成竹正光のブログ

続・キッチンリフォーム時に考えたい収納 宮崎

こんにちは、成竹です。

前回に続き、キッチンをリフォームするときに考えたい
収納機能についてお話しいたします。

◆つり棚は便利?邪魔?
限られたキッチンスペースを有効利用するためには、頭上の空間も無視できません。
多くの家庭のキッチンには「つり棚」があると思いますが、便利に使えていますか。
もしかしたら「手が届きにくく、棚の中を見るためには踏み台などが必要だから、
めったに使わないものを入れたきり、何をしまったか忘れた」なんてことはありませんか。

最近はつり棚を「ウォールキャビネット」と呼び、使いやすい方法に改善されています。
まず高さですが、使う人の身長に合わせて、調理台を使うときに頭をぶつけずに作業でき、
圧迫感がないように、いくつかバリエーションがあります。
奥行きも、深すぎず、手の届きやすいように配慮されたものがあります。
扉の開け方も、上にスイングするように軽くあげるタイプや
棚自体が下に降りてくるものがあります。
また、扉が半透明で、何を入れたかなんとなくわかるようなものもあります。

それでも、「頭上に物があるとうっとうしくて気になる」という場合は、
つり棚は作らず頭上はあけたままの、開放感のあるキッチンにするのもいいでしょう。

◆食洗機はどうする?
食器洗い乾燥機は、「家事が短縮できて、節水効果もある」として、
導入する家庭が増えてきました。
「リフォームの機会に、統一感があってすっきりとしたビルドイン食洗機を設置しよう」
という人も増えています。
予算的やスペースに余裕がある場合は、もちろん何も問題ありません。

ただ、リフォームの予算がオーバーすると、最初に削る候補がビルドイン食洗機です。
また、当然のことですが、収納に使えるスペースが減ってしまいます。

しかし、やっぱり欲しいと卓上型の据え置きタイプを買うというケースもよく聞きます。
据え置きタイプは、商品本体の価格のほかに、給水用の分岐水栓金具などの部品代や、
給排水の接続工事など設置費用が別途必要な場合があります。

まずは、家族構成や家事のスタイルなどから、食洗機が必要かどうか、しっかり検討し
必要であれば、ビルドインと据え置き型のメリットとデメリットを考えて決めましょう。

◆食器棚をチェック!
あなたの家庭の食器棚は、充分に活用できていますか。
「奥にしまった食器を、まったく使っていない」とか
「気づくとゴチャゴチャして、あちこちにいろんな食器が置いてある」
なんてことはありませんか。
リフォームの機会に、食器棚を見直すのもいいでしょう。

例えば、「自分たちの使う食器の高さに合わせて、棚の高さ決めて、しまう場所を定める」
いっそ「壁全面に奥行きの浅い棚を作り、必要な食器をすぐ取り出せるようにする」など
生活にあわせた、使いやすい食器棚にしましょう。

もしもあなたが陶器などに凝っているのなら、キッチンのリビング側に
「ディスプレーするように、食器を見せる棚」を作るのもおすすめです。

◆食品ストック場を!
キッチンであちこちに散乱する物として、冷蔵庫に入れない食材や、
調味料や油などのストック類があります。
これらは、冷蔵庫の近くでキッチンの奥などに場所を決めて、
まとめて置く「ストック場」を作りましょう。
食品棚のように、その場所(スペース)にあわせた専用棚を作ると無駄がありません。
あちこちに食品を置いたりせずまとめることで、キッチンの作業がスムーズになります。
また、そこを見れば「何があって、何がないのか」わかるようになりますから、
無駄な買い物も減らせそうです。

◆ゴミ箱置き場をお忘れなく!
たいていの自治体では、ゴミの分別が細分化しています。
キッチンでは、燃えるゴミ(紙類や残飯)以外にも、燃えないゴミ(プラスチック容器・
金属など)、空きビン・空きカンなど、さまざまな種類のゴミが発生します。
それらを捨てる場所があちこちに分かれていると、作業の手間が増え
何よりもキッチンがすっきりしません。
ゴミも(収集場へ出すまでの)収納すべきものと考え、決まった置き場を作りましょう。

◆新調する大型家電は運び込めるサイズ?
最後に、ちょっと笑い話のようですが、ときどき聞くトラブルなのでご紹介いたします。
キッチンのリフォームをすると、たいていのご家庭が冷蔵庫を買い換えます。
もちろん、冷蔵庫のサイズを測り、その置き場も用意していると思います。
しかし、まれに「廊下やキッチンの入口が狭くて、新調した大型冷蔵庫が入らない」
という問題が起きるのです。とくにキッチンの奥側に大型の物を置くときは、
運び込むルート(玄関・廊下・キッチン入口の高さなど)のサイズに気をつけましょう。

前回と今回で、「キッチンリフォーム時に考えたい収納」についてご紹介しました。
限られたスペースを有効に使い、便利で使いやすいキッチンになることを願っています。

キッチンリフォーム時に考えたい収納 宮崎

こんにちは、成竹です。

12月と1月は、クリスマスやお正月など家庭行事が多くて
お料理もそれに合わせていろいろ作ったことと思います。
ケーキなどの菓子作り道具、おせち料理を入れる重箱、おでんや鍋料理を作る大鍋や土鍋、
キッチンではたくさんの道具を使い、そのたびに出したりしまったりします。
みなさんの家庭では、それらの料理道具をスムーズに出し入れできていますか。
あるいは逆に、収納されたままで使っていない道具が眠っていたりしませんか。

キッチンのリフォームを考えるとき、「最新の設備を使いたい」というご意見のほかに
多くの方が「使いやすくて、充分な量の収納」を望みます。
では、キッチンの収納についてどんなことに気をつけたらいいのか、
具体的なポイントをあげながら、いっしょに考えてみましょう。

◆調理家電の置き場やコンセントは?
炊飯器・電子レンジ・オーブントースター・電気ポット・コーヒーメーカーなど
時代とともにキッチンで使う家電は増えています。
料理に熱心な方なら、フードプロセッサーやホームベーカリーなど
使いたい家電があれこれあって、置き場所に困るほどになっていませんか。
炊飯器やポットなど毎日使う物は手の届きやすいところに置いていると思いますが、
たまにしか使わない家電だと、棚の奥や高い場所に置きっぱなし……なんてことも。

せっかくの調理家電ですから、リフォームの機会に「便利に使うための定位置」
を作りましょう。まずは、いま持っている調理家電を書き出し、
それぞれの使い勝手(扉の開け閉めや、材料を出し入れするためのスペース)を
考えてみます。ベストな配置を一人で考えるのは難しいと思いますので、
リフォーム相談のときにプロといっしょに考えればいいのです。
自分では思いもよらぬアイデアや便利な棚などを、提案してもらえるでしょう。
(もちろん、当社にご相談の場合は、私たちがお手伝いさせていただきます)

あわせて、コンセント位置や電気使用量についても考えましょう。
ひとつの回路で使える電気は20アンペアが目安です。
朝夕にエアコンを使いながら、たくさんの電力を使う調理器を同時に稼働させると
ブレーカーが落ちることがあります。電気を安全に使うためにも、
瞬間的な使用量が多い調理家電は、回路分けを検討した方がいいかもしれません。
リフォームのとき壁も直すようでしたら、電気配線も適切に工事してもらいましょう。

◆どんなキャビネットが便利?
システムキッチン(キッチンセット)には、「洗いやすいシンク」や「多機能なレンジ」
など、魅力的な要素が詰まったユニットがいろいろあります。
なかでも、キャビネット(収納棚)の収納量と使い勝手は、慎重に選びたい要素です。

カタログを見ればそれぞれ具体的な仕様が書いてあり、今までと同サイズでも
旧型より収納量が格段にアップしているはずです。また、便利な機能棚もあるでしょう。
一例を紹介すると、足元の蹴り込み部分に「大型で重い鍋をしまう引き出し」や、
コンロの近くに「スパイスを取り出しやすく並べた細ラック」や、
L型キッチンのコーナーに「引き出して奥まで使える棚」などがあります。

どれもとても良さそうで、迷ってしまうかもしれません。
ただ、大切なのは”自分たちの収納スタイル”に合っているか考えることです。
人によって「細かく仕切られた場所に、整然と片付けるのが好き」という場合と、
「ざっくりと棚ごとに入れる物は決めるけれど、あまり細かいと面倒になる」
という場合があります。大切なことは、その家庭にとっての使いやすさです。
「親子でも調理するから、家族みんなが使ってしまえる程度の分類でいい」とか、
「母親である自分だけが使うし、お客様が見てもきれいなようオシャレに整理したい」
とか、あなたの家庭にあった収納スタイルにしましょう。
それが、キッチンを便利に使うコツでもあります。

◆照明は大丈夫?
キッチンをリフォームして、今までと配置が変わった場合
天井の照明も忘れないようにチェックしましょう。
例えば、新しい配置では照明が背後になって手元が暗いとか、
つり棚の扉を開けるとライトのかさにぶつかってしまうとか。
照明を変える気がなくても、新しいシステムとあせて問題ないか相談しましょう。

◆収納がいかされる動線になっている?
さまざまな調理家電の置く場所が決まり、自分たちに合うキャビネットがみつかり
キッチンの配置が決まってきた……というところで、
通路や引き出しのスペースが充分か見直しましょう。
通常、キッチンの通路幅は90センチ~120センチが適当と言われますが、
親子や夫婦、二世帯(お姑さんとお嫁さん)など複数の人数が動く場合は、
もう少し余裕があるといいでしょう。
「一人が作業していると、反対側の引き出しや扉が開けられない」
なんてことになりかねません。また、レイアウトによっては
冷蔵庫と食器棚がキッチンの入口に向かい合わせで置いてあり、
「子どもが牛乳を飲むために冷蔵庫を開けたり、グラスを出したりすると
キッチンがふさがって通れない」など、動線が悪い場合もあります。
家族が多い場合は、複数の人がキッチンの棚の扉を開けたり、引き出したり
作業したりすることを考慮して、動線を考えましょう

◇ほかにも、賛否の意見が分かれる「つり棚」の有無や、
導入が増えている「ビルドイン食洗機」はどうするかなど、
もう少しお話ししたいことがありますので、続きを次回いたします。

家族でリフォームの確認 鹿児島

こんにちは、成竹正光です。

年の瀬がせまってきました。
今年も多くのみなさまのリフォームを、お手伝いできたことに感謝いたします。

さて、お正月はふだん離れている家族も集まるなど、
みんなそろって顔をあわせ、ゆっくり話をする時間があると思います。
そんなときに、家族みんなの「家に対する考え」を確認しておくとよいでしょう。

自宅で生活している家族は、「この家の暮らしをより良くするために、
ここ(キッチン・トイレ・風呂場など具体的な場所)を改善したい」と提案をします。
離れて暮らしている家族は、「自分のこれからの暮らしを考えて、
将来的に自宅をこうしたいと思う」と自分の考えを伝えます。
例えば、「自立するつもりだから、いまいる家族の好きにしていい」とか、
「いつか地元に戻りこの家で暮らすかもしれないから、自分の部屋はそのままで」とか。
ふだんあまり口にすることのない話題だと思いますが、だからこそ
正月のようなちょっとあらたまったタイミングで、
家族それぞれの考えをお互いに知っておくことは大切です。

リフォームを考えるタイミングは、いくつかあります。
ひとつは、【家の修繕】が必要なときです。
新築後ある程度の年数が経つと、どんな家でも屋根や壁がいたみ
修理や塗り直しをしなくてはいけません。
そのままにしておくと、雨もりやひび割れの原因になり、
家全体のいたみが早まってしまいます。
気になる箇所は早めにチェックして、いたみの進行を確認しながら
あまり大きな破損にならないうちにプロに点検してもらいましょう。

次は【設備のグレードアップ】をする時期です。
キッチン・トイレ・風呂場・洗面所などの水回りは、最新設備が次々に登場し
便利で快適になっていきます。
つねに何もかもをグレードアップするのは、予算などの都合で難しいと思いますので
「どうしてもここが不便」とか、「汚れやいたみが目立ってきた」という
場所について、まずは情報集めから始めましょう。

そして、設備改善のタイミングにも関係する【家族のライフスタイルの変化】です。
若い夫婦二人だけのとき、幼い子どもがいるとき、子どもが複数人いるとき、
子どもが自立したとき、自分の親が高齢化したとき、自分たちが高齢化したとき、
子どもが結婚して同居したとき、三世代で暮らすとき……
このように誰でも、家族の成長や構成の変化により、暮らし方が変わってきます。
「子ども部屋が必要で、収納スペースも増やしたい」とか
「老夫婦だけになったから、不要な部屋を整理し、広くバリアフリーにしたい」など、
近い将来の家族生活を思い浮かべて、必要なリフォームを考えましょう。
設備についても、幼い子どもや高齢者がいる場合は
操作が簡単で安全なものに変える、よいタイミングになります。

こうしてリフォームの必要性をみていくと、”理想的なタイミング”がわかってきます。
まず、家のいたみ具合により「やらなくてはいけない」「やった方がよい」
【修繕リフォーム】をピックアップし、それにあわせて
【設備をグレードアップする】かどうか考えます。
その際、優先することが「バリアフリーなのか、掃除やお手入れのしやすさなのか」
【家族の構成】が判断基準になってきます。

また、「リフォームを検討したい」と思ったら、
各自が「何を希望するか」確認しておきましょう。
毎日の家事をする人が高齢化したら「操作のしやすさ」を望むでしょう。
現在はときどき実家に帰るくらいだけど、将来はこの家で暮らすつもりがある人なら、
「耐震性など、丈夫さを大切にしたい」と思うかもしれません。

すぐにリフォームをする計画がなくても、家族が自分の家についてどう思っているか
たまには口にして確認し合いましょう。お正月は、そのための良い機会になるでしょう。

照明を見直そう リフォーム宮崎

こんにちは、成竹正光です。
師走になると、年末年始の準備で忙しくなりますね。
そのなかには「大掃除」もあると思います。
そして、大掃除の機会に『照明』を新しくする家庭も多いと思います。
「照明を新しくする」と言えば、以前は
「蛍光灯や電球を買い換える」家庭がほとんどでした。
しかし、最近はLED照明を使用している住宅が増えました。
この機会にあなたの家も、照明機器を見直してみませんか。
まずは、家の中のそれぞれの場所で、どんな照明がふさわしいか見直しましょう。
家を建ててから10年以上たっている場合は、家族の構成が変わってきているはずです。
例えば、親の周りで遊んでばかりいた幼い子が、自分の部屋で勉強をする学生になったり
働き盛りで家で過ごすことの少なかった親が、定年になり家で趣味をする時間が増えたり。
具体的には、こんな点をチェックしてみましょう。
1,昼間に家で過ごす家族は多いか
2,(近い将来)高齢になるお年寄りがいるか
3,読書をしたりパソコンを使ったりする場所はどこか
4,ダイニングルームでものを書いたり、趣味で細かな作業をするか
5,寝室ではよく眠れているか(寝つきが悪くないか・途中で起きるか)
6,部屋の模様替えをたびたび行うか
7,(近い将来)間取りの変更を考えているか
1,昼間に家で過ごす家族が多い住宅の場合は(窓の場所や大きさにもよりますが)、
夜だけでなく昼間も明かりを使う機会が増えるので、照明の点灯時間が長くなります。
従来の蛍光灯タイプのシーリングライトを使っているのなら、
LEDを使った「省エネルギータイプ」の照明器具に変えた方がいいでしょう。
最近のシーリングライトは、「調光」できるものがほとんどなので
晴れた日と曇った日で明るさを変えて、無駄なく適切なライティングをしましょう。
2,高齢者がいっしょに暮らしている場合は、次の箇所の照明について見直しましょう。
・廊下や階段...夕方や夜など手元がよく見えないときに備えて、
       簡単に操作できるスイッチにします。
       フットライトがあると、転倒が防げます。
・洗面所.........昼でも夜でも顔色がよく見えるように、
       昼白色から電球色に変えられるシンクロ調色タイプが便利です。
・トイレ.........センサー付き照明なら、消し忘れが防げます。
3,4,書斎や勉強部屋だけでなく、リビングでも雑誌や本を読む家族がいるのなら
ムーディーな間接照明だけでなく、手元が照らせるスタンドライトなどが必要です。
5,寝室では、明るい照明が目に入ると寝つきにくくなります。
温かいオレンジ色の電球色がよいでしょう。
しかし、着替えなどをするときは、明るい照明で身だしなみのチェックが必要です。
シーリングとスタンドのライトでそれぞれの役割を変えたり、
あるいは光の量や色合いを調整できるタイプの照明に変えて、
使うシーンにあわせて手元リモコンで、ふさわしい照明に操作するとよいでしょう。
6,7,部屋の模様替えをたびたび行う家庭は、照明も
移動しやすいスタンドを用意するといいでしょう。
間取りを変更する予定があるのなら、思いきってその機会に
照明を選び直して設置し直すことをリフォーム予定に入れましょう。
照明は、明るければ何でもいいわけではありません。
それぞれの場所(部屋)の目的にあわせて、
子どもからお年寄りまで使いやすいように選びましょう。
電力料(エネルギー)を節約して、家族が安全で気持ちよく過ごせる照明になるよう
お手伝いさせていただきます。

階段のリフォームについて 鹿児島

こんにちは、山崎昭人です。

今回は、階段のリフォームについてお話しします。
階段は毎日使う場所で、ある程度の年数がたつとだんだん劣化して
軋み(きしみ)や、歪み(ゆがみ)がでてきます。

また、汚れて暗くなったり滑りやすくなった階段は、転倒などのケガにもつながりやすく
子どもや高齢者にとって、たいへん危険な場所にもなります。
そこで、【安全で気持ちよく使える階段】にリフォームするポイントをご紹介します。

階段のきしみは、構成している木材の不足や、乾燥によるすき間が原因です。
そこで、「構造木を増やす」か、「すき間にくさび」を差し込んで補修します。
しかし、せっかく階段を修理するのなら、足元を明るくする工夫も施しましょう。

簡単なのは、いたんだ踏板の上に新しいものを重ね貼りする方法です。
これなら1~2日の工期ですみ、リフォーム中でも2階に上がることができます。

このとき「明るい色の踏板」を選ぶと、高齢者でも段差が見やすくなります。
また、「縁にちがう色を配すると」段がもっとはっきりします。

さらに見やすくするには、フットライトを設置することです。
階段の「足元全体を照らすフットライト」でもいいですが、
より安全なのは「一段ずつ小さなスポット灯」を付けることです。
これで夜に起きたとき、寝ぼけて踏みはずす心配がありません。

踏板の素材についても、さまざまな種類があります。
例えば、「発泡層」を使ったものなら、既存の木製踏板に比べて
足音が吸収されるため、コツコツ響くことがありません。
「軟らかな素材」を選ぶと、踏み段の角に足をぶつけたり、
滑って体が当たったりしてもケガが小さくてすみます。
「凹凸加工されたもの」なら、足触りがよく、滑りにくくなります。

そして、階段のリフォームで大切なのが「手すり」です。
ときどきホームセンターなどで材料をそろえて、自分で取り付ける人もいますが
手すりはいざというときにつかんで体を支えるものですから、
下地にしっかり取り付けられていないと危険です。
プロに頼む方が、安心でしょう。

そして、手すりは「握りやすい」ものを選びましょう。
高齢者や小さなお子さんがいる場合は、
手の小さな人でもつかめるような、太すぎないものにします。
形は、断面が「円柱型」や「上部平坦型」が良いでしょう。

これらの点に気をつけて、きれいで明るいだけでなく
安全でケガのない階段にしましょう。

床下の断熱について リフォーム鹿児島

こんにちは、成竹正光です。

前回は、住宅全体の断熱(冷気侵入と暖房熱流出の防止)のために
「窓の断熱」をする方法ご紹介しました。
今回は、「床の断熱」についてお話しします。

日本の新築住宅には「省エネルギー基準」という、断熱性能の基準があります。
今のところこの基準に強制力はありませんが、融資の優遇などのメリットがあります。
(政府は2020年までに、すべての新築建造物の断熱化を義務化する予定とのこと)
この基準は家を建てた年代によってちがいがあり、名称も変わってきています。

1979年までに建てた家(築34年以上)= 無断熱(省エネルギー基準なし)
1980年~1991年(築33年~築22年)=「旧省エネルギー基準」
1992年~1998年(築21年~築15年)=「新省エネルギー基準」
1999年以降に建てた家(築14年以下)=「次世代省エネルギー基準」

もちろん、「次世代省エネ基準」をクリアしている住宅が一番断熱性能が高く、
1980年より前に建てられた住宅は、断熱があまりされていないので寒くて(夏に暑くて)
冷暖房のためにより多くのエネルギーを消費することになります。

冬の寒さの大きな原因の一つに、「床下の冷気」があります。
たいていの場合、寒さを感じるのは足元からで、いくら部屋の空気を暖めても
足元が冷たいままだと、顔がほてるばかりで体が温まりません。

そこで、大切なことは「床の断熱性能を高める」ことです。
具体的には、床に断熱材などを入れたり、床暖房を設置することです。

まず、床の断熱材についてですが、床下に入って断熱材をはめ込む方法や
発泡タイプのものを吹き付ける方法などがあります。
両方とも、床下と同時に屋根裏にもほどこせば、
真夏に屋根から熱が伝わってくるのを防ぐことができます。

床暖房についてですが、ホットカーペットとちがってその上だけを暖めるのではなく、
放射熱(輻射熱)によって部屋全体を暖めるものです。
放射熱とは、窓越しでも太陽光を浴びると、体の芯からぽかぽかするのと同じように
(床暖房の)遠赤外線が、物質(部屋の壁や天井)に吸収されて熱エネルギーに代わり
それが部屋の中にいる人の体を温める仕組みです。

ですから、床暖房をしている部屋では、室内の温度が均一に上がります。
けっして「”床だけ”や”天井近くだけ”が暑くなって、腰のあたりが寒い」
ということはありません。

そして、最大の特徴は、ほかの暖房器具とちがって「気流が起きにくい」ことです。
ファンヒーターやエアコンは、暖かい空気を部屋の中に巡回させるので
どうしてもホコリなどが舞い上がってしまいます。
アレルギーの原因と言われる「ハウスダスト(ホコリやダニなど)」を
吸い込みやすくなってしまうので、小さなお子様や、お体の弱い方、高齢のお年寄りの
いる家庭では、ホコリがたたない床暖房が有効でしょう。

また、ファンヒーターやエアコンとのちがいにもうひとつ、乾燥しにくいことがあります。
乾燥しがちな冬に暖房器具を使うと、その部屋はさらに乾燥し、
呼吸器系の炎症(いわゆる風邪)を起こしやすくなります。
床暖房ならその心配が少ないので、お子様や高齢者にも安心でしょう。

ここまで、床暖房について紹介しましたが、
寒冷地のように寒さが厳しくない場合は、フローリングを二重張りにするだけでも
床からの冷気が減って、寒さがうすらいだという住宅もあります。

いずれの方法にしても、エネルギーを節約しながら、
寒さでヒートショックを起こさないよう、健康にお過ごしください。

窓の断熱について リフォーム鹿児島

こんにちは、成竹正光です。

みなさんの家では、もう暖房用具を整えましたか。
エアコンのように冷暖房のスイッチを切り替えるだけなら、準備の必要がありませんが
ファンヒーターやこたつなどの機器は、押し入れや納戸から運び出して、
灯油漏れや漏電などがないことをしっかりチェックしてから使い始めますね。

ほとんどの家がこのような暖房機器を使って室内を暖めていると思いますが、
住宅自体の断熱が不十分だと、いくら暖めても冷気が伝わってきて
たくさんの灯油や電気、ガスなどのエネルギーを消耗することになります。

また、それぞれの部屋を暖房するだけでは、そこから出たとき
例えば、廊下やトイレなどに行ったとき、急激な温度の変化で血圧や脈拍が急変し、
脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などの深刻な疾患につながる危険性があります。
このような症状を「ヒートショック」と言います。

暖房エネルギーを節約するためにも、ヒートショックを防止するためにも
住宅全体の断熱(冷気侵入と暖房熱流出の防止)が大切です。

まず、暖房の熱がどこから逃げていくのか、みてみましょう。ある調査によると、
熱流出の割合がいちばん高いのは、窓などの「開口部」(48%)でした。
2番目は「外壁」(19%)、3番目に「換気」(17%)、
4番目「床」(10%)、5番目「屋根」(6%)と続きます。

そこで、住宅の断熱を高めるには、窓を改善することが効果的だと考えられます。
ちなみに、夏に窓から入り込む熱は、家全体の70%以上だといわれています。
ですから、窓を断熱することは、冬暖かく夏涼しく過ごすのにとても有効なことです。

窓の断熱リフォームには、3つの方法があります。
最初に紹介するのは、ガラスを「断熱ガラス」に変える方法です。
省エネ住宅づくりに向いているので、エコガラスとも呼ばれるもので
具体的には、「真空ガラス」「複層ガラス」「熱吸収・熱反射ガラス」など
熱を伝えにくいガラスに交換します。

ただ、この場合は窓枠がアルミのまま残ります。
アルミは熱伝導率が高いため、枠の部分からは冷気が伝わってきてしまいます。
それを防ぐには、樹脂製など枠自体にも断熱機能がある、「断熱窓」に交換することです。
これが2つ目の方法です。

そして最後の方法は、今ある窓の内側に、もうひとつ
枠ごとおおう内窓を増やすことです。
今までの窓と、新しい窓の間に空気の層ができて、しっかり断熱できます。
これはマンションの窓でも、比較的 楽にリフォームできます。

窓の断熱を高めることは、冬場の結露を防ぐ効果も期待できます。
3つの方法の中でどれがよいかは、窓の場所(部屋の使われ方、暖房を使う時間)や
ご予算によって、ご相談しながら決めていきたいと思います。

もちろん、日々の暮らしの中でも工夫して、窓の断熱をしっかりすることが大切です。
例えば、冬は日が暮れたら早めに、雨戸やカーテンを閉めて冷気を入れないようにする。
カーテンの素材を厚手にかけ替えて、
床につくまで長いものにして、下から冷気が入るのを防ぐ。
このような工夫によって、窓から暖気が逃げたり、冷気が入ってくるのを防ぎましょう。

窓の断熱効果を高めるリフォームをして、夜になったらカーテンでしっかりおおって、
エネルギーの消費にも、家族の健康にも、やさしい家づくりをしましょう。

浴槽の種類について リフォーム宮崎

こんにちは、成竹です。

すっかり寒くなりました。夏の間はシャワーを使っていた人も、
冬になったらゆっくりお風呂に入って温まりたいですよね。
今回は風呂場のリフォームで考える、「浴槽の種類」についてお話しします。

浴槽には、大きさ・形状・素材などのちがいによって、さまざまな種類があります。
またぎ込むときの高さによっても、使い勝手がちがってきます。
リフォームの場合、すでに限られた浴室の中に新しい浴槽を作るので、
大きさを自由に選ぶというわけにはいかないと思いますが、より使いやすくするために
まずは、どんな浴槽の形(大きさ)があるか知っておくといいでしょう。

■和式
正方形や長方形の升形で、日本で古くから使われてきた形です。
長さが80~120センチと短く、深さが60~65センチと深いので、膝を折って入ります。
肩までつかりたい人や、子どもと一緒に入るのにむいています。
ただ、湯に深くつかる姿勢になるため、呼吸器や心臓への負担がかかるとされます。
出入りするとき高さがあってまたぎにくいので
高齢の方や体に不自由な部分がある方には、あまりむかないでしょう

■洋式
浴槽の中で体を伸ばして洗う、西洋式の入浴で使われる形です。
長さが120~180センチと長く、深さが40~45センチと浅いので、寝た姿勢で入ります。
胸壁と水面が近い姿勢になるので、心臓への負担が少なく
足を伸ばして入れるので、ゆっくり入浴したい人にむいています。
ただ、体が浮きやすいため、上手に湯につかれないと寒く感じるかもしれません。
浴室の底が滑りやすく立ち上がりにくいので、滑り止めや手すりが必要です。

■和洋折衷
和式と洋式の両方の特徴をあわせたタイプです。
長さが110~160センチほどで、深さが50~60cmセンチほどの浴槽です。
適度に足が伸ばせて、背もたれ部分がわずかに傾斜しているので、
心臓への負担が少ない姿勢で、お湯につかって温まることができます。
最近のリフォームでは、このタイプを選ぶ人が増えています。

■その他の形
これまで紹介したような長方形の浴槽以外に、円形やひょうたん型など
特殊なデザインの形状もあります。浴槽の形を曲線にすることで
危険な突起や角をへらして、安全性を高める効果が期待できます。
内部も人体に体にフィットする形にすることで、不要なお湯を節約することもできます。

また、和式や和洋折衷のタイプの浴槽を、半埋め込み式にすると
ふちが低くなって、出入りが楽になります。
さらに空間も増えるので、浴室が広く感じるようになります。

ユニットバスの場合は規格サイズが決まっているので、
いまある浴室とユニットバスのサイズが合わないと、無駄な空間が残ってしまいます。
そこで、配管などを通すスペースを工夫したり、
出窓の下の空間を浴槽スペースに利用したりして、
空間を最大限に有効利用するリフォームを心がけています。

入浴は、体の清潔を保つだけでなく、気持ちをリラックスさせる役割も果たします。
日本の住宅事情では、浴室に使えるスペースが限られてしまいますが
少しでも広く感じるように工夫して、家族が毎日気持ちよく過ごせるよう
ライフスタイルにあった浴槽を選びましょう。

続・台風や竜巻の被害を軽減するために リフォーム宮崎

こんにちは、成竹正光です。

前回は、台風や竜巻の被害を減らすために、
窓ガラス周辺の設備についてご紹介しました。
今回は、屋根と雨どいについてお話します。

屋根は、秋の台風に限らず、夏の強い陽射し、冬の積雪や凍結、
そして梅雨の長雨などによって、一年中 負担を受け続けています。
住宅の中で、いちばん老朽化が進む場所です。
定期的に「点検」と「修理」が必要な所だと思いましょう。

屋根は台風や竜巻のような強風をうけると、風速20m以上で軽い屋根材が飛び始めます。
30m以上になると、屋根の下地である野地板(のじいた)や、
その下にある垂木(たるき)まで飛ぶことがあります。

屋根の風雨被害で多いのが、真ん中を抑えている棟板の劣化です。
ここに不備があると、すき間があいて雨が染みこみ、釘などの留め具が浮き、
屋根の一部が折れたり、破損したりします。
最初は小さな不備でも、どんどん破損箇所が大きくなっていくので、
小さなうちの修理が大切です。
棟板は屋根板を押さえる働きをしているので、そこがはがれると
あっというまに全体の屋根板(屋根材)も飛ばされてしまうので
早めに修理して、被害を広げないようにしましょう。

また、雨どいも台風や竜巻の被害をうけやすい場所です。
継ぎ目や金具が外れていたり、といの形が変型したり壊れていたりすると
強風にあおられたとき、そこから雨どい全体が破損します。

雨どいの修理は屋根に比べて、短時間で済み、修理料金もそれほど高くありません。
しかし、2階や3階の雨どいになると、足場を組む必要があり、その料金がかさむのです。
そこで、屋根の修理や点検のときに、雨どいも一緒にチェックしてもらい
修理の必要があれば、屋根と一緒に工事するのがいいでしょう。

これからの季節、雨どいのトラブルで多いのが、落ち葉などによる詰まりです。
そのままにしておくと、雨が降ったとき水があふれてしまい
そこからサビや破損が広がる原因になります。
最近は、落ち葉を防ぐネットなどがあるので、詰まりで困っている住宅は
雨どい修理のときに相談するといいでしょう。

では、屋根と雨どいのチェックポイントをまとめておくので
気になったら、専門業者に点検してもらいましょう。
くれぐれも、自分でやらないように! 素人判断では難しいし、
何よりも、転落などの危険があるので、必ずプロに頼んでください。

・瓦のズレや欠け。
・板金のサビや腐植、めくれ。
・天井や壁のシミ。
・軒先や屋根面のたわみ。
・雨音が以前より大きく響く。
・雨どいのゆがみ、破損。 など

台風や竜巻の被害を軽減するために リフォーム宮崎

こんにちは、成竹正光です。

秋は台風の季節です。
台風が(南方の海上に)発生する数は、8月の方が多いですが
日本に接近や上陸し、大きな被害を及ぼすのは9月が多いのです。
とくに、9月17日と26日は「台風の特異日」といわれ
過去にいくつもの台風が、日本に被害を及ぼしました。
(17日ころは、「カスリーン台風」「アイオン台風」「第二室戸台風」など。
26日ころは、「洞爺丸台風」「狩野川台風」「伊勢湾台風」など)
今年も、9月16日ころ台風18号が上陸し、日本各地に災害をもたらしました。

台風では、激しい雨風により、住宅も大きな被害を受けます。
とくに今年は竜巻の発生が多く、屋根や壁などが壊れる住宅がありました。
日本での竜巻発生数は、7月~10月が多くなっています(竜巻は冬でも起こります)。
台風や竜巻から身を守るためにも、自分の家が壊れないようにチェックしましょう!

台風や竜巻で怖いのは、窓ガラスの破損です。
強風とともに、ガラスの破片が勢いよく飛び込んできたり、家具が散らかったりして、
家の中にいる人間がケガをすることがあります。
また、その勢いで屋根や壁を吹き飛ばすこともあります。

窓の被害を減らすためには、雨戸やシャッターを付けるのが有効です。
昔は多くの家に雨戸がありましたが、アルミサッシが主流になってからは
窓周りが安定しているので、雨戸のない住宅が増えています。
雨戸やシャッターは、リフォームで後から取り付けることができます。
防犯の観点からも、これらを備えることは良いことです。

とくに、シャッターは家の中から電動で閉めることができるので、
急に雨が降り出したり、風が強くなったりしてからも、安全に作業できます。
集中制御システムなら、家中のシャッターを一斉に素早く閉められます。

すでに、雨戸やシャッターのある家でも、がたついていてしっかり閉まらなかったり、
スムーズに作業でなかったりする場合は、いざというとき役に立ちません。
新しいものに取り付け直した方が、安全です。

ついでに、ひさしやバルコニーなど、窓の周りの部分もチェックしましょう。
破損やヒビなどがあれば、水が浸みて入ってきたりします。
雨もり防止のためにも、不備があれば修理しましょう。
ふだんの雨では気づかないところも、台風や大雨の後にチェックすると
水が浸みた跡が残っていて、補修の必要箇所が発見できます。

雨戸やシャッターの取り付けにくい小さな窓の場合は、面格子がいいでしょう。
外から物が飛び込んできて、窓ガラスが割れるのを防げます。

また、マンションなどの集合住宅の場合は、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼っておけば
ガラスでケガをするようなことがありません。地震のときも有効でしょう。
ホームセンターでフィルムを買ってきて自分で作業することもできますが、
大きな面積の場合は難しくて、なかなかきれいに貼れません。
フィルムの機能をしっかり発揮するためにも、プロに任せた方がいいでしょう。

次回は、屋根や雨どいの対策についてお話しします。

屋根の素材について リフォーム鹿児島

こんにちは、成竹です。
今回は、屋根の素材についてご紹介します。

家の印象は、屋根の素材や形によって大きく変わります。
同じ造りでも、屋根の素材と形で洋風にもなるし、和風にもなります。
どんな素材を使って、どんな屋根の形にするか、ご自分や家族の好みで選んで
かまわないのですが、素材によって特徴があり向き不向きの形状もあります。

とくに、木造住宅の場合は、屋根材の重量が「構造計算結果」に影響を及ぼします。
例えば、瓦のように重い素材よりも、金属のような軽い素材では
壁の量が少なくても建築が可能になります。

また、素材によって必要な最低勾配が異なります。
これは、屋根材の形とふき方に関係し、雨もりを起こさせないためなのです。

では、具体的に各素材の特徴を紹介していきます。

●化粧(人造)スレート……スレート系
セメントを高温高圧で成型した、板状の合成スレートに着色したもの。
薄くて軽いうえに、雨風や日光に耐える「耐候性」も高い。
耐用年数は30年~50年ほど。塗装は10~15年ごと。

●天然スレート……スレート系
粘板岩のひとつである、玄昌石(げんしょうせき)を板状にしたもの。
天然の石なので、かなりの重量になる。
そのぶん耐用年数は非常に優れ、半永久的に使える。
変色(退色)もなく、塗装直しの必要はない。最低勾配が大きくなる。

●厚型スレート……セメント系
セメントと砂で作った瓦で、和形・洋形・平形・S形などの種類がある。
本体には防水性能がほとんどないため塗装が必要で、15~20年ごと。
耐用年数は30~40年ほど。重量があり、最低勾配も大きい。

●コンクリート瓦……セメント系
厚形スレートよりセメント量が少ない、硬練りのモルタルで製造する。
重量も厚形スレートより少しだけ軽いが、あらゆる屋根素材の中では重いタイプ。
塗装・耐用年数は厚型スレートとほぼ変わらない。最低勾配も大きい。

●陶器瓦……粘土系
粘土をプレス成型し焼いた瓦で、和形・平板・S形などの種類がある。
表面にゆう薬(うわ薬)をかけて、高温で焼き上げる。
色が豊富にあり、明るい洋風のも屋根に用いられる。
表面のゆう薬がガラス質になるため、水が浸透せず、長年を経ても美しい状態を保てる。
塗装などのメンテナンスの必要がなく、耐用年数も半永久的に使える。
重量はコンクリート瓦より少しだけ軽いが、あらゆる屋根素材の中では重いタイプ。
最低勾配も大きい。

●いぶし瓦・素焼瓦…粘土系
いずれも、ゆう薬を使わずに焼いた瓦。
耐用年数は陶器瓦よりやや劣るが、40年~50年と長くもつ。
塗装は必要なく、重量は重いタイプ。
「いぶし瓦」は、松材や松葉で黒くいぶすので渋い銀色になる。
デザイン的に和風住宅に適していることから、城や寺社、日本建築の屋根に使われる。
「素焼瓦」は、陶器の自然の風合いを生かした瓦。
酸化炎焼成の赤色のため、赤瓦とも言われる。「スペイン瓦」が代表的。
色合いもナチュラルで、洋風建築によくマッチする。
最低勾配は、いちばん大きい。

●ガルバリウム鋼板……金属系
鉄板を基材として、アルミニウム・亜鉛・シリコンからなる。
積雪寒冷地・海岸地域・強風地域に適している。酸性雨や公害地域でも使用できる。
シリコンやフッ素樹脂の塗膜をしているため耐用年数が長く、40年ほどもつ。
美装やフッ素樹脂の塗装を20年に一度くらい行うとよい。重量は非常に軽い。

●銅板……金属系
さびない金属として日本で古くから使われている。
銅は緑青(ろくしょう)が出て緑色に変色すると、その後はずっと長持ちする。
耐用年数は50年以上といわれるが、近年は酸性雨の影響がややみられる。
価格と耐久性のバランスから、0.35mmか0.4mmのものを使うことが多い。
重量はもっとも軽い。

簡単に解説しましたが、どの素材もズレたり軒先のラインがゆがんくる場合があります。
これは、屋根に打ち付けてある「野地板(のじいた)」という板の老朽化のせいです。
ここが腐ることが考えられるので、20年くらいで点検してもらうのがよいでしょう。
なお、点検中に踏み抜いたり、転落したりすると大変な事故になるので、
けっしてご自分で屋根に上がらず、専門の業者に相談しましょう。

風通しを良くする方法 リフォーム鹿児島

こんにちは、成竹正光です。

前回のブログでは、「夏を涼しくするリフォーム」を紹介しましたが、
今回はそれに関連して、「風通しを良くする方法」についてお話しします。

風通しの良い住宅は、涼しく過ごせるだけでなく、
家の中に「湿度」や「臭い」などがこもるのを防いでくれます。
さらに、アレルギーの一因にもなる「浮遊カビ」を外へ排出してくれます。

風通しを良くするためには、もちろん窓など風の出入り口が必要ですが、
1つだけではスムーズに流れません。
風の「入るところ」と「出るところ」が必要なのです。
風の通り道を作るには「2か所以上の窓」を作りますが、
より効率のいい換気をするためにはその位置が大切です。

窓は対面するように配し、できれば見通せるように開けるのではなく
対角線に少しずらした方が通風が良くなります。
もしも、同じ面にしか窓が作れない場合は、左右に並べるのではなく
上と下になるように高さを変えて作りましょう。
空気は、高低差を付けると流れやすくなります。

さらに余裕があれば、開口部を3つ作り、そのうち2つを高さを変えて配します。
暖かい空気は高い場所にいく性質があるので、上の窓からぬけていきます。
そして、下の窓から出ていく風は、床にたまったよどんだ空気を出して
床や畳の湿気をはらってくれます。

2つの窓は、少し離れている方が、大きなうねりのある風になります。
どこにでも好きなだけ大きな窓が作れる場合は問題ありませんが、
壁の面積や場所により、小さな窓しか作れないことがあります。
しかし工夫をすれば、狭い場所でも効率の良い換気口を作ることもできます。

例えば、一般的な窓は、左右に開く「引き違い窓」です。
これは最大に開けても、窓のサイズの半分しか換気口になりません。

階段や廊下などの狭い壁には、縦長のガラスで左右どちらかから開ける「外開き窓」や
ガラスが外にせり出すようにして開ける「縦すべり出し窓」、
さらに、縦半分に二つ折りにして開ける「折りたたみ窓」、
真ん中で回転する「回転窓」などの方法があります。
(窓の詳しい解説は、弊社<A HREF=”https://www.skhouse.jp/archives/001814.php” TARGET=”_blank”>スタッフのブログ</A>で能勢正二郎が
イラスト付きで紹介していますので、ご参考にしてください)

トイレや風呂場など常に通風・換気が必要で、人目が気になるところには、
ブラインドのように複数枚の細長いガラスを並べた「ルーバー窓」を使えば、
角度を調整することで風量や採光が自由に変えられます。

高い部分には、ガラス戸の上部が開く「内倒し窓」を付ければ
熱い空気がぬけやすくなります。

また、窓が1面にしか作れない部屋の場合は、出入り口のドアを空気がとおるタイプ
にすると、廊下を通じて家全体で通風することができます。

最近は、多くの住宅が「機密性を保つ家づくり」をしますが、換気がまったくできない
のも問題です。必要なときに、適切な風通しができる家にしましょう。
自然の風は、季節によって花の香りや虫の声など、さまざまなものを運び、
私たちの五感を刺激してくれます。
みんなで季節を楽しめる、”風通しの良い家(家族)”をつくりましょう。

ご相談・お問い合わせは エスケーハウス株式会社

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