、”直射日光”や”照り返し熱”を防ぐことを考えましょう。
直射日光対策は、すでに多くの人が窓辺にレースのカーテンやブラインドなどを下げて
室内に太陽光が当たるのを防いでいることでしょう。
最近は、昔ながらのすだれを下げる家庭も復活していますね。
昔ながらといえば、このごろ外観のデザイン性から「ひさし」のない住宅が
増えていますが、実はとても大切なものなのです。
窓の上にひさしが突き出ていることにより、直射日光や小雨が入るのを防いでくれます。
リフォーム向きの「後付け用ひさし」があり、デザインや色なども自由に選べます。

照り返し熱とは、真夏のアスファルトが気温よりも熱くなるように、
家の周りのコンクリートや、ベランダの床や金属手すりなどに熱がたまり
それらが放熱している状態です。これを防ぐためには、デッキやベランダなどに
日よけテント(オーニングなど)を付けて、熱をためにくくしましょう。
また、蓄熱しやすいところや、日光の当たる窓際に、
遮熱パネルやスクリーンなどを取り付けるのもいいでしょう。

ここまで、「天井」と「窓」のリフォームを中心に、”暑くない家にする方法”を
紹介してきましたが、もちろん小さな工夫も大切です。
エアコンのフィルターをこまめに手入れし、室外機に直射日光が当たらないようにする。
扇風機やサーキュレーターを併用して、涼風が流れるようにする。
床やイスに肌触りの涼やかな、ゴザや籐などを使う。

ほかにも、みなさんいろいろ工夫していると思います。
どうぞ、熱の侵入を防いだ快適な住宅で、
工夫しながら効率よく涼をとって、元気に夏を過ごしてください。

続・トイレのリフォームについて 鹿児島

こんにちは、成竹です。

前回に続き、トイレのリフォームについてお話しします。
トイレの便器は、機能が日々進化しています。
いまは多くの家庭で、温水洗浄便座を使っていると思いますが、
“電気製品”なので定期的な点検が大切で、ある程度の年数で寿命がきます。
そのときには、さらに高機能で、電力や水量を節約できるタイプが
開発されているはずです。「更新の必要な住宅設備」だと、お考えください。

便器に対する不満で多いのは、掃除が大変なことです。
そこで、掃除が楽になる便器について紹介します。

ひとつは、形や素材を工夫したタイプです。
「掃除のしにくい場所」は、そのまま「汚れのたまる場所」でもあります。
そこで、フチのくぼみなど全体の凹凸をが少ないデザインを選ぶと
汚れが少なく、掃除がしやすくなります。
さらに、表面処理をして汚れが付きにくく加工したものもあります。
これなら、少しの力で汚れが落ちて、掃除時間が短くなります。

もうひとつは、掃除のしやすい機能をつけたタイプです。
便座が便器から少し上がって、つなぎ目に掃除道具(雑巾やシートなど)が
スムーズに入って、奥までしっかりきれいに拭き取れるものです。
実は、この部分の汚れが残っていると、アンモニア臭の原因になるのです。
また、別のメーカーでは、便ふたを閉めてイオンを放出することで
カビを除菌し、臭い分子を脱臭し、手の届かない部分まで
臭いの発生を抑えるというものもあります。

次に、節水について紹介します。2001年ころまでに製造されたトイレは
1回の洗浄に13Lほどの水を使っていました。
しかし現在は、3.5L~4Lほどという、ごくわずかな水量で
きれいに流すことができるようになったのです。

便座の形を工夫し、少ない水でも全体に水流を起こしてしっかり汚れを落とし、
最後に勢いをつけて汚物を押し流すのです。
水量が減ることで、水道水の量が減ることはもちろん、
下水処理量も減らすことができるのです。

さらに、節電効果を上げるために、便座や便ふたに断熱材を内蔵し保温効果をはかり、
電気使用量を抑えるなどの性能も進歩しています。

また、お年寄りは流水レバーが便座の奥にあると、
手を伸ばして操作することが難しくなります。
自動洗浄の便座にすれば、お年寄りでも使いやすくなりますね。

今後も、汚れや臭いを減らす工夫が、もっと進むでしょう。
また、使用エネルギー(水・電気)も、少なくてすむようになるでしょう。

あなたの家族が気持ちよくトイレを使えるよう、
常にトイレの最新情報を集めてチェックしておくといいでしょう。

失敗のない「トイレのリフォーム」の空間作りについて

今回は、トイレのリフォームについてお話しします。

トイレは毎日使う場所で、子どもからお年寄りまで家族みんなが必要とします。
そして、とてもプライベートな場所なのに、ときにはお客様が使うこともあります。
ですから、家族全員が使いやすくて、お客様にも気持ちよく過ごしていただける……
そんなトイレにしたいですね。

そこで今回は、失敗のない「トイレリフォーム」についてご紹介します。

まずは、トイレの入り口からです。
トイレの前に洗面所がある場合、充分なスペースがないと
洗面所を人が使っているときにドアを大きく開くことができなくて
トイレへの出入りがしにくくなります。
「トイレ・リフォームのついでに、洗面所を大きくしたら
収納スペースが増えて、洗顔や歯磨きも広々して便利になったけれど、
トイレに出入りする人と重なって、お互いにやりにくい」なんてことも。
忙しい朝には、ありそうなシチュエーションですよね。
とくに、高齢になると体の動きがだんだん不自由になり、
トレイの出入りや、トイレ室内での細かい作業がしにくくなります。
もしも高齢者がいる場合は、思いきって扉を「ドア」ではなく
「引き戸」「折れ戸」にすると、出入り口が広くとれます。
車いすが必要になったときも、引き戸や折れ戸ならそのまま使えます。

ついでに、トイレの床の高さも気をつけないといけません。
リフォームをして床材(タイルなど)を変えた場合、
段差がないようにすると、足元がフラットになり安全です。

それから、床がタイルの場合にときどきあるトラブルですが
「排水口があるが、あまり水を流す機会がなくて封水トラップの水が蒸発し
下水の臭いが上がってきて臭い」というケースです。
ふだんのトイレ掃除の仕方を考えて、床を水で流すことがないのなら
タイル張りでも排水口は不要になります。

トイレの壁には、ペーパーホルダーやストック置き場、
掃除道具をしまう棚(あるいは掃除道具を置くための床スペース)などが必要です。
これらのスペースが増えて、トイレの空間が狭くなると、動作がしにくくなります。
また、物に手が届きにくい(遠い・高い・低すぎるなど)場合は、ストレスになります。

もしも、便座を大きくしたいと思っているのなら、トイレ室内を広くする
必要があるかどうか(棚や置き場をどこに設置するか)確認しましょう。
また、お年寄りがいる場合は、リフォームのついでに
手すりなどを設置するのもいいでしょう。
こうなると、さらにトイレ室内の広さが必要です。

また、トイレを明るくしたいと思い、窓を大きく作ったり照明を明るくしたら
なんだか落ち着かない空間になってしまった、とか
逆に、ムードのある間接照明を希望したら、暗すぎて健康チェックができない
なんてことも。トイレ室内は、適度な明るさをキープしましょう。

さて、いよいよトイレ本来の機能、便器についてです。
こちらは長くなるので、次週にお話ししたいと思います。

最初に書いたように、トイレは家族全員が毎日、安全に使いたい場所です。
「余ったスペースをトイレにする」と考えるより、思いきって
「ほかの場所を削っても、必要な広さを確保する」と考えてはいかがでしょうか。

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