マンションの間取りを自由に!スケルトンリフォームの特徴と費用相場
「スケルトンリフォームは工期と費用がどれくらいかかるのだろう?」
「本当に間取りを自由に変更できるのだろうか?」
こだわりの住まいをつくるために、中古マンションを購入してスケルトンリフォームをする
人が増えています。
また、築年数の古くなった自宅マンションをスケルトンリフォームで,
新しく改装したいと考えている人も多いはず。
この記事ではスケルトンリフォームについての疑問や不安を解消するために、
下記の情報を解説しています。
- スケルトンリフォームの特徴
- スケルトンリフォームの工期と費用相場
- スケルトンリフォームを行う際のポイントと注意点
スケルトンリフォームで住まいを自由にリフォームしたい人はぜひ参考にしてください。
マンションのスケルトンリフォームの特徴
スケルトンリフォームには、以下のような特徴があります。
- 自由にリフォームができる
- 物件選びの選択肢が広がる
- 建物の耐震性や耐久性、断熱性を補強できる
それぞれ詳しく解説していきます。
自由にリフォームできる
スケルトンリフォームは通常のリフォームと異なり、
建物の骨組みだけを残して内装や水回りなどの設備をすべて解体します。
壁や柱などもすべて解体するため、
水回りを設置する場所や部屋の間取りなどを1から自由に設計できるのです。
物件選びの選択肢が広がる
通常のリフォームでは、間取りや水回りの位置などが変えられません。
家族構成やライフスタイルにあわせた部屋を探さなければならず、
希望する地域(エリア)で物件が見つからない可能性もあるでしょう。
しかし、スケルトンリフォームは、
自分たちの自由に間取りを設計できるため物件選びの選択肢が広がります。
建物の耐震性や耐久性、断熱性を補強できる
スケルトンリフォームは建物の骨組みだけを残して解体するため、
建物の劣化状態などを確認できます。
必要に応じて老朽化した配管の交換、耐震性や断熱性などの補強など、
建物の性能面を強化できるので、建物の耐用年数をのばせるでしょう。
マンションのスケルトンリフォームの工期と費用相場
マンションでスケルトンリフォームを行う際の工期と費用相場をご紹介します。
工期
工期は、100平方メートル以内であれば約3ヶ月です。
解体作業などがあるため、通常のリフォームよりも時間がかかります。
費用相場
費用相場は、50~60平方メートルの2LDKで、500~750万円かかります。
水回り設備や内装建材のグレード、デザインによっては1,000万円を超えることもあるでしょう。
初期費用はかかりますが、一度にすべてをリフォームするため、
部分的なリフォームを繰り返すよりもコストがかからない場合が多いです。
マンションでスケルトンリフォームを行う際の注意点
マンションでスケルトンリフォームを行う際は、以下の点に注意しましょう。
- マンションの規約を確認する
- すべてが自由に設計できるわけではない
それぞれ解説していきます。
マンションの規約を確認する
マンションでスケルトンリフォームをする際は、
マンションの規約に従って工事を行う必要があります。
- 共有部分など、リフォームができない箇所
- フローリングの遮音等級
- 工事が可能な時間帯や曜日
管理会社や近隣住民とのトラブルを防ぐためにも必ず確認しましょう。
すべてが自由に設計できるわけではない
マンションによっては配管位置が決められているため、
水回りの位置を自由に設計できない場合があります。
そのほかにも建物の強度を支えている柱や壁などは撤去できません。
マンションの場合は、すべてが自由に設計できるわけではないことも覚えておいてください。
まとめ:マンションのスケルトンリフォームで家族が住みやすい空間に!
スケルトンリフォームは、建物の骨組みだけを残して内装や水回りなどの設備を
すべて解体してリフォームを行います。
マンションのスケルトンリフォームでは、
マンション規約や建物の構造上の問題から、間取りや水回りの位置などが制限される場合もあります。
スケルトンリフォームの特徴をいかして、
家族が住みやすい空間にリフォームしましょう。
スケルトン以外のマンションリフォームの費用相場を知りたい場合は以下の記事をご覧ください。