火山灰が原因で雨漏れを引き起こしてしまうことがあります。
鹿児島ならではの原因になるのではないでしょうか。
都城でも、新燃岳の灰が溜まりますね。
なぜ火山灰が原因で雨漏れに?
なぜ、火山灰が原因で雨漏れに繋がるのか。
理由はとても簡単です。
火山灰が降ることによって瓦と瓦の間に火山灰が侵入します。
時間が経過することによって火山灰は瓦の中に蓄積してきます。
瓦の葺き替えを行うときは瓦を撤去する際に火山灰が入って
いることは珍しくありません。
これは葺き替え工事を行った際に瓦を剥いだ状態です。
そして、雨が降り瓦の間から内部に水が入り火山灰が湿気を含みます。
瓦の表面は乾いていきますが、瓦の内部はなかなか乾きません。
そのため、瓦内部に湿気が常に滞在することになり、
防水シートなどの屋根の下地などを腐らせてしまい、
雨漏れが発生してしまう可能性があります。
雨樋へのつまり
屋根に入り込んだ灰だけではなく、
灰が雨樋に詰まることによって、雨樋が壊れたり、
雨漏れにつながることもあります。
全体的に横の樋に灰が詰まっています。
貼れている日に関しては灰は、なかなか流れていきません。
そして、どんどんたまっていった灰が雨が降ることによって一気に流れていき、
雨樋がどんどん詰まっていってしまいます。
雨樋のマスが詰まっているのがわかりますね。
このようになると、うまく流れていきません。
そうすると雨が降ったとき、雨樋に水が溜まり、多くの雨が降ると雨樋から水が噴き出したり、
雨樋から水が漏れてきてしまいます。
そうすると水がうまく流れず、外壁を伝って流れるようになり、
外壁が傷みそこから内部に水が浸み込みます。
そうならないためにも、雨樋の掃除をこまめに行う必要が
あります。半年に1度、定期的に雨樋の掃除をお願いいたします。