家鳴りって何?原因と対処法、心霊現象との違いを解説!
家にいると突然どこからともなく「ギシギシ」と音がしてドキッとしたことはありませんか?
「お化け!?」と思ってしまいそうなこの現象にも「家鳴り(やなり)」という名前があります。
家鳴りは家に重大な欠陥や損傷があるサインかもしれません。
この記事では、家鳴りの原因や対処法を紹介します。
家のSOSを正しく察知するために、ぜひ参考にしてください。
はじめて外壁や屋根の塗装を検討している方は「初めての外壁塗装・屋根塗装をご検討の方へ」もご覧ください。
家鳴りが起こる原因
家鳴りは、築年数が経過した家と新築では原因が違います。
主に、以下の原因があると考えられます。
- 気温や湿度の変化
- 地震による傾きや揺れ
- 家具の配置による傾きや揺れ
- 新しい建築材が馴染んでいない
お化けが起こすラップ音ではないのでご安心ください。
1.気温や湿度の変化
木材は水分を出したり吸収したりしながら収縮を繰り返していて、
その際に家鳴りが発生することがあります。
また、古い家やマンションだと釘やプレートなどの金属も家鳴りの原因となります。
金属は温度が高いと膨張し、低いと縮小するので家鳴りを起こすことがあるからです。
2.地震による傾きや揺れ
人間が気づかない程度の揺れが、家に影響を与えることがあります。
地面の傾きによって家の一部に力が集まってしまい、家がきしむのです。
また、地震後にも家鳴りが起こることがあります。
地震前と変わった地盤に適応するために木材が形を変えることが原因です。
3.家具の配置による傾きや揺れ
家の一か所に重みがかかることで住宅の構造に大きな負担がかかっていると、
建築材が悲鳴を上げる可能性があります。
古い家だと特に注意が必要です。
また、備え付けの家具はきしみやすい性質があります。
備え付けの家具は接合部に力が集中しやすいため、大きな音を出しやすいと考えられています。
4.新しい建築材が馴染んでいない
新築やリフォーム後は材料が新しいため、建築に使った木材が水分を多く含んでいます。
また、柱のように組み合わされた木材同士がなじむには6~10年かかると考えられており、
新築は家鳴りがつきものだと考えられています。
家鳴りが起きたときの対処法
家鳴りの原因が「水分による木材の収縮」と「地面や木材が建物になじむ過程」
であれば基本的には放置でも大丈夫です。
しかし、「構造的に無理な負担」がかかっている場合は注意が必要です。
負担がかかっている部分が劣化しやすくなり、最悪の場合は建物全体の崩壊につながるからです。
家鳴りには以下の対策があります。
- 室温を上げすぎない
- 耳栓をする
- 業者に調査を依頼する
詳しくチェックしていきましょう。
1.室温を上げすぎない
暖房で室温を上げすぎると木材が膨張してしまうため、家鳴りが響きます。
寒くても必要以上に暖房の温度を上げすぎないようにすることで、
家鳴りが抑えられるでしょう。
また、家の湿度が急激に変化すると家鳴りが起こります。
家鳴りを防ぐためには湿度を60%以下に保つことを推奨します。
2.耳栓をする
耳栓で音が聞こえないようにするのも有効な手段です。
特に睡眠のときに有効でしょう。
しかし、長時間つけていると耳の炎症や聴力にも影響が起きるので、
耳栓を長い間つけないよう注意しましょう。
3.業者に調査を依頼する
家鳴りは、構造上の負担をかけている場合や重大な欠陥があることを示すサインでもあります。
特に古い家の場合は家鳴りをただの音だと侮らないほうがよいでしょう。
雨が侵入して建築材が腐食していたり、負荷がかかりすぎて破損していたりするために
家鳴りが起こっていることもあります。
音が気になる場合は業者に調査を依頼して原因をつきとめるようにしましょう。
家鳴りの原因を突き止めて安心できるくらしづくりを
昔は、妖怪の仕業と言われていた「家鳴り」。
おもわずビクッとしちゃいそうですが、現代では原因がわかっています。
家鳴りが気になるのなら、一度は調査してみましょう。
もしかすると耐震性に問題があるのかもしれません。
耐震性に問題がある場合はリフォームが必要ですので「地震から家と家族を守るために〜耐震リフォームのススメ」をご確認ください。
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