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2020.3.26

ベランダ・バルコニーを増築する方法と費用相場! 注意するポイントも紹介

ベランダ増築

「洗濯物を干せるベランダがほしい」

「既存のベランダやバルコニーを広くしたい」

 

洗濯物や布団を干すとき、ベランダが欲しいと感じる人もいるのではないでしょうか。

 

既存のベランダやバルコニーを広くして使いやすくしたいと考えている人も多いはず。

 

この記事ではベランダやバルコニーを増築する際のお悩みを解決するために、以下の情報を解説しています。

 

 

  • ベランダやバルコニーの増築方法
  • ベランダやバルコニーの増築にかかる費用相場
  • ベランダやバルコニーの増築で注意するポイント

 

 

ベランダやバルコニーを増築するための注意点を知り、適切なリフォームを行いましょう。

 

ベランダやバルコニーの増築方法

ベランダバルコニー

ベランダとバルコニーの増築方法をご紹介する前に、両者の違いについて簡単にご説明します。

 

ベランダとバルコニーの違いは、屋根があるかどうかです。

一般的に屋根がついているものは「ベランダ」、屋根がついていないものは「バルコニー」と呼ばれています。

 

ベランダやバルコニーには、以下の形状があります。

 

 

  • 持ち出し型
  • 屋根置き型
  • 柱建て型

 

 

それぞれの違いは、ベランダを支える支柱の形です。

 

「持ち出し型」には支柱がありません。

「屋根置き型」は1階の屋根に支柱を固定します。

「柱建て型」は1階の下まで柱を建ててベランダを支えます。

 

どの形状を採用するかは、ベランダを設置する場所や取りつけるサイズによって変わるでしょう。

 

それでは、ベランダ・バルコニーの増築方法についてご説明します。

 

既製品

既製品は、できあがった商品を現場で取りつけるだけなので、費用と工期が抑えられます。

 

他にも、アルミ製のため軽量で、腐食に強い特徴があります。

既製品は手軽に増築したいと考えている人におすすめです。

 

造り付け

造り付けは、建物の構造に合わせてベランダやバルコニーを作成します。

 

建物と同じ外壁で仕上げたり木製の素材を使用したりすることで、建物と一体感がある自然な仕上がりになるでしょう。

 

こだわりのベランダやバルコニーを増築したいと考えている人におすすめです。

 

既存のベランダやバルコニーを拡張

既存のベランダやバルコニーが老朽化していなければ、拡張することも可能です。

しかし、既存のベランダやバルコニーが既製品の場合は拡張できないため、新たに大きいサイズのものと交換が必要です。

 

拡張して面積が広くなる分、強度を保つために1階までの柱を増やすこともあるでしょう。

 

ベランダ・バルコニーの増築にかかる費用相場

ベランダバルコニー増築

 

ベランダやバルコニーの増築にかかる費用相場をご紹介します。

 

一般的サイズのベランダ・バルコニーを設置する場合

費用相場は、横180cm×奥行90cmの一般的なサイズで30万円以上が目安です。

既存のベランダやバルコニーがある場合は、追加で撤去費用がかかります。

 

既存ベランダ・バルコニーを拡張する場合

既存のベランダやバルコニーを拡張する場合は50万円以上が費用の目安です。

既存部分の劣化状態によっては補修工事が必要となります。

 

大規模、こだわりのベランダ・バルコニーを設置する場合

2部屋にかかるようなサイズや、造り付けのベランダ・バルコニーを設置する場合は、100万円以上が費用の目安です。

 

建物の1階部分を増築して屋根部分をベランダにする場合は300万円以上かかるでしょう。

 

ベランダ・バルコニーの増築で注意するポイント

ベランダバルコニー

 

ベランダ・バルコニーの増築には法規制があります。

増築する大きさによっては、固定資産税が増えることもあるでしょう。

 

ベランダ・バルコニーの増築に関して注意するポイントを3つご紹介します。

 

 

  • 建築基準法に違反していないか
  • 確認申請が必要ではないか
  • 隣家の日照を遮らないか

 

 

以下で具体的にチェックしてみましょう。

 

建築基準法に違反していないか

ベランダやバルコニーを増築する場合は、地域ごとに決められた建ぺい率、容積率を守らなければいけません

 

建ぺい率とは、敷地面積に対して建物の面積がどのくらいあるかを示す割合です。

容積率とは、敷地面積に対して延べ床面積がどのくらいあるかを示す割合です。

 

建築基準法に違反した建物は違法建築物となり、最悪の場合は増築した部分を取り壊さなければいけなくなります

 

ベランダ・バルコニーを増築する場合は、建築基準法に違反しないように業者とよく相談する必要があるでしょう。

 

確認申請が必要ではないか

以下の条件に当てはまる場合は、確認申請を提出する必要があります。

 

 

  • 10平方メートルを超える場合
  • 準防火地域、防火地域で増築を行う場合

 

 

確認申請は、施工を行う業者が代行して申請してくれるでしょう。

代行して申請してもらう場合の費用は、15~20万円です。

 

隣家の日照を遮らないか

建築基準法に違反していなくても、ベランダやバルコニーを増築することにより隣家の日照を遮ってしまうケースがあります。

 

近隣トラブルにならないように、隣家に配慮したベランダやバルコニーを提案してくれる業者を選びましょう。

 

まとめ:ベランダやバルコニーの増築で快適な住まいへ

ベランダバルコニー

ベランダやバルコニーを増築すると、洗濯物が干しやすくなったり子供が遊べるようになったりと、暮らしやすさや楽しみが増えていきます。

 

しかし、増築に関する法規制や近隣住宅への配慮などの必要があるため、信頼できる業者と相談しながら計画をすすめなければ失敗するおそれがあります。

 

今回ご紹介したポイントを参考にして、居心地のよいベランダやバルコニーを増築してください。

ベランダやバルコニーの改修費用が知りたい場合は以下もチェックしてみましょう。

ベランダ・バルコニーリフォームの費用相場、注意するポイントを紹介

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