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2021.10.5

浴槽のキズの補修方法と費用相場とは?DIYできるのかもご紹介

 

浴槽キズ

 

「浴槽のキズの補修方法が知りたい」

「浴槽のキズの補修にかかる費用相場がどれくらいか知りたい」

 

浴槽のキズを見つけ、きれいに補修したいとき、このように悩む方も多いことでしょう。

物を落としたときのキズや、劣化による剥がれなど、小さなキズでもやはり気になってしまいます。

また毎日使う場所だからこそ、キズが大きくならないかと不安になるはずです。

この記事では、浴槽のキズの補修について以下のような情報を解説します。

 

  • 浴槽のキズの補修方法
  • 浴槽のキズの補修にかかる費用相場
  • 浴槽のキズの補修はDIYできるか

 

記事を読んでいただければ、正しい補修方法や修理にかかる費用相場を知ることができ、浴槽のキズ補修の失敗を避けることができるでしょう。

 

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浴槽のキズの補修方法とは?

浴槽

 

浴槽にできたキズは、主に「塗装」での補修が一般的です。

ただし、浴槽の素材やキズの程度、また業者によって補修方法は異なります。

 

浴槽のキズは、剥がれやひび割れ、内部に水が浸透してできるふくれなどです。

浴槽のキズは放置していると破損箇所が大きくなり、最終的に塗装では補修できず、リフォームしなければいけない場合もあります。

 

リフォームとなると浴槽の交換が必要となるため、費用も高くなりますし、工期も数日から1週間かかります。

そのため、浴槽のキズは早めに補修するようにしましょう。

 

塗装による補修方法

浴槽のキズを塗装で補修する方法は、破損箇所をパテで埋め、その上から塗装するという流れになります。

パテとは、キズやひび割れした箇所に塗る粘土の高い補修剤です。

浴槽のキズは、パテで補修後、浴槽用の専用塗料で塗装することできれいに仕上がります。

 

FRP素材の場合

FRP素材の浴槽のキズを補修する場合、「樹脂ライニング工法」と呼ばれる方法が使われます。

FRPとはガラス繊維強化プラスチックでできた素材で、安くてさまざまなスタイルを楽しむことができるため、現在多くの住宅の浴槽でこの素材が使用されています。

しかし、20年ほど使用するとひび割れなどが起きてしまうため、定期的な補修が必要です。

樹脂ライニング工法とは、キズの箇所を下地処理し、樹脂を使ってキズを補修する方法です。

防水作用のある樹脂を使うことで、内部への浸食を防ぎ、きれいに補修できます。

 

人工大理石の場合

人工大理石の浴槽のキズを補修する場合、キズをガラスマットなどで補修し塗装するFRP素材と同様の樹脂ライニング工法が使われます。

人工大理石は合成樹脂で作られているため、経年劣化によりひび割れやふくれが起きやすいのも特徴です。

キズができた場合には早めに修理し、破損箇所が悪化しないようにしましょう。

 

ホーロー素材の場合

ホーロー素材の浴槽は、経年劣化によって変色したりサビが発生しやすいため、補修の際は特別な下地処理後に塗装するという流れになります。

ホーロー素材の下地処理を「エッチング」と言い、薬品を使って表面のざらつきやサビを落とします。

エッチングをすることで、塗装がきれいに仕上がるだけでなく、キズや剥がれを防ぐことができるのです。

エッチング後、キズがあれば補修し、その上から塗装をすれば完成です。

 

ステンレスの場合

ステンレスの浴槽のキズの補修は、補修箇所を整えてからパテで埋め、塗装するという流れになります。

ステンレスの浴槽の場合、硬い物を落としたりぶつけたりすることで凹みや小さなキズがつきやすいです。

キズも広がりやすいため、早めに補修し破損箇所が悪化しないようにしましょう。

 

木製の場合

木製の浴槽の場合、キズや腐食によって水漏れが起きた場合、水漏れ個所を防ぐ必要があります。

浴槽のすき間を見つけたら、「まきはだ」という木の繊維でできた補修剤を埋めて強化するのが一般的です。

またカビが発生している場合は、中性のカビ取り剤で除去します。

 

塗装で補修できないキズとは

塗装で補修できない浴槽のキズとは、損傷がひどく内部まで腐食してしまっている場合です。

また穴が大きく開いているなど、補修剤ではカバーできない場合も塗装では補修できません。

このように損傷がひどい場合には、補修ではなく浴槽交換のリフォームとなることを覚えておきましょう。

 

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浴槽にキズができる理由

お風呂のリフォーム工事

浴槽にキズができる理由を紹介します。

キズができただけでは大事になりません。

しかし、あるよりはないほうが入浴の際の気分がよかったり、水漏れなどの心配をせずに済みます。

キズができる理由を知ると、浴槽を長く使うためのヒントになるでしょう。

 

経年劣化の症状

浴槽も、外壁や屋根などと同じく、経年すると劣化症状が出てきます。

浴槽単体ではありませんが、ユニットバス全体の耐用年数は10〜20年です。

素材ごとでも耐用年数は変わりますが、換気や掃除をこまめに行い、定期的なチェックを専門業者に依頼すると安心です。

 

桶やシャワーヘッドが当たった衝撃

浴槽は、桶やシャワーヘッドが当たった衝撃で傷つくことがあります。

浴槽の素材として一般的で、ある程度丈夫なFRPでも、硬いものが当たると衝撃で傷つくのです。

また、掃除道具に関しても、浴槽の素材にあった物を使わないと傷つける原因になります。

傷ついた箇所は汚れが溜まりやすくなり掃除もしづらくなるため、浴槽の素材にあった掃除道具を使い、できる限り強い衝撃を与えないようにしましょう。

 

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浴槽ごと交換したほうがいいケース

補修で改善できないキズを負った浴槽は、総取り替えするのがおすすめです。

総取り替えしたほうがいい浴槽の症状を紹介します。

 

下地まで腐食

屋根や外壁も同じですが、下地まで腐食してしまっているケースは浴槽ごと取り替えるのがいいでしょう。

下地まで傷んでいると、いくら塗装で補修しても意味がありません。

キズが深い場合は、水漏れを起こす可能性も考えられます。

キズができてしまったら、早期に補修し、腐敗が進むのを食い止めましょう。

それができれば、浴槽を取り替える必要はなくなり、メンテナンスやリフォームの費用を抑えられます。

 

経年劣化

経年劣化が進むと見た目はもちろん、設備にも不具合が出てくるので、浴槽ごと取り替えるのがよいこともあります。

キズや汚れだけなら補修で済ませることができますが、配管の劣化で水漏れが起きては使えなくなる可能性も出てきます。

もう何度も補修しているという場合は、思い切って浴槽ごと取り替えるのがおすすめです。

見た目も機能もよくなると、お風呂に入るのがより楽しく、リフレッシュした時間を過ごせるようになるでしょう。

 

お風呂のリフォームにあわせて

床や壁など、お風呂全体のリフォームを行うときは、併せて浴槽も新しいものに替えると後々の手間が省けます。

暖房や乾燥機を取り付けるなどお風呂の仕様を変えたり、手すりの設置や水捌けのよい床材に替えたりバリアフリー化する場合は、全体のリフォームが必要になるのです。

お風呂のリフォームは、経年劣化はもちろん、家族の人数が変わったり、生活スタイルが変化するときに行ったりすることが多いので、そういった機会がある人はぜひ検討してみてください。

 

浴槽のキズを補修するメリット

浴槽のキズを発見したら、どんな小さなものでも修復すると安心、安全です。

ここでは、そのメリットを解説します。

 

お風呂に気持ちよく入れる

浴槽にキズがあると、何か気になってしまうという人は多いはずです。

キズ自体は汚れではありませんが、汚れのように見えてしまいますし、水漏れも気になるのではないでしょうか。

浴槽のキズを補修したら、入浴時に感じる気持ちよさがアップすること間違いありません。

 

お風呂場の清潔感がアップする

キズを補修するだけでお風呂場の清潔度がアップします。

浴槽だけではなく、お風呂の壁やコーキングなどが傷ついていると、お風呂場がどこか汚れて廃れた雰囲気になるためです。

また、キズには汚れが溜まりやすいので、ないに越したことはありません。

 

水漏れをなくせる

キズから浴槽の水が漏れ出てしまうことがあります。

下地やほかの部品まで傷む原因になるため、早急に補修しなければなりません。

最悪の場合は、浴槽ごと取り替えることになるので、補修とは比べられないほどの費用がかかります。

キズを見つけたら、業者にチェックしてもらい、補修してもらいましょう。

 

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浴槽のキズ補修の費用相場

費用

 

浴槽のキズ補修を業者に依頼した場合の費用相場は、10万円前後です。

浴槽の素材にもよりますが、浴槽全体にひび割れが起きている状態であれば15~20万円はかかることになります。

 

ただし、キズが一つだけ、また範囲が狭い場合には5万円前後で済むこともあります。

 

このように、キズの程度や範囲、また業者によって費用は異なるため、業者に依頼する際には費用の内訳をよく確認しておきましょう。

 

浴槽を長持ちさせる掃除方法

浴槽やお風呂場は、掃除をしっかりと行うことで長持ちさせられます。

ここでは基本の掃除方法と、浴槽の素材別の掃除方法、掃除アイテムなどを紹介します。

 

基本の掃除方法

浴槽を含めたお風呂場の掃除の基本は、以下3つです。

・洗剤を直接スプレーしない
・液性が弱い洗剤から使う
・洗うときは下から上の流れを気にする

洗剤は直接スプレーするとシミになる恐れがあります。

使うスポンジやアイテムに洗剤をつけてから洗うようにしましょう。

また、液性が強い洗剤は浴槽に強すぎる可能性があります。

素材に合わせた洗剤を使うのはもちろん、液性が弱い中性の洗剤から使ってみてください。

3つ目は、スポンジやブラシなどで擦る場合は、下から上に向かって手を動かしましょう。

上から下にすると、液ダレで跡が残る可能性があるからです。

 

FRP素材

最近の浴槽は、普通のプラスチックやポリエステルより頑丈なFRP(ガラス繊維強化プラスチック)素材が一般的になっています。

頑丈ではありますが、材質によっては酸性洗剤やアルカリ洗剤で変色する恐れがあるので、中性洗剤から試してみましょう。

準備するのは柔らかいスポンジ、浴室スリッパ、ゴム手袋などです。

念入りに掃除する場合は、メラミンスポンジ、クリームクレンザーなどを使ってみましょう。

<洗い方>
1. 浴槽に水を掛ける
2. スポンジに洗剤をつけ、縁を描くように浴槽に擦り付ける
3. シャワーで水をかけながら泡を落とす
4. 素手で触ってまだざらつくようであれば、2と3を繰り返す
5. 雑巾や窓用のワイパーなどを使って水気を取る

 

人工大理石

天然大理石の代替品として生まれた人工大理石には、アクリル樹脂を混合したアクリル系やポリエステルをコーティングしたポリエステル系などがあります。

耐水性、耐汚性に優れており、汚れが取りやすいといわれています。

天然の素材が使われているため中性洗剤を使いましょう。

お湯だけでも汚れが浮く可能性があり、洗剤なしでの清掃が可能です。

最後に雑巾やワイパーなどを使って水気を切って、濡れたままにするのを防ぎましょう。

 

ホーロー素材

熱伝導率がよく、保温性に優れるホーロー素材の浴槽は、人工大理石のように、汚れがつきにくく落としやすい素材として知られます。

シャワーとスポンジだけでもきれいにできますし、よりきれいにしたい場合に洗剤を使ってみましょう。

 

ステンレス

耐久性が高く、安価なステンレス素材は、掃除の仕方を間違えると細かなキズがつきやすいです。

細かなキズになると光沢がなくなります。

掃除するときには、傷つけないように目に沿ってこするようにしましょう。

 

木製

独特の香りや温かみが魅力の木製の浴槽は、カビが発生しやすいのでこまめな掃除が肝心です。

掃除は、入浴後すぐに行うのがいいでしょう。

お湯を入れたままにしておくと、滑りが発生する原因になります。

洗剤は不要で、やわらかい布を使い拭くのみで大丈夫です。

カビが生えやすいので、カビが生えた場合は、カビキラーやハイターを2倍に薄めて使用します。

 

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業者に依頼する際に注意するポイント

お風呂

浴槽のキズの補修を業者に依頼する際に注意するポイントは、以下の4つです。

 

  • 相見積もりする
  • 営業担当者が親切に相談にのってくれるか
  • 浴槽補修の実績があるか
  • 施工後の保証があるか

 

それぞれの注意点について詳しく解説していきましょう。

 

相見積もりする

業者に依頼する際には、相見積もりをして他社と比較するようにしましょう。

相見積もりとは、同じ条件で数社に見積もりを依頼することです。

相見積もりすることで、費用の適正価格を知ることができ、それぞれの業者の施工内容についても詳しく確認できます。

無駄な工程はないか、費用は高過ぎないかなど、詐欺に合わないためにも必ずチェックしておきましょう。

 

営業担当が親切に相談にのってくれるか

補修を業者に依頼する際、営業担当が親切に相談にのってくれるかも確認しておきましょう。

営業担当が親切に対応してくれるのであれば、その会社は社員教育が行き届いているため、そこで働く職人の質のレベルも高いと言えます。

 

浴槽工事の経験や実績があるか

依頼する業者に浴槽工事の経験や実績があるかも、注意したい点です。

浴槽工事や補修の経験がない業者に任せると、失敗する可能性があります。

業者のホームページを見れば、どのような工事を請け負っているのか、今までの実績や、お客様からの実際の声などを乗せている場合があるのでチェックしてみましょう。

営業担当者に確認してみるのも方法のひとつです。

 

保証があるかチェック

業者へ依頼する際には、施工後のトラブルに対して保証があるかもチェックしておきましょう。

補修後、業者の施術ミスによって塗装が不十分であったり、水漏れなどが起きたりする場合もあります。

そのような場合にはきちんとアフターフォローがされるのか、保証があるのかを確認しておくと安心です。

 

リフォーム依頼

 

浴槽のキズの補修はDIYできるか

お風呂

浴槽のキズの補修は、キズの程度にもよりますがDIY可能です。

DIYでの補修も、塗装補修となります。

DIYでの浴槽のキズ補修の流れは、以下のようになります。

 

  • 養生
  • パテでキズの補修をする
  • ヤスリをかける
  • 下塗りをする
  • 上塗りをする

 

専用塗料やハケ、ローラーなどを用意する際には、必ず浴槽の補修に向いているものを選びましょう。

また専用塗料は粘度が高いため、思っているよりも量が必要となります。

塗っている間に塗料が足りなくなったということがないよう、補修する箇所に合わせた量の塗料を用意してください。

 

浴槽のキズの補修をDIYするメリット

浴槽のキズの補修をDIYするメリットには、以下の2つがあります。

 

  • 費用が安い
  • 工期が短い

 

それぞれのメリットについて詳しく解説していきましょう。

 

費用が安い

業者に補修を依頼した場合には、10万円前後がかかります。

しかし、DIYでの補修の場合、1~3万円ほどで済みます。

DIYでの補修は、ハケやローラー、パテや塗料を用意すれば作業費はかかりませんので費用を安く抑えられます。

またホームセンターやネット上で補修キットも販売されているので、道具も簡単に手に入ります。

 

工期が短い

DIYで補修した場合、工期は最短で1~2日です。

業者に依頼した場合、施工だけでなくキズの確認や見積もり依頼なども合わせると2~3日は必要となります。

DIYで補修すれば、週末など自分の都合がよい日にサッと作業できるのも嬉しいポイントです。

 

浴槽のキズの補修をDIYするデメリット

浴槽のキズの補修をDIYするデメリットは、特殊加工が施されている浴槽や、キズが深い場合はDIYできないということです。

特殊加工が施されている浴槽の補修は専門技術が必要となりますし、キズが深い場合にDIYするとさらに悪化させる可能性もあります。

無理にDIYで補修すると、水漏れしたり内部の損傷などを引き起こしたりする原因にもなります。

またキズの程度によっては浴槽を交換しないといけません。

交換するかどうかの判断は素人には難しいため、キズが多く範囲が広い場合には、業者にチェックしてもらうようにしましょう。

 

浴槽のキズの補修は業者に依頼した方が安心

浴槽のキズの補修は、大理石や特殊加工されている場合だと素人では補修が難しいため、業者に依頼した方が安心です。

業者に依頼した方が確実に補修できますし、見た目ももちろんきれいに仕上がります。

DIYがあまり得意ではない、浴槽のキズが深い気がする、きれいに仕上げたいという方は、業者に依頼するようにしましょう。

 

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まとめ:キズが悪化する前に浴槽補修は業者に依頼しよう

お風呂 浴槽

 

浴槽にキズがあると、気になるだけでなく内部に水が浸透し劣化を早めてしまうため、塗装による補修が必要です。

最悪の場合、浴槽のキズが悪化すると補修ではなくリフォームとなり費用もかかるため、早めに補修するようにしましょう。

また浴槽のキズ補修はDIYも可能ですが、作業が難しい場合もあるため、業者に依頼する方が確実で安心です。

今回の記事を参考に、安心して任せられる業者に依頼しましょう。

浴槽だけではなくフローリングの補修をしたい人は以下で費用を確認してみるのも良いでしょう。

フローリングのリペア(補修)にかかる料金と、費用を安くする対策

 

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