壁紙の傷の補修方法と費用が知りたい!DIYでも補修できるのか
「壁紙の傷の補修方法が知りたい」
「傷の補修にかかる費用相場が知りたい」
壁紙に傷がついてしまい、補修を考える際にはこのような悩みも出てくることでしょう。
生活に困ることはない壁紙の傷ですが、やはり小さな破損でも気になるものです。
間違った方法で補修して傷が悪化したり、費用がさらにかさんでしまったりするのも困ります。
この記事では、壁紙の傷の補修について以下のような情報を解説します。
- 壁紙の傷の補修方法
- 傷の補修費用の相場
- 壁紙の傷の補修はDIYできるのか
記事を読んでいただければ、正しい補修方法や費用相場を知ることができ、壁紙の傷補修の失敗を避けることができるでしょう。
壁紙の傷の補修方法
壁紙の傷の補修方法には主に3種類あります。
- 凹み
- 引っかき傷
- 剥がれ
傷のタイプ別に詳しく解説していきましょう。
凹み
壁紙が凹んでしまった場合、凹み部分をカッターで切り取り、破損箇所をパテという補修剤で埋めてから壁紙を張り替えます。
補修剤で凹み部分をカバーしたら、しっかりと乾くまで次の工程は行わないようにしましょう。
補修剤が乾いたらサンドペーパーで磨き、下地を整えてから新しい壁紙を張ってください。
小さな凹みの場合はパテで塞ぎ、サンドペーパーで磨くときれいに補修できます。
引っかき傷
ペットなどによって壁紙に引っかき傷をつけられた場合、破損箇所はボンドやパテで補修できます。
引っかき傷に壁紙が残っているようであれば、専用のボンドを内側に塗布して壁紙を張り付け補修します。
壁紙が残っていない場合は、パテで傷を塞いでサンドペーパーで磨き、周りの壁紙と同じ色で塗装するか新しい壁紙を張り付けて完成です。
剥がれ
壁紙が湿気などで剥がれた場合には、破損箇所を整え、新しい壁紙に張り替えます。
このとき、剥がれた箇所をきれいに掃除しておくことで、新しい壁紙をきれいに張り替えることができます。
壁紙の傷の補修費用の相場とは
壁紙の傷を補修する費用の相場は、DIYした場合と、業者に依頼した場合いくらなのか、それぞれご紹介しましょう。
DIYした場合
自分で壁紙の傷補修をDIYした場合の費用は、傷の程度にもよりますが3,000円~1万円ほどです。
補修のための道具はホームセンターなどで購入できます。
また壁紙補修キットという補修のために必要な道具がセットになったものも販売されており、安価で道具を揃えられます。
業者に依頼した場合
業者に依頼した場合の費用相場は、5,000円~3万円です。
壁紙の小さな穴や剥がれであれば数千円で済みますが、大きな凹みとなると3万円以上かかることもあります。
傷が大きいと、壁紙だけでなく内部も破損している場合があるため、両方の補修となると費用は高くなります。
業者に依頼する際に注意するポイント
業者に壁紙の傷の補修を依頼する際には、以下の2つのポイントに注意しておきましょう。
- 相見積もりをする
- 営業担当者が親身になって相談にのってくれるか
2つのポイントについて、それぞれ解説していきます。
相見積もりをする
業者に依頼する際には、相見積もりして他社と比較するようにしましょう。
相見積もりとは、同じ条件で数社に見積もりを出してもらうことです。
相見積もりすることで、複数の業者の費用や施工内容を確認できます。
無駄な工程はないか、費用は適正価格かをチェックすることで、詐欺や悪徳業者を避けられます。
営業担当者が親身になって相談にのってくれるか
見積もりや補修の依頼を相談する際、営業担当者が親身になって相談にのってくれるなら安心して依頼できる会社と言えます。
営業担当者が親切な対応をしてくれる場合、その会社は従業員教育が行き届いているため、働く職人の質も高いです。
壁紙の傷をDIYで補修する手順
壁紙の傷をDIYで補修する際は、まず道具を揃え、手順に沿って行いましょう。
用意する道具や手順について、それぞれご紹介していきます。
用意する道具
壁紙の傷をDIYで補修するために用意する道具は、以下の通りです。
- カッター
- ローラー
- ハケ
- サンドペーパー
- パテなどの補修剤
- ボンド
- 新しい壁紙
補修する傷によって用意する道具は異なります。
小さな引っかき傷や穴であれば、ヘラと補修剤のパテだけ用意すれば補修できます。
手順
壁紙の傷をDIYで補修する基本の手順は、以下の通りです。
- 補修剤で傷を埋める
- 下地を整える
- 新しい壁紙を張る
DIYで壁紙の傷をきれいに補修するための大切なポイントは、傷を丁寧に補修し、下地をしっかりと整えることです。
下地がしっかりと整っていれば、新しい壁紙を張っても傷が分からないほどきれいに仕上がります。
壁紙の傷の補修を業者に依頼するメリットとデメリット
壁紙の傷の補修を業者に依頼する場合、メリットだけでなくデメリットもあります。
メリットとデメリットについてそれぞれ詳しく解説していきましょう。
業者に依頼するメリット
業者に壁紙の傷の補修を依頼するメリットには、以下の2つがあります。
- きれいに仕上がる
- 内部の破損状況もチェックできる
2つのメリットについてそれぞれ詳しくご説明します。
きれいに仕上がる
業者に壁紙の傷の補修を依頼すれば、プロの技術で施工されるので、傷が全く分からないほどきれいに仕上がります。
業者に依頼する分費用はかかりますが、壁紙をきれいに補修したいという方にとっては大きなメリットです。
内部の破損状況もチェックできる
業者に依頼すれば、素人では判断できない内部の破損状況もチェックできて安心です。
壁紙の傷が深いと内部も破損している場合があり、放置したりDIYで簡単に補修したりしただけでは傷が悪化することもあります。
そのため、内部の破損状況も気になる場合には、業者に依頼しチェックしてもらうことをおすすめします。
業者に依頼するデメリット
業者に依頼するデメリットには、以下の2つがあります。
- 費用がかかる
- 工期がかかる
2つのデメリットについてそれぞれ詳しくご説明します。
費用がかかる
業者に依頼した場合、施工費や人件費、移動費などがかかり費用が高くなってしまいます。
DIYで補修する場合は道具を揃える費用だけで済むため、業者への依頼は思っているよりも費用が高くなることがあることを覚えておきましょう。
工期がかかる
業者に依頼した場合、施工日だけでなく傷の確認や見積もりなどを含むと2~3日は必要となります。
しかし、DIYで補修する場合は1日で済みますし、自分の空いた時間にサッと作業できます。
業者に依頼する際には、工期に数日要することを覚えておきましょう。
業者に依頼した方がよい壁紙の傷
DIYではなく、業者に依頼した方がいい壁紙の傷には以下の2つがあります。
- 広範囲の傷
- 深い傷
2つの傷について、どうして業者に依頼した方がいいのか理由を解説します。
広範囲の傷
広範囲の傷の場合、傷を補修し周囲の壁紙の色に合わせた塗装は専門技術が必要なため、業者に依頼した方が安心です。
小さな傷はDIYでも補修ができますが、壁全体にできた引っかき傷や多数の傷の場合、傷の補修だけでなく壁紙の塗装も大掛かりとなります。
このような広範囲の傷の補修は、専門技術を持つ業者に依頼しましょう。
深い傷
深い傷の場合、内部まで破損し下地処理が必要となることがあるので、業者に依頼することをおすすめします。
壁紙の内部の破損は素人では補修が難しいため、専門技術での施工を依頼する方が長期的な目で見ても安心です。
まとめ:美しく仕上げるためには壁紙の傷の補修は業者に依頼した方がベター
壁紙の傷が広範囲であったり深かったりする場合、素人での補修は難しく、破損箇所を悪化させる可能性があります。
また壁紙の傷はDIYでも補修できますが、美しく仕上げるためには業者に依頼した方が安心です。
業者に壁紙の傷の補修を依頼する際には、詐欺や悪徳業者に引っかからないよう、今回の記事を参考にし、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
フローリングのリペアにかかる費用を知りたい場合は以下も確認してみてください。