ベランダのウレタン防水工事とは?かかる費用と日数、DIYについて

 

「ベランダの床にひびが入っている」

「ベランダの防水塗装が剥がれてきた」

 

防水工事にはさまざまな工法がありますが、

ベランダの防水工事にウレタン防水を考えている人は多いでしょう。

 

この記事ではベランダのウレタン防水についての悩みを解決するために、下記の情報を解説しています。

 

  • ベランダのウレタン防水工事とは?
  • ベランダのウレタン防水の工法
  • ベランダのウレタン防水工事の費用と日数
  • ベランダのウレタン防水はDIYできるのか

 

ベランダの防水工事にウレタン防水を考えている人はぜひ参考にしてください。

 

ベランダのウレタン防水工事とは?

ウレタン防水工事は、液状のウレタン樹脂を使用する工法です。

液状のウレタン樹脂が化学反応によって固まり、ゴム状で弾性のある防水層ができます

 

ウレタン防水は弾力性があるため、建物が振動しても柔軟に対応できる特性があります。

そのため地震が多い日本の住宅のベランダには、ウレタン防水が適しているのです。

 

またウレタン防水は工期やコストがかからないため、費用を抑えて防水工事をしたい人にもおすすめです。

 

ウレタン防水のメリット

ウレタン防水のメリットは3つあります。

 

  1. 狭い場所でも施工ができる
  2. 施工できる下地が多い
  3. コストが安い

 

具体的にチェックしていきましょう。

 

狭い場所でも施工ができる

ウレタン防水の塗料は液状のため、狭い場所や複雑な形状の場所にも施工が可能です。

 

施工できる下地が多い

ベランダの床には、主に以下の材料が使われています。

 

  • モルタル
  • コンクリート
  • 合板
  • 金属

 

防水工事の中には、施工できる下地が限られているものもありますが、

ウレタン防水はほとんどの下地にも塗布できます

 

またウレタン防水は、既存の防水層の上に重ねて塗布できるため、

補修やメンテナンスのための防水工事にも適しているでしょう。

 

コストが安い

ウレタン防水は既存の防水層に重ね塗りできるため、既存の床下地を撤去するが必要ありません。

そのため、施工費を抑えることが可能です。

 

ウレタン防水のデメリット

ウレタン防水のデメリットは3つあります。

 

  1. 均一の厚さにするのが難しい
  2. 乾燥時間が長い
  3. 耐用年数が短い

 

具体的に解説していきましょう。

 

均一の厚さにするのが難しい

ウレタン防水の塗布は手作業のため、塗料を均一にすることが難しいです。

塗装のムラは劣化を早める原因につながるでしょう。

 

乾燥時間が長い

ウレタン防水は、乾くまでに時間がかかる塗料です。

乾く前に雨などに塗れてしまうと塗膜が膨れる原因となります。

 

耐用年数が短い

ほかの防水加工に比べて耐用年数が10年と短いです。

 

また、10年の耐用年数を維持するためには、5年ごとにトップコートの塗りなおしが必要です。

しかし定期的なトップコートの塗りなおしはほかの防水加工でも必要になるため、

ウレタン防水だけのデメリットとはいえないでしょう。

 

ベランダのウレタン防水の工法

ウレタン防水の代表的な工法を2つご紹介します。

 

密着工法

コンクリートやモルタルなどの床下地に、プライマー(塗料の下地剤)を塗布してから

ウレタン樹脂を塗装する工法です。

床下地が傷んでいない、比較的新しい建物の防水加工に向いています。

 

通気緩衝工法

コンクリートやモルタルなどの床下地に通気緩衝シートを貼ってからウレタン樹脂を塗装する工法です。

通気緩衝工法は水分を逃す性能が高いため、床下地が劣化し水分を含んでいる場合に使われます。

 

ベランダのウレタン防水工事の費用と日数

ウレタン防水工事にかかる費用と工事日数をご紹介します。

 

密着工法の場合

密着工法の費用相場は以下となります。

 

  • 施工単価:4,500円~/平方メートル
  • 工事日数:3~7日

 

床下地が傷んでいる場合は、補修工事が必要になります。

 

通気緩衝工法の場合

通気緩衝工法の費用相場は以下となります。

 

  • 施工単価:6,000円~/平方メートル
  • 工事日数:3~7日

 

工事日数は密着工法とほぼ変わりません。

 

ベランダのウレタン防水はDIYできるのか

ウレタン防水はどんな床下地にも施工できるので、DIYしやすいです。

塗料もホームセンターやネットで手に入れることが可能です。

しかし塗料を均一に塗る作業が難しいため、専門の業者にお願いした方がよいでしょう。

 

まとめ:適切な防水工事をして大事なベランダを雨漏りから守ろう

ベランダの床は、防水効果がなくなると劣化や雨漏りの原因になります。

ウレタン防水は液状のため、狭い場所や複雑な形状の場所にも施工が可能です。

またどんな床下地にも塗布できるので、ベランダの防水工事に適しているでしょう。

 

ぜひウレタンで防水工事をして、大事なベランダを雨漏りから守りましょう。

 

屋上防水における種類別の費用相場を大公開!安く工事をする方法も紹介」では、費用についても紹介しているのでぜひ読んでみてください。

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