初めてマンションのリフォームをする前に必要な期間を知ろう
「マンションの部屋をリフォームしたい」
「どこからリフォームしたらいいの?」
こういった疑問を持っている人は多いでしょう。
マンション暮らしで人生初のリフォームを考えている人のために、トータルと部分別の観点から必要な期間の目安を紹介します。
この記事を読んで、リフォームの計画に備えましょう。
マンションリフォームの期間の目安
マンションのリフォームは、壁紙を張り替えるといった簡易的なものなら1〜3日で済むケースもあります。
しかしキッチンや風呂など、部屋の一部分をまるごと取り替えるプランなら10日以上かかるでしょう。
いずれにしても、リフォームの規模が大きいほど日数がかかります。
場合により仮住まいなどの対応が必要です。
マンションの基本構造のリフォーム期間
以下では、マンションのリフォームにかかる期間の目安を部位ごとに紹介します。
壁のリフォーム
寝室のように1部屋だけ壁のクロスを交換するなら、1~2日程度で済むことが多いです。
ただしマンションの部屋全体で壁のクロスを張り替えたい場合は、70平方メートルクラスの広さで10日ほどかかるでしょう。
天井や床もセットで張り替える場合は2週間ほど見積もりましょう。
クロスだけでなく壁の素材も変えたい場合は2~3週間が必要となります。
床のリフォーム
カーペットからフローリングという風に、簡易的に床を張り替えるだけなら1〜3日で済むケースが多いです。
しかし、床の損傷が激しいといった理由で新しい素材に張り替えたい場合は、1〜3週間かかる場合もあります。
また、床暖房を取り付ける場合は2日〜1週間かかります。
天井のリフォーム
天井のクロス替えだけなら1~2日程度で完了します。
天井の素材を張り替える場合は1〜3週間はかかるでしょう。
マンションの水回りのリフォーム期間
以下では、マンションのキッチンやトイレ、風呂といった、水回りリフォームにかかる期間の目安を紹介します。
キッチンのリフォーム
キッチンのレイアウトを変えず、新品と交換する場合は2日がリフォーム期間の目安です。
一部分だけを変えるなら半日~1日で完成するケースが多いでしょう。
本体だけでなく壁や床などの周辺もリフォームする場合は1週間程度かかります。
トイレのリフォーム
便器本体だけを交換するなら半日程度です。
壁や床などの周辺のリフォームが必要な場合だと3日程度かかることもあります。
洗面所や風呂のリフォーム
洗面台を取り替えるだけなら半日~1日程度で完了します。
床や壁の交換を要する場合は2~5日程度かかるでしょう。
浴室は浴槽の交換だけなら3日〜1週間程度の工事で済むでしょう。
通常の浴槽からユニットバスという風に、機能が進化したものを取りつける場合は1週間以上かかる場合もあります。
マンションリフォーム期間の短縮方法
マンションリフォームを短くするコツには以下の3つがあります。
- リフォームプランは正確に決める
- 仮住まいを設ける
- 月曜日から工事を開始する
短縮方法を知ることでリフォームを効率よく進められるでしょう。
リフォームプランは正確に決める
マンションのリフォーム内容は可能なかぎり正確に決めましょう。
工事中に想定外の問題が発生したり、仕上がりがイメージと違ったりすると、余計な出費や工事の長期化に惑わされます。
予想外のトラブルを避けるためには、業者との綿密な打ち合わせが欠かせないでしょう。
仮住まいを設ける
工事範囲が広い場合、自宅に居続けると作業の邪魔になったり、音がうるさすぎて生活しにくくなったりするでしょう。
工事にまとまった期間を要する場合は、リフォーム現場の近くに仮住まいを設けることが推奨されます。
仮住まいを設けることで工事がスムーズに進み、工期を短縮しやすくなります。
月曜日から工事を開始する
工事期間が週をまたぐ場合、土日や祝日は業者が休みとなります。
休みの日も工期に含まれるため、少しでも工事期間を短くしたいのであれば休日をまたがないように、月曜日から工事をするよう頼んでおきましょう。
まとめ:マンションの部屋リフォームの期間は最短で1日!
マンションのリフォームはクロスの交換だけなら半日~1日程度で済むでしょう。
しかし、壁や床自体の張り替えをともなうなど本格的なものは1週間〜1ヵ月まで要することもあります。
リフォームは必要な分だけおこない、工期やコストをなるべく抑えましょう。
余計な手間がかからないように業者との正確な打ち合わせも重要です。
マンションリフォームの費用や安くする方法を知りたいなら、以下もチェックしてみましょう。