【宮崎県宮崎市】太田で42坪ある窯業系サイディング住宅の破風や軒天・雨樋塗装を行いました!
屋根と外壁の塗装が完了したら付帯部を塗装していきます。
付帯部とは、外壁や屋根の大きな面を除く「軒天」や「雨樋」など細かい部分です。
今回のお家で紹介する付帯部塗装は以下となります。
- 「軒天」屋根の裏側や、2階バルコニーの下にあたる1階の天井部分など
- 「雨樋」屋根の雨を地上まで誘導するための受け皿やパイプ
それぞれの仕上がりを確認していきましょう。
軒天の塗装
軒天も外壁や屋根同様に3回塗りをしていきます。
軒天は雨が浸透しやすい部位で、塗装することで劣化を防止しています。
塗装することで雨漏りといったトラブルを軽減できるでしょう。
基本的に軒天は白で塗ることが多いです。
天井の色は影で暗く見えやすいため、明るく塗ったほうが見栄えが良いからです。
特にこだわりがなければ軒天は白をおすすめしています。
雨樋の塗装
軒天と並んで代表的な付帯部が雨樋です。
雨樋は屋根の雨水が外壁に流れないようにするために重要な役割があります。
もし雨樋がなければ外壁を雨水が大量に流れてしまい劣化が早まってメンテナンス費用がかさむでしょう。
雨樋も軒天と同じく白で仕上げています。
他にも、画像はありませんが破風や雨戸といった部位を塗装しています。
付帯部は外壁や屋根をメンテナンスするタイミングで塗装することがおすすめです。
なぜなら、付帯部の塗装には高所作業が多く、足場が必要だからです。
足場費用は10〜20万円程度かかるため、付帯部だけのために設置するにはコストパフォーマンスが悪いでしょう。
外壁や屋根はもちろんのこと、付帯部まで徹底的に塗装したい場合はエスケーハウスが懇切丁寧に仕上げさせていただきます。
住宅のメンテナンスでお悩みの方はぜひご相談ください。
宮崎市での他の住宅塗装を知りたい場合はただいま施工中でも紹介しているため、ぜひチェックしてみましょう。
【宮崎県宮崎市】島之内でセメント瓦屋根をチャコールグレーに塗装しました!
高圧洗浄や補修が終わったら、屋根の塗装作業です。
屋根の塗装では以下の3つの作業を行います。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
それぞれの作業を細かく見ていきましょう。
セメント瓦の屋根に下塗りを実施
写真がややぼやけてしまっていますが、透明の下塗り材を屋根に塗っている場面です。
下塗りは、中塗りと上塗りの密着性を高めて塗装全体を剥がれにくくする役割があります。
利用した塗料はKFケミカル株式会社の下塗り塗料「KFマイルドシーラー2」です。
仕上げ塗料に使う「セミフロンルーフ」に対応した下塗り材です。
今回の工事では、お家以外に車庫の塗装も行っています。
車庫の下塗り後は以下のようになりました。
透明な塗料のため、乾燥してしまうと変化はないように感じられます。
しかし、屋根表面の接着力が下塗り塗料によって強化されています。
チャコールグレーカラーで中塗りと上塗りを実施
※中塗り
屋根を「セミフロンルーフ」のチャコールグレーで塗装していきます。
チャコールグレーは黒に近いグレーです。
ダークグレーと呼ばれることもある色です。
※上塗り
光の加減で明るく見えますが、上塗りもチャコールグレーを利用しています。
中塗りと上塗りは、屋根を保護する塗膜の耐久性を確保するためと、美観性を保つために行います。
基本的に中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。
「同じ塗料を使うなら1回でまとめて塗ればいいのでは」と考える人もいるでしょう。
しかし、塗料は1度に塗れる厚みが決まっています。
厚く塗りすぎると色ムラや施工不良が起こり、耐久性が低下することもあるのです。
中塗りを塗ってから1度乾燥させて上塗りを重ね塗りすることで屋根の塗装は耐久性を高められます。
車庫も同じくチャコールグレーで塗装しています。
同じ色でも光の当たり方によって艶があったり明るくみえたりします。
色を決める際には、塗装後に「イメージが違う」とならないよう、明るい場所と暗い場所の両方でカラーチェックすることをおすすめします。
エスケーハウスでは屋根以外に外壁や付帯部の塗装も行っています。
宮崎市での他の工事状況をチェックするならただいま施工中で紹介しているため、確認してみてください。
【宮崎県宮崎市】花山手にある41坪の住宅で窯業系サイディングをスーパーセラタイトFで塗装しました!
次は窯業系サイディングを塗装した様子を紹介していきます。
屋根と同じく、サイディングの工程も下塗り、中塗り、上塗りの3つがあります。
サイディング外壁の塗装状況をぜひチェックしてみてください。
窯業系サイディング外壁を「水性SDサーフエポ」で下塗り!
※白い部分が下塗りをした場所
窓や雨樋といった塗装したくない場所を養生してから、下塗り材を塗装していきます。
今回利用したのは「水性SDサーフエポ」と呼ばれる、エスケー化研株式会社が販売する塗料です。
厚塗りができるため細かい傷を隠せて、中塗りとの密着性も高めてくれる製品です。
先日剥がして打ち直したシーリング部も一緒に塗装していきます。
窯業系のサイディング外壁を「スーパーセラタイトF」で中塗り!
※窯業系サイディングを中塗りしている様子(茶色部分)
下塗り後は中塗りを進めていきます。
今回利用したのは、エスケー化研株式会社の「スーパーセラタイトF」です。
耐用年数(次回の塗装までの目安期間)が18〜22年もある、高耐久な水性フッ素塗料です。
一般的な住宅で使うシリコン塗料やラジカル塗料よりも耐用年数が長いため劣化しにくく、メンテナンスの手間が省けるメリットがあります。
窯業系のサイディング外壁を「スーパーセラタイトF」で上塗り!
※窯業系サイディングを上塗りした後の様子
上塗りも「スーパーセラタイトF」です。
同じ塗料を2回塗ることで剥がれにくい塗膜を作れるようになります。
中塗りと上塗りは、それぞれ「仕上げ1回目」「仕上げ2回目」と呼ぶこともあります。
住宅の外壁が窯業系サイディングの場合は、今回利用した「水性SDサーフエポ」と「スーパーセラタイトF」が役立つでしょう。
以上が外壁部の塗装です。
最後は付帯部塗装をおこなっていきます。
【宮崎県宮崎市】月見ヶ丘にある20坪の住宅で57平方メートルの外壁を塗装した作業
宮崎市の月見ヶ丘にある20坪の住宅で、57平方メートルの外壁を塗装していきました。
今回塗装したのはサイディング外壁です。
サイディング外壁の塗装では、下塗り、中塗り、上塗りの3回をおこなっていきます。
以下では工程ごとに写真付きで紹介していきましょう。
サイディング外壁を「ハイブリットシーラー」で下塗り
※下塗りの様子です
エスケー化研の「ハイブリットシーラー」で外壁の下塗り塗装をしていきます。
白い厚塗り塗料で、仕上げ材の付着性を高める機能があります。
下塗りをしないで塗装をすると付着性が不足して仕上げ塗料が剥がれてしまいます。
外壁塗装で欠かせない工程のひとつです。
サイディング外壁をラジカル塗料で中塗り
※中塗りの様子です
下塗りを終えたら中塗りの出番です。
中塗りではラジカル塗料の「エスケープレミアムシリコン」を使用しています。
ラジカル塗料は、劣化の因子である「ラジカル」を抑制する新型塗料です。
従来使っていたシリコン塗料に比べて耐久性が格段に向上しています。
中塗りと上塗りで使う塗料は同じものです。
同じ塗料を2回塗らなければ本来の耐久性が発揮されません。
サイディング外壁をラジカル塗料で上塗り
※上塗りの様子です。中塗りと同じ材料を使います
中塗りが完了したら上塗り作業です。
上塗り作業は最終的な見た目となるためムラや塗り忘れがないよう気をつけなくてはいけません。
仕上げ塗装をしている時に雨が降った場合は塗装のしなおしとなります。
このため、外壁塗装では天気を毎朝必ず確認してから工事をはじめます。
塗装予定の日が雨だった場合は原則として塗り作業はおこないません。
雨で流されてしまうと塗料が無駄になるだけではなく施工不良も起こしやすくなるためです。
【宮崎県宮崎市】霧島の42坪のお家でコロニアル屋根をチョコレートカラーに塗装しました!
高圧洗浄や下地の補修後は、屋根の塗装作業を行いました。
コロニアル屋根の塗装では3つの工程があります。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
下塗りで密着性を高め、中塗りで耐用年数を延ばし、上塗りで美しく仕上げます。
それぞれの工程を紹介していきましょう。
コロニアル屋根を下塗り
洗浄後の屋根に透明な下塗り材を塗っていきます。
利用した下塗り塗料は、エスケー化研株式会社の2液型弱溶剤系塗料「マイルドシーラーEPO」です。
コロニアル屋根に適した塗料で、仕上げに使う「エスケープレミアムルーフSi」にも適応した製品です。
下塗り塗料は、屋根材と中塗り材の接着剤の役割があります。
下塗りをせずに中塗りをすると塗料はすぐに剥がれてしまうでしょう。
チョコレートカラーでコロニアル屋根に中塗り&上塗り
※中塗り完了後
もとの屋根の色に近いチョコレートカラーで塗装していきます。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使うのが基本です。
中塗りと上塗りで2回塗る理由は、塗料の耐久性を高めるためです。
1回しか塗らないと塗料の耐用年数は大幅に低下するでしょう。
今回使った仕上げ塗料はエスケー化研株式会社の「エスケープレミアムルーフSi」です。
耐用年数が7〜9年程度ある屋根用シリコン塗料で、多くの住宅で利用されている人気商品です。
※上塗り完了後
上塗りを完了したら、細部も塗装します。
その後は最終チェックで問題なければ足場を解体して工事完了です。
エスケーハウスでは屋根の塗装だけではなく補修も同時にできます。
「屋根が破損していて交換が必要」
「雨漏りしていて困っている」
こういった相談を受けていますので、ぜひご連絡ください。
宮崎市の他の工事をチェックしたい人はただいま施工中の記事も確認してみましょう。
【宮崎県宮崎市】学園木花台でサイディング外壁を「スーパーセラタイトF」で塗装しました!
今回はサイディング外壁をフッ素塗料で塗装した様子です。
フッ素塗料はフッ素樹脂を使った高耐久塗料です。
一般的に使うシリコン塗料よりも耐用年数が長く、外壁なら15〜20年近くもつでしょう。
サイディング外壁の工程もコロニアル屋根と同じく3段階あります。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
詳しく見ていきましょう。
窯業系サイディング外壁を「SDサーフエポ」で下塗り
エスケー化研株式会社の白い下塗り塗料「SDサーフエポ」で塗装しました。
「SDサーフエポ」は厚みのある下塗り材で、小さな傷を隠せる「サーフェーサー」に分類されます。
下塗りが乾燥するまで半日程度はかかるため、午前に塗装した場合は中塗りを午後か翌日以降に行うのが一般的です。
窯業系サイディング外壁を「スーパーセラタイトF」で中塗り
下塗りが完了したら次は中塗りです。
仕上げ塗りは中塗りと上塗りの2回行います。
今回利用した塗料はエスケー化研株式会社の「スーパーセラタイトF」です。
フッ素樹脂塗料と呼ばれる性能が高い水性塗料で、汚れにくく、劣化しにくい特徴があります。
耐用年数は18〜22年あり、このさき20年程度は塗装が必要ないでしょう。
スーパーセラタイトFはツヤの種類も選べます。
ツヤあり、半ツヤ、3分ツヤの3種類があるため好きな商品を塗りましょう。
ツヤがあるほど光を反射するため新築に近い仕上がりとなります。
ただし、ツヤありは眩しすぎる場合もあるため注意してください。
窯業系サイディング外壁を「スーパーセラタイトF」で上塗り
中塗りが乾燥したら上塗りです。
上塗り部分が薄く見えるのは、塗った直後だからです。
塗料は乾燥すると光沢を失ってやや暗く変化します。
以上が外壁塗装の作業です。
次は「付帯部」の塗装作業を行います。
【宮崎県宮崎市】花山手にある42坪の住宅で窯業系サイディング外壁の塗装工事を行いました!
窯業系サイディングの外壁を塗装した様子を写真付きで紹介していきます。
屋根と同じく、サイディング外壁でも以下の工程で塗装をします。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
作業状況を詳しく見ていきましょう。
窯業系サイディング外壁の下塗り工程
※窯業系サイディング外壁の下塗りの様子
窓や換気口を養生したら、サイディング外壁を白い下塗り塗料で塗装していきます。
使った塗料はエスケー化研株式会社の「水性SDサーフエポ」です。
先日補修したシーリングにも塗装をしていきます。
シーリングが完全に乾燥していないと施工不良が起こるため数日ほど間をあける必要がありました。
窯業系サイディング外壁の中塗り工程
※窯業系サイディング外壁の中塗りの様子(濃い色の部分)
下塗りを完了したら次は中塗りです。
今回は濃い目のグレーで塗装していきました。
使った塗料はエスケー化研株式会社の「エスケープレミアムシリコン」です。
価格と耐用年数のバランスに優れたラジカル制御形塗料です。
ラジカル制御形塗料とは、劣化因子である「ラジカル」を抑制する機能がある最新塗料です。
現在もっとも人気の「シリコン塗料」よりもコストパフォーマンスが高いため、今後の主流塗料になると考えられています。
窯業系サイディング外壁の上塗り工程
※窯業系サイディング外壁の中塗りの様子(濃い色に見える部分)
上塗りも「エスケープレミアムシリコン」を使っています。
色が異なるように見えますが、乾燥しているかどうかの違いだけで、実際は同じ色を使っています。
業者によっては中塗りを「仕上げ1回目」、上塗りを「仕上げ2回目」と呼ぶ場合もあるでしょう。
以上が窯業系サイディングの外壁塗装の様子です。
次回は付帯部を塗装していきます。
【宮崎県宮崎市】霧島にあるモルタル外壁の住宅でコロニアル屋根をセミフロンルーフのブラックで塗装
シーリングの補修後は、屋根塗装の解説をしていきます。
今回塗装するのはコロニアル屋根です。
コロニアル屋根とは、ケイミュー株式会社が販売しているセメント系の板状素材です。
「カラーベスト」「スレート材」などと呼ばれます。
コロニアル屋根は軽量で機能性が高く、価格が安いメリットがあるため住宅の多くで利用されています。
コロニアル屋根の塗装では以下の3工程が必要です。
- 下塗り作業
- 中塗り作業
- 上塗り作業
工程ごとに写真でチェックしてみましょう。
コロニアル屋根を「KFマイルドシーラー」で下塗りしました!
※シーラーで濡れて暗く見えている部分が下塗り
今回の工事では「KFマイルドシーラー」というKFケミカル株式会社の製品を使っています。
塗装する前の屋根は吸湿性が高いためにそのまま仕上げ塗装をすると施工不良を引き起こします。
また、密着性が不足しているため下塗りをして中塗りの付着力を高める必要があるのです。
DIYをする場合に下塗りをせずに塗装する方がいらっしゃいますが、ほとんどは数年で剥がれてしまうでしょう。
コロニアル屋根を「セミフロンルーフ」のスレートブラックカラーで中塗りしました!
※コロニアル屋根の中塗りの様子。右側の暗い部分が塗装済み
仕上げ塗料を使って塗装をしています。
仕上げ塗料は中塗り、上塗りの2回塗りが必要です。
1回塗りにしてしまうと厚みが不足して耐用年数が短くなるためです。
コロニアル屋根を「セミフロンルーフ」のスレートブラックカラーで上塗りしました!
※コロニアル屋根の上塗りの様子
最後は上塗りです。
見栄えに影響を与えるもっとも重要な工程ですので、丁寧に塗装していく必要があります。
屋根塗装が終わったら、次は外壁塗装の紹介です。
【宮崎県宮崎市】花山手にある41坪の住宅でスレート屋根の塗装を行いました!
今回はスレート屋根を塗装する様子を紹介していきます。
スレート屋根とは、セメントや岩盤で作る板状の薄い屋根材です。
安価で施工しやすく、日本の住宅では特に人気が高いです。
コロニアル屋根の塗装では3つの作業が必要です。
- 下塗り作業
- 中塗り作業
- 上塗り作業
写真と一緒に、それぞれの工程を確認してみましょう。
スレート屋根の下塗りです!
※ぬれて黒く見える部分が下塗り
いきなり仕上げ塗料を塗ってしまうと屋根の塗装は数年で剥がれてしまいます。
そのため、透明な「シーラー」と呼ばれる材料で下塗りをしていきました。
今回は「KFマイルドシーラー」と呼ばれる、KFケミカル株式会社の製品を使いました。
スレート屋根の中塗りをしました!
※スレート屋根の中塗り後の様子
下塗りをしたらいよいよ仕上げ塗料の出番です。
仕上げ塗料は中塗りと上塗りの2回塗りが必要です。
1回だけしか塗らないと塗膜が十分な耐久性を確保できずに剥がれやすくなるでしょう。
中塗りは上塗りと同じ塗料を使います。
今回は「セミフロンルーフ」と呼ばれるKFケミカル株式会社の製品を利用しました。
天気が良くて気温が高ければ中塗りは1日以内に乾きます。
人手があれば、午前で中塗りをして、午後に上塗りをすることも可能でしょう。
また、屋根用塗料には遮熱塗料と呼ばれる種類があります。
光による熱の発生を抑制する機能があり、夏場の冷房費用を節約できるメリットがあります。
スレート屋根の上塗りの様子です!
※スレート屋根の上塗り作業の様子
最後は上塗りをしていきます。
上塗り後は屋根にあがると足跡が残ってしまうため、仕上がり後の場所はできるだけ踏まないようにします。
しかし、スレート屋根の場合は雨漏り防止用の隙間を作らなくてはいけないため、塗装後に屋根にあがって隙間を作る「縁切り」という作業を行います。
タスペーサーと呼ばれる道具を使えば仕上がり後の足跡を防止できるため、きれいに仕上げたい場合はご相談ください。
【宮崎県宮崎市】霧島の42坪のお家でコロニアル屋根の洗浄と補修作業を行いました!
宮崎市の霧島にある42坪のお家で、コロニアル屋根の塗装工事を行います。
今回は、下地処理として高圧洗浄を行っていきました。
屋根工事のためにコロニアル屋根の周辺に仮設足場を設置
まずは足場を設置して養生シートを張ります。
屋根塗装では塗料が高所から飛び散る危険があるため周囲をシートで覆わないと隣家に迷惑がかかります。
また、足場がないと職人が屋根の端で安心して塗装できなくなり、作業性が低下するでしょう。
作業性が低下すれば工事期間が延長され、人件費のぶんだけ工事費用が増えてしまいます。
コロニアル屋根の高圧洗浄
屋根に登って高圧洗浄機で洗っていきました。
洗浄しないと新しい塗装が剥がれやすくなり、塗装工事が無駄になります。
剥がれかけている塗装や、カビなどを念入りに落としてから下塗り作業に入る必要があるのです。
屋根の端までしっかりと洗浄していきます。
洗浄後の屋根は滑りやすく、洗う際は落下する危険があるため、足場は欠かせません。
小さな隙間も念入りに洗っていきます。
どれだけ洗浄作業を丁寧に行ったかで塗料の剥がれやすさが変化し、塗装の耐用年数が大きく変わります。
コロニアル屋根の補修
コロニアル屋根の一部が割れていたため、補修作業も行いました。
屋根のひび割れは放置すると雨が侵入して内部が劣化していきます。
最悪の場合は内部の防水シートまで劣化して雨漏りを引き起こすでしょう。
コロニアルは安価で板状のため割れやすい屋根材です。
屋根材の破損を放置すれば内部がぼろぼろになってしまい、次回のメンテナンス時に補修費用が高くなるでしょう。
破損を見つけた段階で早急に修理するようにしてください。
高圧洗浄や下地補修が完了したら、次は下塗りを行っていきます。
【宮崎県宮崎市】島之内でセメント瓦屋根の高圧洗浄を行いました!
宮崎市の島之内にある45坪のお家で、以下の工事を行いました。
- 住宅の屋根塗装
- 車庫の屋根塗装
このうち、今回は下地処理として高圧洗浄を行っていきました。
屋根工事のために仮設足場を設置
※施工前の屋根の状況です。
屋根だけの工事だとしても足場の設置が必要です。
「屋根だけならハシゴの設置で十分では?」と考える人もいるかも知れません。
しかし、屋根には側面の塗装も含まれるため、ハシゴでは安全性と作業性が確保できません。
側面の塗装がない場合でも、屋根に上るために足場が必要な場合もあります。
安全性と作業性が低下すると工事が進みにくくなり、工期が延びてしまうでしょう。
工期が延びれば人件費がかかるため、工事費用が増えてしまいます。
屋根だけの工事でも基本的には足場は必要なのです。
住宅の屋根に登って高圧洗浄を実施
全部で170平方メートルもある屋根を高圧洗浄機で洗っていきます。
今回のお家の屋根は汚れや劣化が目に見えて発生していました。
洗浄しないで塗装をすると、新しい塗料がすぐに剥がれてしまうため、屋根に付着している汚れや古い塗装を念入りに剥がしていきます。
カビが生えている場合はバイオ洗浄を実施する場合もあります。
バイオ洗浄とは、薬品を使って屋根のカビを効果的に除去する工法です。
繁殖予防の効果も期待できるため、コケやカビが広範囲で発生している屋根で活用できます。
洗浄後は、劣化状況に応じてコーキングやパテで補修を行います。
なお、屋根で雨漏りが発生している場合は高圧洗浄をすると室内に水が漏れるおそれがあります。
屋根の塗装作業では雨漏りは改善しませんので、洗浄作業より前に必ず雨漏りの修理を行いましょう。
高圧洗浄が終わったら次は屋根の下塗りを行います。
【宮崎県宮崎市】清武町で軒天・雨樋・雨戸塗装を行いました!
最後は付帯部の塗装です。
付帯部とは、外壁や屋根の大きな面ではなく、「軒天」や「雨樋」、「雨戸」といった細部のことです。
付帯部の例には以下があります。
- 「軒天」屋根の裏側や、2階バルコニーの下にある天井部分
- 「雨樋」屋根の雨を地上に誘導するための受け皿やパイプ
- 「雨戸」強風や防犯などのために外部から窓を覆うための建具
- 「破風」屋根の側面の板のうち、雨樋が取り付けられていない部位
- 「鼻隠し」屋根の側面のうち、雨樋が取り付けられている部位
今回塗装した軒天、雨樋、雨戸の施工現場をそれぞれチェックしてみましょう。
軒天の塗装
軒天の塗装も屋根や外壁と同じく3回塗りが基本です。
透明なシーラーで下塗りをしてから、仕上げ用塗料で2回塗り重ねます。
最終的には白色で仕上げました。
軒天の下地素材によっては放置すると雨で腐食し、雨漏りを引き起こす可能性もあります。
カビが発生しやすい部位でもあるので定期的に劣化状況をチェックすることをおすすめします。
雨樋の塗装
次は雨樋の塗装です。
軒天同様に白色で仕上げています。
雨樋は破損しやすい部位なので、台風シーズンが終わったあとに劣化していないかチェックしておくことをおすすめします。
雨戸の塗装
雨戸の塗装です。
雨戸は隙間にハケやローラーが入りにくいため、周辺すべてを養生テープやビニールシートで保護してから、吹き付け塗装をしています。
雨戸は風や雨を直接受ける部位ですので劣化しやすいため、外壁や屋根の塗装をする際には一緒に塗り替えをしておきましょう。
以上が、宮崎市清武町のお家における屋根・外壁・付帯部塗装の作業風景です。
他にも玄関ドアの塗替えや、破風板の板金巻きなども行いました。
外壁や屋根だけではなく付帯部も十分に塗装したい場合はぜひエスケーハウスにご相談ください。
宮崎市での他の工事の状況は施工中の工事でも紹介しているため、ぜひチェックしてみましょう。