【宮崎県宮崎市】平和が丘東町にある45坪の住宅の外壁をラジカル塗装するために足場を設置しています
宮崎市の平和が丘東町にある45坪の住宅の外壁をラジカル塗装するために足場を設置しています。
工事全体でおこなう工程は以下のとおりです。
- 足場の設置作業
- シート養生作業
- 屋根と外壁の高圧洗浄作業
- シーリング補修作業
- 屋根の塗装作業
- 外壁の塗装作業
このうち、今回は足場作業とシート養作業生、屋根と外壁の高圧洗浄作業を紹介していきます。
自宅に当てはめてみて工事の際のイメージをしましょう。
仮設の足場を設置していきます!
※仮設の足場を組んでいる様子です
工事期間中だけ設置する仮設の足場を組む工程です。
住宅全体を覆うように足場を張り巡らせ、強風でも倒れないように固定していきます。
台風が来ると予測できる場合は足場の設置を遅らせる場合もあるでしょう。
高所での作業には足場が必要だと決められているため、設置しないで塗装作業をすることは原則としてありません。
仮設足場にメッシュシートで養生をしていきます!
※メッシュシートで養生をしている様子です
足場を設置したら外側にメッシュシートを取り付けます。
屋根や外壁の高圧洗浄の際に水が飛び散るため、隣家に飛散しないようにする目的があります。
また、塗料が飛ぶのもある程度防いでくれます。
外壁の高圧洗浄をしていきます!
※外壁を高圧洗浄している様子です
シート養生を済ませたら高圧洗浄作業です。
外壁や屋根の汚れを、高圧力の水道水で落としていきます。
落ちにくい汚れやカビがある場合は洗浄剤を使ったバイオ洗浄をおこなうこともあります。
それぞれの作業にかかる日数は、足場の設置で1〜2日、シート養生と高圧洗浄で1〜2日程度が見込まれます。
高圧洗浄作業まで完了したら次はシーリング補修の工程をおこなっていきます。
【宮崎県宮崎市】平和が丘東町にある45坪の住宅の外壁をラジカル塗装するためにシーリング補修をします
宮崎市の平和が丘東町にある45坪の住宅の外壁をラジカル塗装するためにシーリング補修をします。
シーリングとは、サイディング外壁の目地や窓の周辺にあるゴム状の素材のことです。
施工前は液体状になっており、乾燥するとゴムのような固体になる性質があります。
シーリングがなければ外壁材同士がぶつかって破損したり、隙間から雨が侵入したりするおそれがあります。
外壁におけるシーリング補修は主に以下の流れでおこないます。
- 既設シーリングの劣化状況の確認
- 既存シーリングの剥離
- マスキングテープ養生
- プライマー塗装
- 新規シーリング充填
- おさえこみ
- 仕上げ
以下では、各工程の説明と画像を紹介していきます。
既設シーリングの状態を確認していきます
※シーリング補修前の様子です
現在のシーリングの劣化状態を確認します。
シーリングの補修が必要なのか、すべて剥がす必要があるのかなどを確認します。
10年程度経過している外壁の場合は基本的にシーリングをすべて剥がして交換が必要です。
今回もシーリングの剥離から解説していきます。
シーリングを剥がしていきます
※シーリングを剥がしている様子
カッターを使って目地のシーリングを剥がしていきます。
仮に、古いシーリングが残ったまま新しいシーリングを入れてしまうと、剥がれやすくなるでしょう。
剥離後はマスキングテープで養生して、プライマーを塗装します。
プライマー塗装後は新規シーリングを充填し、ヘラでおさえこみをしていきます。
シーリング補修を完了しました!
※シーリングを充填してならし、補修完了した様子
ヘラでおさえこみをしたあとにマスキングテープを剥がしたら上記の写真のようになります。
あとは1〜3日程度乾燥させれば完成です。
【宮崎県宮崎市】平和が丘東町にある45坪の住宅で135平方メートルの屋根を塗装していきます
宮崎市の平和が丘東町にある45坪の住宅で135平方メートルの屋根を塗装していきます。
今回塗装する屋根の工程は以下の4つです
- 屋根下地の補修作業
- 下塗り作業
- 中塗り作業(仕上げ塗装1回目)
- 上塗り作業(仕上げ塗装2回目)
工程ごとに写真つきで解説していきます。
屋根下地の補修・調整と下塗り作業です
※屋根の下塗りをしている様子です
最初におこなうのは屋根の補修です。
ひび割れや破損した部分を補修材で埋めていきます。
破損部位を放置すると塗装をしても内部に雨が入って雨漏りする危険があります。
補修が完了したら下塗り作業です。
下塗りは下地の吸水性を緩和すると同時に、中塗りの塗料との付着性を高めます。
下地はある程度の吸水性があるため、中塗り塗料を直接塗ってしまうと屋根材に吸い込まれて耐久性が低下します。
期待する耐用年数を得るためには下塗りが欠かせないのです。
屋根の中塗り(仕上げ塗装1回目)です
※屋根の中塗りをしている様子です
下塗り完了後は中塗り作業です。
中塗りに使う塗料は上塗りと同じです。
同一の塗料を2回塗って2層にすることで塗装の耐久性を高めています。
悪徳業者だと2回必要な塗装を1回にしてしまうケースがあると聞きますが、そのようなことをすれば本来は10年もつ塗装の寿命が5年以下になるおそれがあります。
屋根の上塗り(仕上げ塗装2回目)です
※屋根の上塗りをしている様子です
中塗りが完了したら上塗りです。
上塗りは最後の仕上げのため塗りムラがないよう慎重に塗装していきます。
上塗り後は一部をのぞいて屋根の上で作業はしません。作業をすると足跡が残ってしまうためです。
ただし、スレート屋根のように雨漏り対策が必要な場合は縁切りと呼ばれる工程をおこないます。
【宮崎県宮崎市】平和が丘東町にある45坪の住宅で169平方メートルの外壁をラジカル塗装していきます
宮崎市の平和が丘東町にある45坪の住宅で169平方メートルの外壁をラジカル塗装していきます。
ラジカル塗装とは、従来のシリコン塗装よりもコストパフォーマンスが高いと言われるラジカル塗料での塗装のことです。
ラジカル塗料は、劣化の因子であるラジカル因子を抑制し、性能を向上させた塗料です。
2012年に世界で初めて販売されたのを皮切りに、現在では大手塗料メーカーが相次いで発売しています。
外壁の塗装工程には以下の4つがあります。
- 下地処理
- 下塗り
- 上塗り1回目(中塗り)
- 上塗り2回目(上塗り)
今回は、工程ごとに画像で作業の概要を解説していきます。
サイディング外壁の下地処理・下塗り作業をしていきます
※サイディング外壁を下塗りしている様子です
今回使用している下塗り材はサーフェーサーと呼ばれる厚みがある白い塗料です。
小さな傷であればうめてくれるメリットが有り、凹凸が多いサイディング外壁に適しています。
サイディング外壁の上塗り1回目(中塗り)の作業をしていきます
※サイディング外壁に上塗りをする様子です
下塗りを乾燥させたら中塗りです。
中塗りではいよいよラジカル塗料を使います。
サイディング外壁の上塗り2回目(上塗り)の作業をしていきます
※サイディング外壁を塗装している様子です(画像中央左)
画像は1回目の塗装風景です。
中塗りも乾燥したら上塗りをおこないます。
今回は濃い色で外壁を塗装してイメージを一新しています。
ラジカル塗料はまだ登場して間もない塗料のため、シリコン塗料ほど信頼性は高くありません。
しかし、性能の高さや価格の安さから、今後はシリコン塗料に変わって主流になるのではと言われています。
以上がラジカル塗料による外壁塗装の様子でした。
【宮崎県宮崎市】平和が丘東町にある45坪の住宅で付帯部の塗装をしていきます
宮崎市の平和が丘東町にある45坪の住宅で付帯部の塗装をしていきます。
付帯部とは、外壁や屋根以外の部分です。
付帯部の劣化は放置すると雨漏りを引き起こすこともあるため無視できません。
一般的な付帯部には以下のような種類があります。
- 軒天
- 破風
- 雨樋
- 雨戸
- 戸袋
- 外構
- シャッター
今回は付帯部のうち軒天や雨樋、雨戸の塗装風景を画像つきで解説していきます。
住宅の軒天を塗装していきます
※軒天を塗装している様子です
屋根の裏側にある天井部分が軒天です。
今回は軒天を白系で塗装していきました。
軒天は天井なので陰になり、暗くて見栄えが悪くなりやすい場所です。
そのためつやのある白系の塗料で塗って光の反射を最大限活用しています。
住宅の雨樋を塗装していきます
※雨樋を塗装している様子です
屋根から落ちてくる雨水を地上に誘導するのが雨樋です。
屋根から雨を受ける受け皿や、地上まで流すパイプ部分を、今回の工事では黒系で塗装しています。
雨戸は台風で破損しやすい部位です。
破損した雨樋は雨水を外壁に誘導して雨漏りの原因となることもあります。
雨樋の破損は火災保険で修理できるケースがあり、安く直せる可能性があるでしょう。
住宅の雨戸を塗装していきます
※雨戸を塗装している様子です
窓ガラスを保護する板が雨戸です。
雨戸はシャッター上になっていたため周辺を養生して吹き付け塗装をしています。
収納可能なように雨戸がシャッター状になっている住宅は多いです。
ローラーやハケでの塗装が難しいため基本的に吹き付け塗装をします。
ただいま施工中では、宮崎市周辺でエスケーハウス株式会社がおこなっている工事をご紹介しています。自宅の工事を考えている人はぜひチェックしましょう。