【鹿児島県鹿屋市】串良町で雨樋などの付帯部を塗装しました!
屋根と外壁の塗装が完了したので続いては付帯部を塗装していきます。
付帯部とは、外壁や屋根の大きな面を除く「軒天」や「雨樋」など外壁や屋根の細かい部分のことです。
今回のお家では雨樋の作業風景を紹介していきます。
雨樋をハケで塗装
雨樋を濃いブラウン系で塗装しています。
雨樋は接合部といった細かい部分がローラーでは塗れないので、最初はハケで丁寧に塗装していきました。
雨樋とは、屋根の水を地面に誘導するための受け皿やパイプのことです。
雨樋がないと屋根の水はそのまま外壁に流れてしまい、外壁材が劣化したり雨漏りしやすくなったりします。
短期的な問題はなくても、長期的に雨が流れ続けることでメンテナンスが増えて無駄な工事費用がかかるおそれもあるでしょう。
また、雨樋がないと屋根の雨が直接地面に落ちてしまいます。
2階建てなら5メートル以上の高さがある屋根から大量の水が落ち続ければ庭先の土がへこんで歩きにくくもなるでしょう。
雨樋をローラーで塗装
全体をローラー塗装で仕上げていきます。
上塗りまで完了したら光沢がある濃いブラウンカラーの雨樋が完成しました。
雨樋のような複雑な形状の構造物だと半端な職人が塗装した場合に塗りムラが発生します。
エスケーハウスでは、教育を受けた職人が、ローラーに付ける塗料の量などを調整して適切な塗り方で施工しています。
付帯部は見えにくい位置にあるため放置してもいいと考える人もたまにいます。
しかし、放置すると雨樋から雨漏りが起こるケースも多いため、外壁や屋根工事と一緒に塗装することをおすすめします。
エスケーハウスが鹿児島県で行った住宅塗装の事例はただいま施工中で確認できます。
ぜひチェックしてみてください。
【鹿児島県鹿屋市】串良町で窯業系サイディングをブラウン系の色で塗装しました!
屋根塗装が終わったら窯業系サイディング外壁の塗装も行います。
外壁も屋根塗装と同じく3工程で行います。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
今回のお家では、ブラウン系の色を塗装しました。
窯業系サイディング外壁の下塗り
※左から右へ向かって下塗り
外壁を下塗り塗料で塗っていきます。
今回使っている白い下塗り塗料はサーフェーサー呼ばれる厚塗りタイプです。
小さな傷や凹凸を目立たなくさせて仕上がりを美しくする特徴があります。
窯業系サイディング外壁の中塗り(仕上げ1回目)
※右から左へ向かって中塗り
下塗りで真っ白になった外壁を、ブラウン系の仕上げ塗料で着色していきます。
中塗りと上塗りは同じ仕上げ塗料を使います。
なぜなら、2回塗らないと塗料は十分な耐久性を確保できないからです。
1度に厚塗りすればムラができたり乾燥不良を起こしたりして耐久性が低下してしまうでしょう。
時間がかかってでも2度塗りにすることで塗装の耐用年数が飛躍的に向上します。
今回のサイディング外壁は凹凸が少ないため模様部分はローラーだけで塗っています。
しかし、くぼみが深いサイディング模様の場合はローラーが入らないためハケを使って隙間を塗装します。
窯業系サイディング外壁の上塗り(仕上げ2回目)
※写真の外壁上部が上塗りで、下部が中塗りの状態
中塗りが終わったら上塗りをします。
前回の中塗り写真とは異なる色に見えますが、光の当たり方などで塗料は見え方が変わります。
上塗りは外壁の見た目に大きく影響するため、塗りそこねやムラがないよう丁寧に塗装していきます。
ここまでが、鹿屋市串良町のお家における屋根・外壁塗装の工事です。
塗装の工程はもうひとつ残っています。
「付帯部」の塗装です。
【鹿児島県鹿屋市】串良町でコロニアル屋根をグレー系の色で塗装しました!
外壁のシーリングの次はコロニアル屋根の塗装を紹介します。
コロニアル屋根の塗装は以下の3つの工程で行いました。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
詳しく見ていきましょう。
コロニアル屋根の下塗り作業
屋根用の塗料「シーラー」で下塗りを行っていきます。
今回使ったシーラーは透明なため、下塗りだけで屋根の色が変わることはありません。
写真は一部の色が違うように見えますが、下塗りによって変わったものではありません
下塗りは、コロニアル屋根材と仕上げ塗料を密着させる役割があります。
下塗りをしないで密着性が低下すると新しい塗装が剥がれやすくなるでしょう。
コロニアル屋根の中塗り作業(仕上げ1回目)
下塗りをしたら次は中塗りです。
中塗りは、塗料の耐久性を高めるために必要な工程です。
今回はグレー系の色でコロニアル屋根を塗装していきました。
基本的に上塗りと同じ塗料を使います。
中塗りをしないで上塗りだけにしても見た目上は大きな違いはありませんが、耐用年数に差が生まれます。
塗装の耐用年数は製品のグレード以外に塗膜の厚さでも決まるため、中塗りと上塗りの2層塗りをすることで本来の耐久性を確保できるのです。
コロニアル屋根の上塗り作業(仕上げ2回目)
中塗りが終わったら、最後の仕上げである上塗りを行います。
屋根の見た目に直接影響するのはこの上塗り部分です。
屋根の塗装は地上からは見えないため、業者によっては塗りムラだらけのいい加減な塗装をします。
エスケーハウスでは凹凸に合わせて隙間まで徹底して塗り込みますので、完璧な仕上がりをお約束します。
以上の工程がコロニアル屋根の塗装です。
屋根塗装が終わったころには外壁に充填したシーリングが乾燥していますので、次はサイディング外壁の塗装を行います。
【鹿児島県鹿屋市】串良町でサイディング外壁のシーリング剥がし・充填を行いました!
今回は、外壁のシーリング補修を紹介します。
シーリングとは、サイディング外壁の目地に埋め込まれているゴム状の素材です。
外壁材同士の衝撃をやわらげたり、隙間から雨が侵入したりするのを防止する役割があります。
色は白が多いですが、グレーや黒もあります。
また、塗装によって外壁材と見分けがつきにくくなっているケースもあるでしょう。
サイディング外壁の目地にあるシーリングを剥がす作業
補修前のシーリングは、上記のように目地の奥にある青いテープが露出していました。
このまま放置すれば内部に雨が侵入して外壁材全体を腐食させてしまいます。
最悪の場合は雨漏りの心配もあるでしょう。
まずはボロボロになったシーリングをカッターで剥がしていきます。
サイディングボードを傷つけないよう慎重に剥がしていきました。
サイディング外壁の目地にシーリングを充填する作業
すべて剥がしたら、目地の両端にマスキングテープを貼って外壁材が汚れないようにしてから、穴に新しいシーリングを充填していきます。
写真の右側にあるのはコーキングガンと呼ばれる道具で、シーリングを打ち出す機能があります。
シーリングは乾燥する前は粘り気がある液状になっているため隙間に塗り込むようにして充填しました。
充填したシーリングをヘラで平らにする作業
充填したままのシーリングは凹凸が激しいためヘラで平らにします。
ヘラで平らにした後にマスキングテープを剥がすと、上記の写真のように目地が美しく仕上がりました。
シーリングは1〜3日ほど乾燥させます。
乾燥する前にさわるとへこんだり削れたりするため耐久性が低下するでしょう。
シーリングを乾燥させているあいだに屋根塗装を行っていきましょう。
【鹿児島県鹿屋市】串良町の窯業系サイディング外壁で足場の設置と高圧洗浄の様子を紹介します!
鹿屋市の串良町にあるお家で、以下の工事を行いました。
- 足場の設置と高圧洗浄
- 外壁のシーリング補修
- コロニアル屋根の塗装
- 窯業系サイディング外壁の塗装
- 雨樋や雨戸など付帯部の塗装
このうち、今回は高圧洗浄とシーリング補修を行いました。
外壁と屋根に足場を設置
最初に足場の設置を行いました。
足場がないと作業性が低下するため工期が延びてしまい、工事費用が高額となるおそれがあります。
また、安定した態勢で作業ができないと塗りムラや塗り忘れが起こりやすくなるため欠かせない工程です。
50坪以下の戸建住宅なら、2〜3人の職人が1〜2日ほど作業すれば足場の設置が完了します。
屋根と外壁の高圧洗浄作業
屋根と外壁の汚れを、高圧で水を噴射する「高圧洗浄機」で洗浄していきます。
汚れたまま工事をすると新しい塗膜が剥がれやすくなるため、外壁や屋根のと塗装に欠かせない工程です。
屋根の小さな隙間の汚れまで徹底的に洗い落とします。
外壁と屋根の洗浄作業は1日で終わります。
カビやコケがひどい場合はバイオ洗浄も可能です。
バイオ洗浄とは薬品で外壁や屋根を洗浄する手法で、水道水よりも効果的にカビやコケを落とせます。
水道水での高圧洗浄に比べて1平方メートルあたり100〜200円程度の追加費用がかかりますが、カビやコケの再発を防止し耐用年数人にはおすすめです。
屋根に雨漏りが発生している場合は高圧洗浄をすると水漏れする危険があります。
洗浄よりも先に雨漏り修理を行いますので必ずご相談ください。
足場の設置と高圧洗浄をしたら、外壁の劣化したシーリングを交換する作業に移ります。
シーリング補修をしないで塗装すると、劣化した内部から剥がれてくるので必ず対処しましょう。