【宮崎県宮崎市】橘通にある住宅でALC外壁を塗装しました!
屋根塗装の次はALC外壁の塗装を紹介します。
ALC外壁の塗装も下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りをおこないます。
ALCとは、軽量気泡コンクリートのことです。
内部に気泡を閉じ込めたコンクリートで、頑丈かつ軽量な素材です。
一方で、吸湿性が高いために塗装をしなければすぐに劣化してしまう欠点もあります。
ALC外壁を下塗りしました!
※下塗りをしている様子
基本的な手順はサイディングやモルタル外壁と変わりません。
最初は下塗りで吸水性を抑えたり、中塗りの密着性を高めます。
今回は白くて厚みのある塗料で下塗りをしました。
厚塗りすることで傷を隠しやすく、凹凸がある外壁でも塗りそこねが防げるメリットがあります。
ALC外壁をグレー系で中塗りしました!
※グレーっぽい部分が中塗りです
次は中塗りです。
中塗りではグレー系の塗料を使いました。
中塗りと上塗りでは同じ塗料を使います。
なぜなら、同じ塗料で2回塗らないと十分な耐久性能が発揮できないためです。
1回しか塗らないと厚みが不足してしまい、耐用年数が短くなるでしょう。
「厚みが足りないのなら1回で厚塗りすればいいのでは?」と考えるかもしれませんが、塗料には1度に塗ってもいい厚さが決まっています。
それ以上の厚さで塗ると、施工不良を起こしてしまうのです。
このため、仕上げ塗料を中塗りとして1度乾燥させてから上塗りで再度塗装します。
ALC外壁をグレー系で上塗りしました!
※やや白く見える部分が上塗りです。中塗りの写真と色が違うように見えるのは光の加減によるものです
最後に上塗りをして完了です。
上塗りの際は塗りそこねがないかもしっかりとチェックしていきます。
特に凹凸が多い外壁だと上から見たら問題ないけれど下から見たときだけ塗りそこねがあると気づくこともあります。
さまざまな角度からチェックする必要があるのです。
【宮崎県宮崎市】佐土原町にある築19年の住宅で180平方メートルのサイディング外壁を塗装しました!
今回は窯業系サイディングの塗り替えを紹介します。
屋根と同じく、サイディング外壁も以下の工程で塗装をします。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
それぞれの様子を写真を見ながら解説していきます。
窯業系サイディングを「水性SDサーフエポ」で下塗り
※窯業系サイディング外壁の下塗りの様子
外壁の白い部分は下塗りが完了しています。
下塗りで使った塗料はエスケー化研株式会社が販売する「水性SDサーフエポ」です。
サーフェーサーと呼ばれる厚みがある下塗り材で、塗ることで小さな傷を隠せるメリットがあります。
窯業系サイディングを「エスケープレミアムシリコン」で中塗り
※窯業系サイディング外壁の中塗りの様子(濃い色の部分)
中塗りで使った塗料はエスケー化研株式会社が販売する「エスケープレミアムシリコン」です。
「ラジカル塗料」という最新の塗料グレードに分類され、費用対効果が高い商品です。
耐用年数は14〜16年程度あり、今回の塗装後10年以上は塗り替えが必要なくなるでしょう。
「エスケープレミアムシリコン」は中塗りだけではなく上塗りでも利用します。
同じ塗料で2回塗るのは外壁塗装では一般的な手法です。
なぜなら、塗料は2回塗ることで性能を最大限発揮できるように製造されているからです。
1回しか塗らないと見栄えが悪くなったり、耐用年数が短くなったりするでしょう。
窯業系サイディングを「エスケープレミアムシリコン」で上塗り
※窯業系サイディング外壁の上塗りの様子(中間で中塗りと上塗りに分かれています)
「エスケープレミアムシリコン」を使った上塗りの様子です。
色が違うように見えるのは、乾燥しているかどうかの違いや光の加減などが理由です。
お客様の要望によって中塗りと上塗りで色を少しだけ変える場合もあります。
以上が佐土原町の住宅で行った塗装の様子です。
他にも付帯部工事などもおこないました。
宮崎市の工事事例をもっと見たい場合は施工中の現場でも紹介しています。
【宮崎県宮崎市】花山手にある42坪の住宅で雨戸や雨樋、軒天などの付帯部を塗装しました!
屋根と外壁の塗装が一通り終わったら付帯部の塗装です。
付帯部とは、「破風」や「雨樋(あまどい)」、「軒天」といった、外壁や屋根以外の部位のことです。
今回は、以下の付帯部を塗装しました。
- 雨戸
- 雨樋
- 軒天
- 破風
- 玄関柱
このうち、雨戸と雨樋、軒天の様子を写真で見ていきましょう。
雨戸の塗装
※雨戸を外して上塗りした様子
雨戸とは、風などで窓が割れないように保護する板です。
雨戸は狭い隙間が多いため、吹き付けで塗装する手法が一般的です。
ハケで塗装することもあります。
今回は白色で雨戸を塗装していきました。
雨樋の塗装
※雨樋の受け皿を塗装した様子
雨樋とは、屋根の雨水を地上に流す付帯部です。
今回の工事では白で塗装しました。
軒天の塗装
※破風を塗装した様子
破風とは、屋根の裏側にある天井部分です。
こちらも他の付帯部同様に白色で塗装しています。
破風は光が当たりにくく色が暗く見えるため、もっとも明るい白色で塗装するのが一般的です。
他にも玄関柱や破風といった付帯部を塗装しました。
付帯部は外壁や屋根に比べると目につきにくいため軽視しがちです。
しかし、雨漏りを引き起こしやすい部位でもあるため外壁や屋根を工事する際は一緒に塗装しましょう。
上記で、宮崎市の花山手における塗装工事は完了です。
塗装工事における全体の作業工程としては、以下の日数が目安となります。
- 足場の設置や高圧洗浄、シーリング補修:3〜7日
- 屋根塗装:2〜5日
- 外壁塗装:2〜5日
- 付帯部塗装:1〜3日
塗装工事はおおよそ2〜3週間程度で完了するでしょう。
雨が続いた場合は1ヶ月程度かかるケースもあります。
宮崎市の他の工事現場を知りたいならただいま施工中の記事もぜひ確認してみてください。
【宮崎県宮崎市】清武町にあるガルバリウム鋼板屋根のお家で雨樋・雨戸・軒天などの塗装を行いました!
屋根と外壁の塗装が完了したら「付帯部」の工事があります。
付帯部とは、屋根や外壁の広い面以外の部位をさします。
付帯部の例には以下があります。
- 雨樋
- 雨戸
- 軒天
- 破風
今回は雨戸と雨樋、軒天、さらにはバルコニーの塗装を行っていきました。
雨樋の塗装
※縦に通っている黒いパイプが、上塗りをした雨樋です
雨樋とは、屋根から落ちてくる水を地面に誘導するためのパイプや受け皿のことです。
雨樋が劣化すると破損しやすくなり、雨漏りの原因となるでしょう。
今回は雨樋を黒系の色で塗装しています。
軒天の塗装
※軒天の上塗り後の様子です
軒天とは、屋根の裏側の天井や、2階バルコニー床の裏にある1階部分の天井などのことです。
屋根の裏側の軒天は白で塗装する場合が多いです。
理由は、軒天が暗い色に見えやすいためです。
天井なので太陽光が当たりにくく、地上から見たときに色がくすんでみえてしまいます。
このため、軒天は光沢がある塗料を白色で塗装するケースが多いのです。
雨戸の塗装
※窓の上部についているのが雨戸です
雨戸とは、風や飛来物から守るために窓を守るために設置する防護板です。
木製や金属製などがあります。
バルコニーの塗装
※バルコニーを塗装している様子
この住宅ではバルコニーの床塗装もおこないました。
バルコニーの床は防水塗装と呼ばれる特殊な工事が必要です。
雨を防ぐための防護膜(防水層)を作ってから、その防水層を守るために表面を塗装(トップコート)します。
防水層やトップコートが不十分だと床の塗装が剥がれてしまい、雨水がひび割れ部などに浸透して雨漏りを引き起こすおそれがあるでしょう。
以上が、清武町における住宅塗装の様子です。
他にも宮崎市の現場を知りたい場合はただいま施工中のページで紹介しています。
【宮崎県宮崎市】清水にある53坪の住宅で雨戸の塗装をしました!
今回は付帯部と呼ばれる「雨戸」などの付帯部塗装を紹介します。
付帯部とは、外壁や屋根の主な面以外の細部のことです。
具体的には以下が付帯部に当てはまります。
- 雨戸
- 破風
- 雨樋
- 軒天
細かい部位ですが、塗装をしておかないと劣化して雨漏りやカビが発生してしまうでしょう。
付帯部は単体で工事をすると足場費用などで割高になるため、外壁や屋根と同時に塗装することを推奨しています。
もし外壁や屋根の塗装を検討しているのなら付帯部塗装も一緒に業者に依頼しましょう。
付帯部をハケで塗装
※上塗りをしている光景です
いきなり上塗りの光景ですが、まずはローラーで塗装できない狭い場所をハケで塗っていきます。
付帯部の塗装も外壁同様に3回塗りです。
下地の劣化が軽度の場合は下塗りをしない場合もあります。
付帯部ではローラーよりもハケが活躍する機会が多いです。
特に雨樋や雨戸のように細かい部品が多い塗装場所はハケが重要です
雨戸をローラーで塗装
※施工場所は中塗りの写真とは異なります
雨戸をローラーで上塗りしている様子です。
ムラができないよう丁寧に塗装していきました。
写真はありませんが、他にも外壁のシーリング補修や破風の塗装、雨樋の塗装なども行っています。
今回は外壁と付帯部の塗装が中心でしたが、屋根塗装を一緒に行った場合でも2〜3週間程度で全行程が完了します。
また、雨漏りしている場合は塗装をする前に修理が必要です。
エスケーハウスでは雨漏り修理にも対応していますので「塗装以外は別業者に依頼が必要なのかな?」と思った場合でも、まずはご相談ください。
今回の事例以外でも宮崎市で多数の塗装工事をしています。
他の工事状況を見たい場合はただいま施工中のページでチェックしてみてください。
【宮崎県宮崎市】霧島にあるモルタル外壁の住宅で雨戸・軒天・雨樋などの付帯部を塗装を実施
宮崎市の霧島にあるモルタル外壁の住宅で、今回は付帯部の塗装を紹介していきます。
付帯部の種類としては以下があります。
・破風:屋根の側面にある板
・雨戸:窓を風や雨などから保護する板
・雨樋:屋根の雨水を地上に送るための受け皿とパイプ
・軒天:屋根の裏側にある天井部分
このうち、今回は「雨戸」と「軒天」、「雨樋」の塗装を写真つきで紹介していきます。
雨戸を塗装している様子
※雨戸を白で塗り替えしている写真
雨戸の上部の写真です。
雨や紫外線を受けると雨戸の表面が劣化していき、いずれは錆びたりひび割れたりします。
そういった問題を防ぐために定期的な塗装で保護する必要があるのです。
雨戸が劣化してしまうと雨漏りの原因にもなるため、外壁や屋根を塗装する際は一緒に施工しておきましょう。
軒天を塗装している様子
※軒天の下塗りをしている段階です
軒天は天井にあるため暗くなりやすいです。
そのため少しでも明るく見せるために白系で塗るのが一般的です。
今回の塗装でも白を選んでいます。
雨樋を塗装している様子
※雨樋を白で塗装している写真
雨樋も劣化すると雨漏りを引き起こしやすい部位です。
なお、雨樋が台風などで破損した場合は塗装だけでは直せません。
部分補修や交換が必要となるでしょう。
台風で雨樋が破損した場合は火災保険が使えるケースがあります。
塗装工事には適用が難しいですが、火災保険で交換修理や補修をすれば費用を安くできる可能性があるでしょう。
詳しくはエスケーハウス株式会社までご相談ください。
以上が、宮崎市の霧島における住宅の塗装工程です。
宮崎市でのほかの工事状況を知りたい場合はただいま施工中でも確認が可能です。
ぜひチェックしてみてください。
【宮崎県宮崎市】橘通にあるALC外壁の住宅でスレート屋根の塗装をおこないました!
今回は橘通にあるALC外壁の住宅で、スレート屋根を塗装する様子を写真で解説していきます。
スレート屋根は、セメントを中心に作られる素材で、安価かつ軽量なために非常に人気があります。
スレート屋根の塗装では以下の3工程があります。
- 下塗り作業
- 中塗り作業
- 上塗り作業
それぞれの工程を写真付きでチェックしていきましょう。
スレート屋根の下塗り
※左側の少しだけ黒い部分が下塗りした場所
シーラーと呼ばれる透明な下塗り材を塗装していきます。
下塗り材がないとせっかく塗装をしてもすぐに剥がれてしまうため、重要な工程です。
スレート屋根の中塗り
※左上の白い部分がないところが中塗りした場所
下塗り後は中塗りをします。
中塗りとは、仕上げ塗料を使った1回目の塗装です。
仕上げ塗料は中塗りと上塗りで2回使います。
1回で仕上げない理由は、厚く塗るためです。
1回塗装して乾燥させ、さらに1回塗ることで非常に厚くて耐久性が高い塗装が実現します。
このため、中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。
スレート屋根の上塗りの様子です!
※上塗り完了後の様子です
中塗りが乾燥したら上塗りをしていきます。
中塗りは通常、半日〜2日程度で乾燥します。
晴れた日で気温が高ければ3〜4時間程度で乾燥することもあるでしょう。
上塗りをしたら、スレート屋根では縁切りをします。
縁切りとは、塗装によってふさがってしまったスレートの隙間をあけなおすことです。
屋根に隙間があると不安に思うかもしれません。
しかし、スレートに隙間がないと、屋根材の裏側に入り込んだ雨水を排出できなくなります。
雨水を排出できないと屋根が腐食してしまう原因となるでしょう。
縁切り作業をする際に上塗り済みの屋根を踏んでしまうため、仕上がりが悪くなります。
このため近年ではタスペーサーと呼ばれる道具を使って縁切り作業を省略する工法も存在します。
【宮崎県宮崎市】学園木花台で雨樋や破風などの付帯部を白色で塗装しました!
屋根と外壁の塗装後は付帯部工事をします。
付帯部とは、外壁や屋根の主な塗装面以外の部分です。
今回の工事では以下の付帯部を塗装しました。
- 雨戸
- 雨樋
- 軒天
- 破風
このうち、雨戸や雨樋、軒天の様子を紹介します。
雨戸の塗装
雨戸とは窓を風や雨から守る戸です。
薄い外壁の色に合わせて白系の色で塗装しました。
雨戸はローラーでは隙間が塗れないため吹き付け塗装をするのが一般的です。
吹き付け塗装をする場合は周囲に塗料が付着しないよう、徹底的に養生します。
雨樋の塗装
雨樋とは屋根の雨水を地上に送るための受け皿とパイプです。
雨樋がないと雨水が外壁に流れてしまい雨漏りや劣化の原因となるでしょう。
接合部といった細かい隙間が多いためハケで塗ることが多いです。
今回のお家では雨樋を白で塗装しています。
外壁を塗った後に塗装するため、仕上げた壁に白い塗料が付着しないよう養生を行います。
軒天の塗装
※写真ではグレーに見えますが、これは光の加減によるもので、実際には白色です
軒天とは屋根の裏面や、バルコニー床の裏側にある天井です。
陰になりやすい部位のため色が暗くなる特徴があります。
このため、軒天は少しでも明るく見えるように白で塗装しました。
他にも、写真はありませんがバルコニー床を2液のシリコン樹脂で塗装したり、破風の塗装や屋根板金を交換したりもしています。
また、破風は劣化状態によっては張り替えも行います。
今回も1枚だけ張り替え作業をしました。
付帯部の塗装は全工程で1〜3日程度となるでしょう。
雨が降れば施工できないため、天候不良が続けば1週間程度かかることもあるでしょう。
宮崎市の工事事例を他にも知りたいならただいま施工中をチェックしてみてください。
【宮崎県宮崎市】大字田吉で雨樋や雨戸、破風などの付帯部を塗装しました!
屋根と外壁の塗装が完了したら最後に雨樋や雨戸といった付帯部工事を行います。
付帯部とは、外壁や屋根の主な塗装面以外の部分です。
今回の工事では以下の付帯部を塗装しました。
- 軒天
- 雨樋
- 破風
- 雨戸
- 窓枠
他にも雨漏りチェックのための散水テストをしています。
雨戸の塗装
茶色の塗料で雨戸を塗りました。
光の加減で黒っぽく見えますが実際には茶色系です。
雨戸とは、窓を風や雨から守る戸のことです。
雨戸は隙間が多くてローラーではすべてを塗れません。
そのため、1枚ずつ羽根をハケで塗っていくか、吹き付け塗装をする必要があります。
雨樋と軒天の塗装
雨樋も茶色系で塗装をしました。
雨樋とは、屋根の雨水を地上に流すパイプ部分です。
屋根の雨が外壁に流れて雨漏りを起こさないようにする役割があります。
軒天は白で塗装しています。
天井部は陰になるため、明るい色を使わないと見た目が暗くなってしまうでしょう。
写真はありませんが他にも窓枠や破風を茶色に塗装しました。
破風とは、屋根の側面のうち雨樋が付いていない面のことです。
また、このお家では過去に北面に雨漏り箇所があったためコーキング補修をしていたとお聞きしました。
そのため、建築士が立ち会いして散水調査をしています。
散水調査とは、実際に水を流して雨漏りがないかどうかを調べる手法です。
付帯部の塗装作業は全部で1〜3日程度かかります。
作業内容と塗装場所の数によっては吹き付け塗装の準備などで手間がかかるため工期が延びるでしょう。
今回のお家は20坪と小規模でしたが、外壁で114平方メートル、屋根で75平方メートルと塗装箇所はたくさんありました。
同規模の住宅で雨漏り修理と塗装の両方を考えている方はぜひエスケーハウスにご相談ください。
宮崎市での他の工事事例を知りたいならただいま施工中も確認してみてください。
【宮崎県宮崎市】霧島にある住宅でモルタル外壁の塗装を実施
宮崎市の霧島にある住宅でモルタル外壁を塗装した工程を解説します。
モルタル外壁も屋根同様に下塗り〜上塗りまでの3工程が基本です。
今回は下塗りで弾性塗料を使いました。
弾性塗料とは弾力性がある塗料のことで、ひび割れが起こりにくい特徴があります。
ひび割れが起こりやすいモルタル外壁に適した塗料のため今回使用しています。
なお、サイディング外壁では弾性塗料は逆に施工不良を引き起こすため、使わないよう注意してください。
モルタル外壁を「弾性プレミアムフィラー」で下塗りした様子
※白い部分が下塗り済み
まずは「弾性プレミアムフィラー」という弾力性がある塗料で下塗りをしていきます。
これによりひび割れしにくい塗膜が得られます。
モルタル外壁を「エスケープレミアムシリコン」で中塗りした様子
※黄土色の部分が中塗り済み
エスケー化研株式会社の「エスケープレミアムシリコン」で中塗りをしていきます。
エスケープレミアムシリコンは、最先端の塗料グレードである「ラジカル制御形塗料」です。
塗料の劣化因子である「ラジカル」を抑制して長持ちさせる特徴があります。
耐用年数はおおよそ14〜16年あると考えられています。
モルタル外壁を「エスケープレミアムシリコン」で上塗りした様子
※右側が上塗り済み
上塗りも「エスケープレミアムシリコン」を使います。
塗装後は1〜3日ほど乾燥させれば壁にさわることができるようになります。
内部まで完全乾燥するには1周間はかかるため、さわれるからといって指でこするといったことはやめましょう。
仕上がりが崩れるおそれがあります。
以上がモルタル外壁の塗装工程です。
屋根と外壁の塗装が終わったあとは、付帯部を施工していきます。
【宮崎県宮崎市】橘通にあるALC外壁の住宅で高圧洗浄とシーリング補修作業をしました!
宮崎市の橘通にあるALC外壁の住宅で以下の工事をおこないました。
- 屋根と外壁の高圧洗浄
- スレート屋根の塗装
- ALC外壁の塗装
- 屋上防水や軒天などの塗装
今回は、足場の設置後におこなう外壁・屋根の洗浄と、シーリングの打ち替えを紹介していきます。
屋根と外壁の高圧洗浄
※屋根を高圧で洗浄している様子
足場を設置して養生シートを張ったら、屋根と外壁の高圧洗浄をおこないます。
高圧洗浄とは、高圧力で噴出する水で屋根や外壁を洗う作業です。
なぜ高圧洗浄が必要なのかといえば、塗装の密着性を高めるためです。
屋根や外壁をそのまま塗装すると、汚れやほこりが塗料と下地のあいだに入り込んでしまい塗装が剥がれやすくなります。
そういったトラブルを避けるために、塗装前には必ず高圧洗浄をおこなうのです。
なお、水をかけると錆びる金属や、木材には高圧洗浄はおこないません。
シーリングの補修作業
※既存のシーリングにプライマーを塗装している様子
高圧洗浄を終えたらシーリングの補修です。
シーリングとは、外壁の目地やひび割れを埋めるためのゴム状の補修材です。
シーリングで隙間を埋めることで雨が外壁の内部に侵入するのを防ぎ、住宅の寿命を長く保てるようになります。
シーリング補修では最初にプライマーを塗装します。
プライマーとは、シーリング材を密着させるための下塗り材です。
プライマーを塗らずにシーリングを補修してもすぐに剥がれてしまうでしょう。
※シーリングガンで充填している様子
シーリング材を、特性の打ち出し器具(シーリングガン)を使って隙間に充填していきます。
※シーリングの補修完成の様子
シーリングを充填後に平らにならしたら、上記の写真のように補修完了です。
シーリングの補修を紹介したあとは、屋根塗装を解説していきます。
【宮崎県宮崎市】清水にある53坪の住宅で窯業系サイディング外壁を塗装しました!
宮崎県宮崎市の清水にある53坪の住宅で窯業系サイディングの外壁塗装をしてきました。
今回は、外壁の塗装過程を紹介していきます。
外壁の塗装では以下の3工程が必要です。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
それぞれの塗装状況を写真付きでチェックしていきましょう。
外壁を「水性SDサーフエポ」で下塗り
※白い部分が下塗りをした場所です
SDサーフエポは、厚みのある下塗り材です。
小さな傷や凹凸を隠せる特徴があるため、サイディングボードの塗装でよく利用します。
今回使っているのは水性塗料のため、人体や環境に優しいメリットもありました。
水性塗料で下塗りをしたら次は中塗り作業を行います。
外壁を「エスケープレミアムシリコン」で中塗り
※中塗り後の外壁状況です
下塗り後は1回目の仕上げ塗装(中塗り)をしていきます。
仕上げ塗装は中塗りと上塗りの2回おこないます。
1回だけだと塗装の耐久性が足りず、本来の性能を十分に発揮できないためです。
中塗りと上塗りは「エスケープレミアムシリコン」を使いました。
エスケープレミアムシリコンは、近年登場したラジカル塗料という新しい種類の材料です。
従来のシリコン塗料よりも高い耐久性がありながら、価格はほとんど変わりません。
中塗りをしたら次は上塗り作業です。
外壁を「エスケープレミアムシリコン」で上塗り
※上塗り作業中の写真です
上塗りも「エスケープレミアムシリコン」を使いました。
中塗りの写真より暗く見えるかもしれませんが、光の加減によるものです。
実際には同じ色をしています。
下塗りから中塗り、上塗りまでにかかる日数は5日〜1週間程度です。
雨が降ると工期が延びるため2週間かかる場合もあります。
外壁の塗装が終わったら次は雨戸などの付帯部塗装を紹介していきます。