住まいの塗替えの工程は? 宮崎

こんにちは、成竹正光です。

この時季には珍しく、九州に台風が接近しました。
みなさん、大丈夫でしたか?

台風や梅雨のように大雨が降り続くと
家の外壁に雨水が染みこんで傷んだり、汚れが目立ったりしますね。
先月のブログ(2012年5月8日)で「外壁のお手入れをすることは、美観を保つだけでなく
家全体の劣化を予防するためにも大切です」とお話ししました。
そのためには「定期的な塗り替えが欠かせない」ことを、ご理解いただいたと思います。

では、実際に「外壁の塗り替え」はどんな手順で行うのかご紹介します。
まず、自宅の外壁で心配なところ(ひび割れなどの損傷や、シミなどの汚れ)を見つけたら、
業者にいきなり注文してしまう前に、「診断してください」と相談しましょう。

プロから見て、「どこがどんな風に劣化しているのか」
「補修や塗り直しのためにどんな方法があるのか」細かく判断してもらいます。
そして具体的に、「どんな素材(塗料の種類など)を使って」
「どんな手順で行い、何日くらいで、いくらかかるのか」丁寧に説明してもらいましょう。

ときどき「プロに任せれば間違いないから、全部こちらでやっておきますよ」なんて
親切そうに言う業者がいますが、本当の親切は
「素人にもわかりやすく細かく説明して、家主といっしょに大切な家を長く保ち、
その家の家族が安心して暮らしていける」ようにお手伝いすることなのです。

さて、家の外壁がどんな状態がわかったら、
それに応じて必要な補修や塗料を決めなくてはいけません。
ひと口に「塗料」と言っても、さまざまな種類があります。
当然、耐久性によって価格も変わってきます。
「なぜこの塗料はこの値段なのか」と聞いて、きちんと答えられる業者なら
安心して任せられるでしょう。

また、最近は塗料の機能もいろいろあります。
例えば、雨水といっしょに「汚れを洗い流してくれる」塗料とか、
太陽の光で汚れを分解する「光触媒」の塗料とか、
カビの発生を防いでくれる「防カビ・抗菌」の塗料とか、
水は通さず「湿度と空気だけ通す」塗料なんてのもあります。
さらに、いま注目が高まっているのが「太陽熱による温度上昇を防いでくれる」塗料です。
これは、とくに屋根に塗ると室内の温度上昇が防げて、
冷房の使用が少なくてすむから、節電にも役立ちそうですね。
どれがいいか迷ってしまいそうですが、これらの説明のときも
それぞれの塗料の「メリットとデメリット」をきちんと説明できる人なら安心です。

そして、塗料を決めたら、工程も教わっておきましょう。
(親切なところなら、工程表などをくれます)
一般的には、「足場組み・飛散防止ネットはり」→「壁の洗浄・乾燥」→「養生シートはり」→
「下地調整」→「下塗り」→「本塗り」→「細部の塗装」→「養生シートや足場の撤去・片付け」
といった順番です(塗装内容によって変わることもあります)。

このなかで、下地調整というのはあまり聞き慣れないかもれませんが
これは壁のひび割れや損傷を補修することで、とても大切な工程です。
また、新しい塗料がきちんと塗られるよう(簡単にはがれないよう)に
古い塗料をはがしたりする作業も含みます。
この下地調整をきちんとしているかどうかで、塗装の仕上がり具合が変わってくるともいえます。

このへんはきっと、お顔の化粧をするのと同じだと思います(笑)。
シミやシワのお手入れなどで「お肌の状態を良く」して、クリームなどで「下地を整えて」、
それからファウンデーションで「きれいに塗る」という手順ですよね。
お肌にどんなお手入れが必要か(どんなお悩みがあるか)によって使う化粧品が違うように
外壁も、その状態やどんな家にしたいかによって、塗料の種類や補修の方法が変わってきます。
化粧品の特徴をじっくり吟味するように、家の塗装もじっくり吟味してくださいね。

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